NURO光を申し込むと、宅内工事の際にONU(※)が設置されます。
このONUは、ONUとしての役割だけでなく、ひとつの回線から複数の端末に接続するために必要なルーター(有線・無線)の機能も併せ持っています。
これにより、自前でルーターを準備する必要がなく、工事が完了したその日から家じゅうの端末でインターネットを使うことが可能です。
ここでは、NURO光のONU(NURO光ではONUホームゲートウェイと呼んでいます)に内蔵されたルーター機能について解説します。
※光回線の光信号をデジタル信号に変換する装置。回線終端装置とも言われる。ADSL回線におけるモデムと同じ役割。
目次
NURO光のONUのルータースペックを詳しく解説
NURO光のONUは5種類で、ルーターとしてのスペックは以下のようになっています。
(表の下にいくほど新しい機種となります)
型番 | LANポート | USBポート | 無線LAN規格 | 無線周波数 |
---|---|---|---|---|
ZXHN F660T | 3個 | 1個 | IEEE 802.11a/b/g/n (最大速度450Mbps) |
2.4GHz 5.0GHz |
HG8045j | ||||
HG8045D | ||||
ZXHN F660A | IEEE 802.11a/b/g/n/ac (最大速度1.3Gbps) |
|||
HG8045Q |
それぞれの項目について詳しく解説します。
有線LANポート数は3
NURO光のONUには、最大3つまで端末を有線接続して使うことができます。
もし3つでは足りない場合、「スイッチングハブ」を別途用意し、ONUのLANポートに繋いで使うとよいでしょう。
スイッチングハブとは、多数のLANポートが並んだネットワーク中継機器です。
5ポートのスイッチングハブで約2,000円、8ポートハブだと3,000円程度で手に入ります。
USBポートに接続したHDDのデータを共有できる(NAS機能)
NURO光のONUには、すべての機種で本体にひとつ、USBポート(USB 2.0に対応)がついています。
このUSBポートに外付けHDDやUSBフラッシュメモリを繋ぐと、LAN内の端末でデータを共有する「簡易NAS機能」が使えます。
この機能を使うと、たとえば、デジカメをUSBポートに繋ぎ、写真を取り込んでプリンタで印刷したり、パソコンで編集したりすることができるようになるなど、とても便利です。
無線LAN規格は最大速度1.3Gbps
5種類のONUのうち、新型の2機種F660AとHG8045Qは、無線LAN(Wi-Fi)規格IEEE 802.11acに対応しています。
11acは2018年3月現在最新の無線LAN規格であり、最大速度は433Mbps~6.93Gbpsとなっています。
NURO光のONUは最大速度1.3Gbpsです。これは市販のルーターだと、7,000~12,000円クラスに該当します。
旧機種のIEEE 802.11n(最大450Mbps)でも十分速いですが、NURO光の高速回線の長所を生かすためにも、新型のONUに交換するとよいでしょう(交換方法は後述します)。
IEEE 802.11ac(または旧機種で11n)通信に切り替えるには、ONUのセットアップ画面にログイン後、それぞれのONUの手順に従って設定します。
<ログイン方法>
・セットアップ画面アドレス:「192.168.1.1」を検索バーに打ち込む
・ユーザー名:admin
・パスワード:admin
・F660A、Tの設定…「ネットワーク」→「無線LAN RF5G」→「基本設定」で「動作モード」を「IEEE 802.11ac Only」または「IEEE 802.11n Only」に設定
・HG8045jの設定…「無線LAN」タブから「5Gワイヤレス」→「基本設定」→「802.11モード」を「802.11n のみ」に設定
・HG8045Q、Dの設定…「WLAN」タブから「5G詳細ネットワーク設定」→「モード」を「802.11a/n/ac」または「802.11a/n」に設定
混雑しにくい5.0GHz帯域を利用できる
NURO光のルーターでは、すべての機種で混雑の少ない5.0GHz帯域を利用できます。
無線LANで利用できる周波数帯には2.4GHz帯と5.0GHz帯がありますが、このうち2.4GHzは、産業科学医療用(ISM)の周波数帯とかぶっており、家の中の電子レンジやコードレス電話、Bluetoothの電波と混雑しやすいという特徴があります。
2.4GHz帯と比べ、5.0GHzは生活上の電波と干渉しにくいのが利点です。
画像:総務省電波利用ホームページ「我が国の電波の使用状況」平成29年6月PDFより
2.4GHzから5.0GHzへの切り替えは、アクセスポイント(ネットワーク名)を選択することにより行います。
スマホやパソコンで接続可能なアクセスポイントを探すと、以下のように2つのネットワーク名が表示されます。
末尾Aが5.0GHz、末尾Gが2.4GHzのネットワーク名です。
ネットワーク名はONU側面のラベルにも記載されていますので、確認して接続しましょう。
出典:NURO光公式「NURO 光で無線 LAN 接続ができない」(https://support.so-net.ne.jp/supportsitedetailpage?id=000011106)
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旧型ONUは新型ONUへ交換可能
無線LAN規格が最新のものを使えることから、NURO光のONUはなるべくなら最新機種にしたいところです。
NURO光開通時に持ってきてもらったONUが古いタイプだったから変えてもらったら爆速になった!!!!! pic.twitter.com/tv4r8ES6Pf
— ともろー@ともろぐ (@tomolog21) 2018年3月7日
Nuro光の宅内工事完了!
一応一段落したけど、設置されたONU(終端装置、モデム、無線ルーター兼用機器)がac規格のWiFi非対応のHG8045Dだった為、ac接続希望するなら開通後NUROサポートデスクに連絡して最新のONUに交換してもらわないといけないみたい…
普通に旧型設置してるんだね😅— Rihoにゃん (@rihonyan_jp) 2018年2月23日
nuro光のONU変えたら安定してるし、めっちゃ早い
— えむえむ (@mmilky) 2018年2月9日
出典:Twitter
Twitterでも、新型ONUに交換して早くなった、との声が聞こえますね。
ただし、ONUの機種をNURO光の工事前に選ぶことはできません。工事の時には工事業者の持ってきた機器が設置されてしまうので、交換は工事完了後に申し込むことになります。
以下は、ONU交換申し込み方法と交換時の手順です。
NURO光のONU交換申し込みは電話かメールで
ONUの交換窓口には、サポートデスクと会員ページのお問合せフォームがあります。
・NURO光サポートデスク:0120-65-3810(9:00~18:00、年始とメンテ日を除く)
交換費用は基本的に無料です。ただし、2015年9月以前に申し込んだ人は、交換費用10,800円がかかるようです。
ONU交換時の手順と注意点
ONUの交換は、以下の手順で行います。
(1) 旧ONUをスタンドからはずし、光コネクタカバー(ファイバーカバー)をはずす
(2) 新ONUに光ケーブルを差し込み、スタンドに取り付ける
ONUの交換時に、光ケーブルの先や差込口をのぞき込まないように注意しましょう。光回線に使われる光は、人の目によくない影響をもたらすからです。
他の光回線とONU、ルーターの月額料金を比較
最後に、NURO光と他の光回線のONU、ルーターのレンタル料金(月額)を比較してみます。
また、参考までに戸建てタイプ(他回線は最大速度1Gbps、NURO光は2Gbps)の月額料金も載せておきます。
ONU(ホームゲートウェイ) | 無線LAN | 戸建て料金 | |
---|---|---|---|
フレッツ光(東日本) | 750円 | 4,600円(※) | |
auひかり | 500円 | 5,100円 | |
ソフトバンク光 | 467円 | 990円 | 5,200円 |
OCN光(西日本) | 無料 | 100円 | 5,100円 |
NURO光 | 無料 | 4,743円 |
※フレッツ光の場合、これにプロバイダ料金(500~1,200円)がプラスされます。
他の光回線では、ONU+ルーターか、ONUとルーターが一体化したホームゲートウェイに、無線LANカードを差し込んで使います。
これを見ると、ONU、ルーター、無線LANが無料で使えるNURO光のサービスは珍しいといえます。
また月額料金も他回線に比べて安く、価格面と利便性の両方で優れているのがNURO光の特徴です。
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