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ソフトバンク光とドコモ光の速度は一緒?どちらがお得か徹底検証した!

ソフトバンク光とドコモ光を比較した場合のポイントは3点に集約されます。

1.どちらの回線も、設備は「フレッツ光」。速度もほとんど変わらない
2.ネットのみの月額料金はほぼ同じ
3.スマホとのセット割が重要

ここでは主に、上の3点について詳しい比較内容を解説していきますので、ソフトバンク光とドコモ光で迷っている人は参考にしてみてください。

両回線とも、フレッツ光回線を利用した「光コラボ」

ソフトバンク光とドコモ光は、いずれもNTT東西の「フレッツ光」の回線設備を利用したサービスです。このようなサービスは他にもあり、大手プロバイダのOCNやSo-netも、フレッツ光回線設備とプロバイダサービスを一括提供する「光コラボ」を展開しています。

「光コラボ」の共通点は、
・回線料金とプロバイダ料金が一括
・フレッツ光からは、転用でかんたんに切り替えられる
・回線の提供エリアと最大速度が同じ
・ひかりTVや「スカパー!」等のフレッツ光のオプションも継続して使える
等です。

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フレッツ光からの転用が無料で手続きかんたん

ソフトバンク光もドコモ光も「光コラボ」なので、フレッツ光からの切り替え(転用)はかんたんにできます。工事不要、フレッツ光の違約金も発生しないので、現在フレッツ光を利用しているという人は、手軽に導入できますね。

ただし、ソフトバンク光やドコモ光からフレッツ光に戻す場合は「転用」できず、開通工事が必要になりますので注意しましょう。その場合の工事内容は、NTT局内での回線切り替え(無派遣工事)となり、料金は2,000円です。これは、ソフトバンク光とドコモ光間、また他の光コラボへ乗り換える場合も同じです。

参考:新規開通時の工事費用は?

フレッツ光からの転用ではなく、ソフトバンク光とドコモ光をそれぞれ新規開通させる場合の工事費も比較してみましょう。

工事内容 ソフトバンク光 ドコモ光
屋外・宅内工事あり(戸建て) 24,000円 18,000円
屋外・宅内工事あり(マンション) 15,000円
既存の配線を利用して工事
回線タイプ変更
9,600円 7,600円
工事業者派遣なし 2,000円 2,000円

ドコモ光の工事費用は本家フレッツ光と同じですが、ソフトバンク光の開通工事費はやや高めに設定されています。

ドコモ光は選べるプロバイダが多い

ソフトバンク光と比較したドコモ光の特徴は、選べるプロバイダが24社と多いことです。

選べるプロバイダが多いということは、元の回線で利用していたプロバイダがそのまま使える可能性が高いということです。プロバイダを変えないことには、以下のメリットがあります。

・プロバイダのメールアドレスやサービスがそのまま使える
・プロバイダの違約金がかからない

実際に、ドコモ光の対応プロバイダを見てみましょう。


引用:ドコモ光プロバイダ一覧(https://www.nttdocomo.co.jp/hikari/provider_list/

※「タイプA」「タイプB」とはドコモ光の料金プランであり、タイプBはAより200円、月額料金が高く設定されています。

ぷららやSo-net、OCNや@nifty、BIGLOBEやAsahiNet等、フレッツ光の「プロバイダパック」に入っていた大手プロバイダも、ドコモ光に対応していますね。ソフトバンク光の場合、プロバイダは「Yahoo!BB」のみなので、元回線のプロバイダは解約しなければならないことがほとんどです。

回線の最大速度は同じ

気になる回線速度ですが、ソフトバンク光もドコモ光も、回線速度は利用しているフレッツ光の最大速度に準じます。

したがって、回線速度は以下の3種類です。

・1Gbps…フレッツ光の「ギガスマート」「ギガライン」「スーパーハイスピード隼」
・200Mbps…フレッツ光の「ハイスピードタイプ」
・100Mbps…フレッツ光の上記以外のタイプ

実際の速度は、その時々の回線混雑状況や、有線LANか無線LANかによっても変わりますが、どちらも回線設備が同じなので、最大速度は同じです。

なお、ソフトバンク光もドコモ光も、最大速度によって月額料金が変わることはありません。
フレッツ光で速度の遅い(=料金が安い)プランにしていた人も、設備上問題なければ、開通工事で速度の速い回線タイプに変えてもらうといいでしょう。

高速通信(IPv6 IPoE)はどちらの回線も使える!

ソフトバンク光とドコモ光ではいずれも、高速通信機能「IPv6 IPoE」を利用できます。これは、従来の通信方式に比べて混雑しにくく、速くて安定した通信ができる通信方式です。

IPv6通信の使用条件は、以下の通りです。

・ソフトバンク光…月額467円の「光BBユニット」レンタル
・ドコモ光…フレッツ光の「フレッツ・v6オプション」(無料)+対応プロバイダ選択(※)+IPv6対応ルーター(レンタルの場合は月額350円)
※ドコモnet、ぷらら、So-net、GMOとくとくBB、Tigers-net.com、BIGLOBE、ANDLINE、IC-NET、@nifty、スピーディアインターネットサービス(いずれもタイプA)

フレッツ光の「フレッツ・v6オプション」は無料で申し込み・利用でき、申し込んでいなくても、ドコモ光窓口で申し込めば、手続きを代行してもらえます。

ソフトバンク光とドコモ光のネット料金比較

次にソフトバンク光とドコモ光で、ネットのみ(オプションなし)利用する場合の料金を比較してみましょう(いずれもプロバイダ料込み、税抜)。

<2年ごとに契約自動更新>

戸建て 集合住宅
ソフトバンク光 5,200円 3,800円
ドコモ光<タイプA> 5,200円 4,000円
ドコモ光<タイプB> 5,400円 4,200円

<契約自動更新なし>

戸建て 集合住宅
ソフトバンク光 5,200円 3,800円
ドコモ光<タイプA> 5,200円 4,000円
ドコモ光<タイプB> 5,400円 4,200円

※ドコモ光の「タイプA」と「タイプB」の違いは、選択するプロバイダの違いです。詳しくは前項の「ドコモ光は選べるプロバイダが多い」を参照してください。

表の通り、ソフトバンク光とドコモ光の月額料金はほぼ同じか、ややソフトバンク光の価格が低く設定されています。なお、スマホキャリアと回線会社を同じにすれば、スマホの月額料金を割り引かれるので、毎月の負担額が安くなります。

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スマホとのセット割を比較!シェアパックならドコモがおすすめ

ソフトバンク光とドコモ光では、いずれも対象のスマホプランとセットにすることで、スマホのパケット代が割引になるシステムがあります。

ソフトバンク光は「おうち割 光セット」、ドコモ光は「ドコモ光セット割」という名前のサービスです。固定回線と同一契約者、もしくは契約者の家族であることが、スマホセット割の適用条件です。それぞれのセット割の概要は以下の通りです。

・「おうち割 光セット」…ソフトバンク光とソフトバンクスマホ、またはワイモバイルのセット。割引適用に別途ソフトバンク光のオプションパック(月額500円)が必要

・「ドコモ光セット割」…ドコモ光とドコモスマホのセット。必須オプションなし。シェアパックにも対応

以上を踏まえ、両回線で各キャリアスマホのセット割を適用したときの料金を比較してみます。

ケース1:マンション・ひとり暮らしの場合(パケット5GB)

ケース1は、マンションでひとり暮らし、スマホのパケット容量は5GBを選択している場合の月額料金です。

ソフトバンク光 ドコモ光<タイプB>
マンション料金 3,800円 4,200円
セット割必須オプション 500円 0円
スマホ定額5GB 5,000円 5,000円
スマホセット割引額 -1,000円 -800円
月額合計 8,300円 8,400円

※ドコモ光は、<タイプA>にすれば、表の金額よりさらに200円安くできます。

スマホセット割を適用させれば、双方の通信料金はほぼ変わらなくなることがわかります。ソフトバンクやドコモのスマホを利用している人は、ぜひスマホセット割も検討してみましょう。

ただし、ドコモスマホで容量2GBのプラン(ケータイパック、データSパック)の場合、光セット割(月500円割引)は1年間しか適用されないため注意しましょう。

ケース2:戸建て・家族4人の場合(パケット15GB)

次は、戸建てで家族4人、スマホパケット容量は家族全員で合計15GBのケースです。ソフトバンクスマホは「家族データシェア」、ドコモスマホは「シェアパック」の料金をそれぞれ記載しています。

ソフトバンク光 ドコモ光<タイプB>
戸建て料金 5,200円 5,400円
セット割必須オプション 500円 0円
スマホデータシェア15GB 14,000円 14,000円
スマホセット割引額 0円 -1,800円
月額合計 19,700円 17,600円

表の通り、ソフトバンクスマホで「家族データシェア」の場合は、「おうち割 光セット」が適用されません。シェアパックを使う場合は、ドコモスマホ・ドコモ光の方がお得ですね。

スマホセット割と併用できない割引はある?

スマホセット割と併用できない割引サービスを確認しておきましょう。

<ソフトバンク光>
・Wi-Fiセット割
・家族おトク割(ソフトバンクスマホ)・家族割引サービス(ワイモバイル)
・家族データシェア、データシェアプラス

<ドコモ光>
・ドコモ光の期間限定割引

このように、いくつか併用できない割引があるため注意です。

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光電話の料金比較

光回線のオプションで利用できる光電話のソフトバンク光とドコモ光で使える光電話の料金を比較します。

ソフトバンク
ホワイト光電話
ドコモ光電話
(東日本)
ドコモ光電話
(西日本)
月額基本料 467円 500円 500円
固定電話へ 7.99円/3分 8円/3分 8円/3分
ドコモ携帯へ 16円/1分 16円/1分 16円/1分
au携帯へ 16円/1分 17.5円/1分 18円/1分
ソフトバンク携帯へ 0円(※) 17.5円/1分 18円/1分

※「ホワイトコール24」申し込みが必要(無料)

ドコモ光電話は、NTTの東日本エリアと西日本エリアでやや通話料が異なります。ソフトバンク光はホワイト光電話のほか、光電話(N)とBBフォンの電話サービスがありますが、ここではドコモ光電話と同じく市外局番が使えて料金の安い「ホワイト光電話」を記載しています。光電話の料金は、ドコモ光よりもソフトバンク光の方が少し安いですね。

なお、ナンバー・ディスプレイ等のオプション料金は同じです。電話オプションパック(基本料+オプション+480円分の無料通話)にすると、ホワイト光電話は943円(オプション5つ)、ドコモ光電話は1,500円(オプション6つ)となります。光電話の導入費用はどちらも、交換機工事費1,000円、番号ポータビリティ(番号移行)工事費2,000円です。

解約時の違約金や引っ越し時の費用を比較

では最後に、ソフトバンク光とドコモ光の解約時にかかる料金、引っ越しした場合の費用を比較してみましょう。両回線とも、全国カバー率90%以上のフレッツ光回線を利用しているので、引っ越して提供エリア外になるということはあまりないでしょうが、やむをえず解約する場合や、移転時の費用は把握しておきたいところです。

2年自動契約更新プランを更新月以外で解約

2年自動契約更新プランを更新月以外で解約した場合にかかる費用は、以下の通りです。

ソフトバンク光 ドコモ光
解約月の月額料金 1カ月分 1カ月分
戸建て違約金 9,500円 13,000円
マンション違約金 8,000円
契約更新月 契約満了月 契約満了月とその翌月

移転にかかる費用

以下は、NTTの東日本・西日本の各エリア内で引っ越しする場合にかかる料金です。

ソフトバンク光 ドコモ光
手数料 0円 2,000円
撤去費用 0円 0円
開通工事費(戸建て) 24,000円 9,000円
開通工事費(マンション) 7,500円
開通工事費(業者派遣なし) 2,000円 2,000円

ドコモ光の場合、同一エリア内の引っ越しで業者派遣ありの場合、通常の工事費の半額となります。これはフレッツ光のシステムと同じです。

なお、いずれの回線も、2~5月等の引っ越しシーズンに、開通工事費が無料になる公式キャンペーンを行っていますので、利用するといいでしょう。ほかにドコモ光は、工事費無料の転用の場合も、10,000円分のdポイントがもらえるキャンペーン等を開催しているので、申し込みの際は適宜チェックしてみてください。

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