ネットが接続できない理由としては、ONUの接続がうまくいっていないことが考えられます。まずはONUのランプを確認してみましょう。ONUのランプが点滅しているときは、電源とLANケーブル、電源ケーブルなどを一度抜き差ししてからONUを再起動します。ONUのランプが点灯すれば、正常に接続できた証拠です。それでも解決できない場合は、ケーブルやホームゲートウェイなどに問題があります。
この記事では、「配線方法」と「インターネットがうまく接続できないときの対処法」、ONUやホームゲートウェイといった「宅内機器の役割」、その他注意事項をまとめてご説明していきます。
ホームゲートウェイとONUは月額500円でレンタル可能、auスマートバリュー適用なら永年無料
auひかりのネット接続に必要な機器には、ONUとホームゲートウェイがあります。どちらもKDDIからのレンタルが可能です。料金は月額500円ですが、auのスマホやタブレットを利用している場合は「auスマートバリュー」が適用となり、レンタル料が永年無料になります。
ちなみに、引っ越しなどで別の住所に移る場合は、ONUやホームゲートウェイの返却が必要です。新住所でインターネットを利用するときには必ず手続きをするようにしてください。
ホームゲートウェイにはルーターが内蔵されているので、ルーターは不要
ONUは光回線からLANケーブルまでを中継する機器、ホームゲートウェイはLANケーブルから届いた光をパソコンや光電話といったデバイスに飛ばします。ホームゲートウェイには無線 LAN(親機)が内蔵されているため、SPやPCからWi-Fi設定を行うことですぐに利用することができます。
市販の無線LANを利用することもできますが、ホームゲートウェイにはすでにルーターが内蔵されているため、二重ルーターとなってしまいます。特に理由がない場合はホームゲートウェイ以外のルーターは必要ありません。
どうしても利用したい場合は、両方のルーターにデータの送受信を行うための通り道を開ける「ポート開放設定」を行ったり、あらかじめ固定的に使用するポート番号とパソコンを結びつける「を行ったりすることで利用できるようになります。
ホームゲートウェイをレンタルせずに市販の無線LANを利用することもできる
逆に、ホームゲートウェイを使用せずに、市販の無線LANを利用する方法もあります。無線LANは高性能のものでも10,000円前後で購入できるため、長い目で見ると市販の無線LANを利用したほうがトータルの費用を安く抑えられるかもしれません。
ただし、ホームゲートウェイをレンタルした場合には、故障した際のサポートなどがついてきます。トータルの金額はもちろんですが、サポートや「auスマートバリュー」の割引を踏まえて、使用する機器を選んでみてください。
配線の際に用意するものはなし、必要があれば延長LANケーブルの用意を
工事完了後の配線作業の際に用意するものは特になく、基本的には送付されてくる宅内機器(ONU、LANケーブル、電源アダプター、ホームゲートウェイなど)と接続するデバイス(PC、スマホなど)があれば、インターネットをすぐに使うことができます。
ただし、設置場所の関係でケーブルの長さが足りない場合には、自身で用意する必要があります。この場合は、エンハンストカテゴリ5e(Cat.5e)以上(Cat.6/Cat.7など)を用意するようにしましょう。
- ONUが光コンセントと電源コンセントに正しく接続されているか確認する。
- ONUとホームゲートウェイをLANケーブルで接続する。
- ご契約のサービス機器を接続する。
ONUとホームゲートウェイといった宅内機器の配線は、ONU、ホームゲートウェイ、PCの順に行います。ONUのすべての接続が完了してから、ホームゲートウェイの電源コンセントを差し込むと、ホームゲートウェイの更新ランプが赤色に点滅し始めます。自動設定が完了し、更新ランプが消えるまでは2~3分程度です。
接続がうまくいかなかったらONU→ホームゲートウェイの順にチェック
ONUのランプが「点滅」したら問題あり 電源とケーブルを抜き差しして再起動を
ONUがうまく接続できているかどうかは、ランプによって確かめられます。点灯しているときは正常に接続できていますが、点滅しているときは接続できていない状態です。
ONUのランプが点滅しているときは、電源とLANケーブル、電源ケーブルなどを一度抜き差しして20秒ほど待った後にONUを再起動してみましょう。解決できない場合は、ケーブルかホームゲートウェイなどに問題があります。
ONU同様にホームゲートウェイを再起動しても変化がない場合は、お客様サポートにメールか電話で問い合わせてみましょう。
auひかり ホーム、タイプV、タイプEの方はホームゲートウェイの初期化を
ONU同様にホームゲートウェイを再起動しても変化がない場合は、ホームゲートウェイの初期化をします。ホームゲートウェイの初期化をするには、ホームゲートウェイの電源を一度落とし、ホームゲートウェイ上部にある「更新」のボタンを押しながら電源を入れてください。
ホームゲートウェイの初期化をしても変化がない場合は、お客様サポートにメールか電話で問い合わせます。
お客様サポート
サービスに関するお問い合わせ フリーコール0077-777(無料)
技術的なお問い合わせ フリーコール0077-7084 (無料)
戸建てで繋がらないときは、オプション工事や外付け無線LANで解決
戸建てでauひかりを利用していて、ONUやホームゲートウェイの再起動を試しても問題が解決しない場合は、ホームゲートウェイに外付け無線LANをレンタルすることで遠くまで電波を広げることができます。
それでも解決しない場合はオプション工事(有料)で対応可能です。
新築戸建ての場合は、施工会社にあらかじめ依頼して、配線の仕組みをつくっておく必要があります。これから家を建てる方は参考にしてください。
オプション工事が必要かどうか、工事の内容や費用など、自分の家にふさわしい設備がわからない方は「おまかせアドバイザー」のお申込みをすると良いでしょう。申し込みから2~3日で、専門知識のあるアドバイザーが無料で相談に乗ってくれます。
おまかせアドバイザーの申し込みは、KDDIお客様センターに電話してください
KDDIお客様センター
0077-777(通話料無料)9:00~20:00(年中無休)
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