光回線のエリアは地域で絞ってから検索するとカンタン

光回線には、複数の種類があり、エリアがそれぞれ異なるため、住んでいる場所で利用できる光回線を探すには、エリア検索でひとつずつ調べなければいけません。

ただし、全ての光回線でエリア検索をすると時間も手間がかかります。利用できる光回線を効率よく探すには、都道府県別に確認しておきましょう。

光回線は都道府県によって回線の種類が決まっているため、エリア検索をする前に確認しておけば、エリア検索をする時間を短くできます。

ここでは、光回線のエリアを地域別で紹介。そして、エリア検索の方法を光回線別に解説します。

エリア検索前に知っておくべき光回線の種類

光回線のエリアは、回線の種類ごとに異なります。そのため、光回線のひとつがエリア外だったとしても、他の光回線がエリア内の可能性があります。

2021年3月時点で、光回線の種類は以下の通りです。

• フレッツ光
• 光コラボ
• auひかり
• NUROひかり
• eo光
• コミュファ光
• メガエッグ光
• ピカラ光
• BBIQ光
• auひかりちゅら

住んでいる地域で、どの光回線が利用できるかは、ひとつずつ確認する必要があります。複数の光回線のエリア内だった場合、料金や通信速度を比較して、条件の良い方を選びましょう。

フレッツ光の提供エリア内なら光コラボも使える

住んでいる地域が、フレッツ光のエリア内であれば、光コラボを選ぶこともできます。

光コラボとは、光コラボレーションの略称となり、NTTから光回線を借り受けた事業者が、独自のサービス内容で販売する光回線サービスです。光コラボを提供している事業者は、フレッツ光よりもメリットを出して顧客を獲得する必要があるため、月額料金はフレッツ光よりも安く設定されている場合が多いです。

さらに、光コラボによっては、スマホ料金の割引などが適用されるため、フレッツ光より利用料金を抑えられる可能性があります。

代表的な光コラボレーションサービスには、下記のものがあります。

• ドコモ光
• ソフトバンク光
• So-net光プラス
• OCN光
• @nifty光
• 楽天ひかり
• ビッグローブ光
• DTI光

光コラボで利用する光回線は、フレッツ光と同じなので、通信速度や品質はどちらも変わりません。そのため、フレッツ光のエリア内であれば、光コラボも検討してみましょう。

なお、光コラボは、ここで挙げた以外にも多くの種類がありますが、いずれの場合も、フレッツ光が利用できるエリアであれば利用可能です。

光コラボの利用料金や割引については、下記の記事を確認してください。

一番安いインターネット回線の選び方

都道府県ごとに利用できる光回線

光回線は、全ての種類が全国対応しているわけではありません。光回線によっては提供エリアが一部地域のみになっていて、サービス内容が良くても住んでいる地域だと利用できないことがあります。光回線のエリアは、都道府県別にすると分かりやすいので確認しておきましょう。

光回線の中でエリアが最も広いのはNTTフレッツ光です。フレッツ光は、サービスの提供エリアが全国のため、住んでいる地域が提供エリア内である可能性が高いです。

一方、独自回線を利用した光回線は、提供エリアが限定されているため注意が必要です。たとえば、ピカラ光が利用できるエリアは、四国地方の4県だけです。また、BBIQ光が利用できるのは九州地方だけになっています。

都道府県ごとに利用できる光回線の種類を確認しておけば、候補を絞れるため、エリア検索をする時間を短縮できます。

光回線の提供エリアをWebサイトで確認する

光回線のエリアは、公式サイトから検索が可能です。光回線ごとのエリア検索ページを下記にまとめましたので、確認しておきましょう。

• フレッツ光(光コラボ)：NTT東日本エリア
• フレッツ光(光コラボ)：NTT西日本エリア
• NURO光
• auひかり
• eo光
• コミュファ光
• メガエッグ光
• ピカラ光
• BBIQ光
• auひかりちゅら

住んでいる場所によっては、Webサイトで検索をしても正確な結果がでないことがあります。その場合は、電話連絡でエリアを確認してみましょう。

光回線のエリアを電話で確認する

下記の表は、光回線ごとの電話連絡先をまとめたものです。
Webサイトでエリア検索をしても結果がでなかった人は、電話で確認してみましょう。

電話でのエリア検索は、Web検索よりも詳細に調べるため、氏名、住所などの個人情報が必要になります。そのため、電話前に準備しておくとスムーズです。

なお、問い合わせる時間帯によっては電話が込み合い、オペレーターにつながりにくいことがあります。電話でのエリア検索は、時間に余裕をもって行いましょう。

光回線のエリア外ならホームルーターを利用する

光回線は、全国で整備が進んでいますが、一部地域ではまだ利用できないことがあります。

住んでいる地域が全ての光回線のエリア外だった場合、ホームルーターの導入を検討してみましょう。

ホームルーターは、据え置き型のモバイルWi-Fiです。無線でインターネットに接続するため、光回線が整備されていないエリアでも、本体のコンセントを繋ぐだけで、インターネット環境をつくれます。

モバイルWi-Fiのように本体が小さくないため、持ち運びには適しません。しかし、本体が大きい分、アンテナの強度が強いので、電波を掴みやすく通信速度が安定しやすい傾向があります。

ホームルーターは、データ通信量無制限で利用できる機種があるため、光回線のように通信量を気にすることなくインターネットが利用できます。

データ通信量無制限のホームルーターについては、下記の記事を参考にしてください。

通信量無制限のホームルーターを比較