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「どこよりもWiFi」は100GBプランがお得に使えるモバイルWi-Fi

どこよりもWiFiは、株式会社Wizが提供している、クラウドSIMを使ったモバイルWiFiサービスです。クラウドSIMは、複数の回線を利用することができ、最も繋がりやすい回線に自動的につないでくれる特徴があります。

今回は、どこよりもWiFiの利用料金が、他社のクラウドSIMを使ったモバイルWiFiより高いのか安いのかを比較してみました。

その結果、どこよりもWiFiは、データ容量100GBのプランが他社よりも安く利用できることがわかりましたので紹介します。

どこよりもWiFiの利用料金

どこよりもWiFiの料金プランは、契約期間がある「しばりありプラン」、そして、契約期間がない「しばりなしプラン」の2つがあります。

さらに、2つのプランには、月間データ量が200GB、100GB、20GBの3種類が用意されています。※50GBのプランは、2021年1月時点で受付中止

【しばりありプラン】
月間データ量 200GB 100GB 20GB
月額料金 3,980円 3,080円 2,280円
事務手数料 3,000円
端末 M629 U3・U2s JT101
通信エリア docomo・au・SoftBank SoftBank
契約期間 24か月
解約金 9,500円
【しばりなしプラン】
月間データ量 200GB 100GB 20GB
月額料金 4,480円 3,780円 2,780円
事務手数料 0円
端末 M629 U3・U2s JT101
通信エリア docomo・au・SoftBank SoftBank
契約期間 なし
解約金 0円

2つのプランの月額料金を比較すると、しばりありプランの方が安く設定されています。

ただし、しばりありプランには、24か月の契約期間が定められており、契約期間の途中で解約すると9,500円の違約金がかかります。また、初期費用として事務手数料3,000円も必要です。そのため、しばりありプランを24か月未満で解約すると、しばりなしプランよりも支払金額が高くなることがあります。

しばりなしプランから、しばりありプランへの変更は可能なので、どこよりもWiFiを短期間で解約する可能性がある人は、しばりなしプランで契約したほうがよいでしょう。

オプションで機器補償サービスが利用できる

どこよりもWiFiには、端末が故障した時に、新品または状態のよい中古品に交換してくれる機器補償サービス(400円/月)があります。

どこよりもWiFiの端末は、すべてレンタル品のため、解約時に返却が必要です。返却時に端末が故障していた場合、弁済費として18,000円の費用がかかります。しかし、機器補償サービスを申し込んでおけば、返却前に壊れた端末を交換して返却できるので、弁済費がかかりません。

機器補償サービスが申し込めるのは、どこよりもWiFiの契約時だけです。契約後に申し込むことができないので、必要な場合は必ず同時申込をしましょう。

他社クラウドSIMとの料金比較

どこよりもWiFiと、クラウドSIMを提供している他社モバイルWiFi4社の利用料金を比較しました。

契約期間の縛りがあるプランと、ないプランでそれぞれ比較してみると、「データ容量100GB」のプランが、他社よりも安いという結果になりました。

【契約期間の縛りなしプランの比較※2021年1月時点】
モバイルWi-Fi データ容量 月額料金/事務手数料 2年間の合計額
ZEUS WiFi 20GB 2,380円/3,000円 60,120円
どこよりもWiFi 20GB 2,780円/なし 66,720円
ZEUS WiFi 40GB 2,980円/3,000円 74,520円
どこよりもWiFi 100GB 3,780円/なし 90,720円
Mugen wifi 100GB 3,750円/3,000円 93,000円
ZEUS WiFi 100GB 4,280円/3,000円 105,720円
どこよりもWiFi 200GB 4,480円/なし 107,520円
それが大事Wi-Fi 該当プラン無し
THE WiFi 該当プラン無し
【契約期間の縛りありプランの比較※2021年1月時点】
モバイルWi-Fi データ容量 月額料金/事務手数料 2年間の合計額
ZEUS WiFi 20GB 1,980円/3,000円 50,520円
どこよりもWiFi 20GB 2,280円/3,000円 57,720円
ZEUS WiFi 40GB 2,680円/3,000円 67,320円
THE WiFi 40GB 2,980円/3,000円 74,520円
どこよりもWiFi 100GB 3,080円/3,000円 76,920円
Mugen wifi 100GB 3,150円/3,000円 78,600円
それが大事Wi-Fi 100GB 3,250円/3,000円 81,000円
ZEUS WiFi 100GB 3,480円/3,000円 86,520円
THE WiFi 100GB 3,480円/3,000円 86,520円
どこよりもWiFi 200GB 3,980円/3,000円 98,520円

比較した結果、データ容量100GBのプランは、契約期間の縛りなし、契約期間の縛りありの両方で、どこよりもWiFiが最安になりました。

そのため、データ容量100GBのクラウドSIMをお得に利用するなら、どこよりもWiFiがおすすめです。

どこよりもWiFiの通信速度

どこよりもWiFiの最大通信速度は、M629が下り150Mbps上り75Mbps、それ以外の機種では、下り150Mbps上り50Mbpsです。しかし、どこよりもWiFiを含むモバイルWiFiの通信速度は、利用する場所や環境で変化するため、どれくらいの速度がでるのかは、実際に利用してみるまで分かりません。

みんなのネット回線速度を確認してみると、どこよりもWiFiの通信速度は2021年1月時点で下記のようになっています。

【どこよりもWiFiの平均速度】
下り平均速度: 16.97Mbps
上り平均速度: 11.84Mbps

引用:みんなのネット回線速度

下りの通信速度が15Mbps程度あれば、Webサイトの閲覧や動画配信コンテンツも問題なく利用できます。もし、どこよりもWiFiを利用したときに、通信速度が遅い場合は利用場所を変えてみましょう。

どこよりもWiFiのWiFi電波は、電子レンジの電磁波や、Bluetoothを利用した機器の電波と干渉しやすい傾向があります。また、アパートやマンションの場合、他の世帯が利用しているWiFi電波にも干渉することがあるため、それらの機器から端末を離すだけでも通信速度が安定する可能性があるのです。

データ容量を超過すると最大通信速度128kbpsに制限される

どこよりもWiFiで契約したデータ容量が、月の途中で超えた場合、最大通信速度が128kbpsに制限されます。128kbpsの通信速度は、Webサイトの閲覧やSNSを利用するのも困難なほど遅いです。

なお、速度制限はデータ容量がリセットされる翌月1日まで解除されません。データ容量を月の途中で追加購入することもできないため、データ容量をこまめに確認するなどして、計画的に使いましょう。

端末ごとのデータ通信量の確認方法

どこよりもWiFiは、すべての端末で月初めからのデータ通信量を都度確認することができます。確認方法は、端末ごとに異なるので確認しておきましょう。

M629:端末の液晶に表示されるカウンターで確認する
U3:端末の裏側に貼ってあるQRコードを読み込み管理画面にログインして確認する。
※管理画面のID,PASSは「admin」
U2s:WiFiを接続した状態で、ブラウザソフトのアドレスバーの部分に、「192.168.43.1」と入力後、表示される管理画面にログインして確認する。
※管理画面のID,PASSは「admin」
JT101:端末の液晶に表示されるカウンターで確認する※カウンターのリセットは手動です。

なお、どこよりもWiFiのデータ容量は、当月末に消滅します。当月にあまったデータ容量を翌月以降に繰り越すことができません。そのため、月末に余ったデータ容量でコンテンツをダウンロードしておき、翌月にそのコンテンツを利用するなど有効に使いましょう。

どこよりもWiFiの端末

どこよりもWiFiの端末は、M629、U3、U2s、JT101の4種類があります。このうち、クラウドSIMに対応しているのは、M629、U3、U2sの3機種です。端末の種類はデータ容量によって決まっており、契約者が選ぶことができないので注意しましょう。

【どこよりもWiFiの端末スペック一覧】
端末名 M629 U3 U2s JT101
寸法 126×65×20(mm) 126×66×10(mm) 127×65.7×14.2(mm) 58.0×92.0×13.0(mm)
重量 約300g 約125g 約151g 約90g
最大接続台数 5 10 5 10
ケーブル USB Type-C microUSB
バッテリー 3500mAh 3000mAh 3500mAh 2700mAh
連続使用可能な推奨時間 約12時間 約8時間
通信エリア docomo・au・SoftBank SoftBank
通信速度 下り:150Mbps
上り:75Mbps
下り:150Mbps
上り:50Mbps

データ容量200GBプランで利用できる端末はM629、20GBプランではJT101だけです。100GBでは、U3かU2sのどちらかを選択できます。100GBのプランでJT101を使うことや、20GBのプランでU3やU2sを利用することはできません。

そのため、クラウドSIMを利用する場合は、データ容量100GBまたは200GBのプランを選びましょう。

なお、端末のレンタル料はすべて0円です。別途で請求されることはありません。

月間データ通信量の変更はできない

どこよりもWiFiのデータ容量は、契約後に変更することができません。データ容量を変更するには、どこよりもWi-Fiを一旦解約し、再び新規契約する必要があります。

しばりありプランを契約していた場合、解約に伴い違約金などの費用が発生することがあるため、必要なデータ容量を確認してから申し込みましょう。

クラウドSIM対応端末は海外でもそのまま使える

クラウドSIMを搭載しているM629、U3、U2sの3機種は、海外でも利用することができます。クラウドSIMは、日本だけでなく海外の通信キャリアにも対応しているため、本体の電源を入れるだけで、最適な電波に接続します。海外で利用する場合、別途で手続きは必要ありません。

ただし、契約しているプランの月額料金とは別に、780円/日の料金がかかります。利用できるデータ通信量は500MB/日が上限です。

申し込み方法

どこよりもWiFiの申込方法は、Webサイトのみです。どこよりもWiFi公式サイトのトップページから、右上に表示されている「カンタンお申し込み」をクリックし、申込フォームを入力していきます。

契約プランや契約者情報などを入力すれば、申し込み完了です。あとは端末が届くのを待つだけです。

登録フォームへの入力方法がよくわからないという人は、チャットサービスを利用しましょう。どこよりもWiFi公式サイトのトップページの右下に表示されている「チャット受付中です♪」をクリックするとチャットサービスが利用できます。

チャットサービスでは担当者が質問に対して回答してくれるため、不明な点を確認しながら手続きを進められます。

利用料金の支払方法

どこよりもWiFiの支払方法は、クレジットカードのみです。口座振替や振込用紙での支払いはできません。デビットカード、プリペイドカードも利用不可です。また、支払いに使えるクレジットカードは、どこよりもWiFiの申込者と同じ名義である必要があります。

そのため、どこよりもWiFiの申込者が家族であったとしても、クレジットカードの名義が一致しなければ申し込むことができないため、必ずクレジットカードの名義人が申し込むようにしましょう。

解約方法

どこよりもWiFiを解約する場合、解約を希望する月の25日までに解約申請して、月末までに端末を返却します。解約申請が25日以降になる場合や、機器の返却が月を跨いでしまった場合は、翌月の解約扱いになります。どこよりもWiFiは、解約月の月額料金が日割りになりません。1か月分の料金が発生するため、当月で解約する場合、申請と機器返却の期日に遅れないようにしましょう。

また、しばりありプランでは、更新月をまたいでしまうと、契約が自動更新され違約金が発生してしまいます。そのため、解約申請や機器の返却は余裕を持って行いましょう。

解約時に発生する費用

どこよりもWiFiの解約にはプランごとに下記の費用が発生します。

【しばりなしプラン】
端末返却時のクリーニング代:2,000円
端末の故障・紛失・未返却の弁済費:18,000円
【しばりありプラン】
更新月以外の解約による違約金:9,500円
端末の故障・紛失・未返却の弁済費:18,000円

しばりなしプランの場合、端末の返却後、機器のクリーニング代として2,000円の費用が発生します。クリーニング代は、解約月の利用料金と合算されるため、請求金額がその分高くなります。

また、どちらのプランも、解約時に端末の故障や紛失、未返却があると、弁済費18,000円が発生します。機器補償サービス(400円/月)を契約しているなら、解約前に端末を交換しておきましょう。

なお、端末返却時の送料は、契約者の負担です。着払いで送ると端末の受け取りができず解約期日に間に合わないことがあるため、必ず元払いで送りましょう。

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