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NURO光は法人向けサービス「NURO Biz」

最大通信速度下り2Gbpsを誇る「NURO光」ですが、NUROの法人向けサービスでも個人向けサービスと同じ通信速度が享受できます。

NURO光の法人向けサービスは「NURO Biz」と呼ばれ、ビジネスに必要な固定IPや保守サービス、速度保証がついています。

ここでは、NURO Bizの各プランについて解説し、他社の法人向けインターネットサービスとの比較を行っています。

NURO光の法人向けサービスNURO Bizのプラン一覧

NURO Bizには下記5つプランがあります

  1. NUROアクセス スタンダード
  2. NUROアクセス プレミアム
  3. NUROアクセス エントリー
  4. NUROアクセス NEXT 10G
  5. 主に個人向けの「NURO光」を法人で利用する

「NUROアクセス」には、「NURO光」と比べ、下記4つサービスが付いているのが特徴です。

  1. 固定IPサービス
  2. 保守サービス
  3. 通信速度の最低ライン保証(帯域確保)
  4. 品質保証(SLA)

では、提供エリアや料金も含め、各プランについて見ていきましょう。

法人向けプランの提供エリア

各プランについて詳しく見る前に、まずは、法人向けプランの提供エリアについて確認します。

NURO BizのプランであるNUROアクセス「スタンダード」「プレミアム」「エントリー」は、通常のNURO光と同じ関東・東海・関西地方(※)で提供されています。

下り通信速度10Gbpsの「NEXT 10G」のみ、提供エリアが東京都の港区、渋谷区、新宿区、世田谷区、千代田区、中野区、板橋区、品川区、文京区、豊島区、目黒区、練馬区となっています。

※関東(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬)、東海(愛知、静岡、岐阜、三重)、関西(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良)

法人向けならではの固定IP、保守サービス、速度保証

以下は、法人向けプランの主なサービスを、NURO光を法人として利用した場合と比較してまとめたものです。

なお、NUROアクセスには「Fライン」というプランもありますが、これはフレッツ光・ADSL回線を利用したプロバイダサービスであるため詳しい説明はここでは割愛します。全国の支店とネットワークを繋ぎたい場合には便利なプランです。

法人向けプラン IP 帯域確保 保守サービス SLA
NUROアクセス スタンダード 固定1個、動的1個 10Mbps 24時間365日 稼働率99.9%
NUROアクセス プレミアム 固定1個、動的1個 30Mbps
50Mbps
NUROアクセス NEXT 10G 固定1個 なし
NUROアクセス エントリー 動的1個 なし 9:30~18:00 なし
NURO光を法人利用 動的1個 なし なし なし

・IP
5つのプランのうち、NUROアクセス「スタンダード」「プレミアム」は、標準で固定IPと動的IPの2つのグローバルIPが利用できます。

これは、事業部ごとにネットワークを分けて負荷を減らしたり、管理を別々にしたりするのに役立ちます。

さらに固定IPは、会社のホームページを作ったり、サービスを公開したりするのにも必要です。オプションで固定IPを30個(月額60,000円)まで増やすこともできます。
(NURO光や「エントリー」は、固定IPサービスに対応していません)

・帯域確保
NUROアクセス「スタンダード」「プレミアム」には、通信速度の最低ラインを保証する「帯域確保」(ギャランティ型)がついています。帯域確保は、通常の回線の「ベストエフォート型」(最大限の努力はするが保証はしない)とは異なる大きなメリットです。

「Mbps」とは、1秒間に送受できるデータ量を表します。個人が動画を見る、サイトを閲覧するといった使い方では、通信速度は1Mbpsもあれば十分ですが、仕事で大量のデータをアップロード・ダウンロードする場合には多くのデータ量が必要。そんな時でも、帯域保証がついていれば一定量の通信速度が確保されます。

・保守サービス
NURO Bizでは、リモート保守(電話でのサポート)やオンサイト保守(出張修理)、センドバック保守(交換修理)の保守サービスが利用できます。

・SLA
SLAとは、Service Level Agreementの略で、「サービス品質保証」などと呼ばれるものです。保証する稼働率を下回った場合、下記の通り、その分の月額料金が返金されます。

各プランの月額料金、導入費用

それでは、法人向けプランの月額料金と導入に必要な費用を見ていきましょう。

法人向けNURO Bizのプラン 月額料金 初期費用 事務手数料 工事費
NUROアクセス スタンダード 18,850円 150,000円 3,000円 50,000円
NUROアクセス プレミアム 30Mbps
50Mbps
50,000円
150,000円
NUROアクセス NEXT 10G 180,000円
NUROアクセス エントリー 戸建て
オフィスビル
4,743円
6,190円
30,000円
NURO光を法人利用 4,743円 なし 40,000円

NUROアクセスの初期費用は24カ月の分割払いになりますが、分割払い分が月々の請求から差し引かれるため、実質無料になります。

なお、ONU(光回線の接続機器)のレンタル料はかかりません。

個人事業主向けは、無線LANルーターが無料

NUROアクセス「スタンダード」や「プレミアム」の場合、ルーターは自前で用意する必要がありますが、個人事業主やSOHO向けプラン「NUROアクセス エントリー」と「NURO光」では、ルーター・無線LANが一体化したONUが無料で使えます。

最低利用期間や契約解除金はある?

NUROアクセス「スタンダード」「プレミアム」「NEXT 10G」は、自動更新型契約ではありませんが、最低利用期間があります。
以下はそれぞれのプランの解約の際にかかる費用です。

法人向けプラン 最低利用期間 契約自動更新 契約解除にかかる費用
NUROアクセス スタンダード 開始月から13カ月目の末日まで なし 最低利用期間の残余期間×月額料金
初期費用(24カ月割賦)残債
NUROアクセス プレミアム
NUROアクセス NEXT 10G
NUROアクセス エントリー なし 2年 更新月以外9,500円
初期費用(24カ月割賦)残債
NURO光を法人利用 更新月以外9,500円
工事費(30カ月割賦)残債

なお、最低利用期間中にオフィスを移転し、移転先でも同プランを継続する場合は、残余期間に月額料金を掛けた解除料は支払う必要はありません(初期費用の残債は、請求されることがあります)。
ただし、最低利用期間は移転でいったんリセットされ、移転先で再度カウントが始まります。

法人向けプランのキャンペーンはある?

NURO光には、新規契約でキャッシュバック受けられたり、工事費が無料になったりするキャンペーンがありますが、NUROアクセスにはそのようなキャンペーンはあるのでしょうか?

NURO Bizは、キャッシュバックキャンペーンはありませんが、開通工事費が無料になるキャンペーンがあります。
ほかにも、他社に紹介した場合に20,000円分のソニーポイントがもらえるキャンペーン等が実施されています。
最新のNURO光キャンペーン情報を確認してください。:https://biz.nuro.jp/campaign/

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他社回線の法人向けプランと比べてみよう

では最後に、「NUROアクセス スタンダード」と、他社の回線の法人向けプランを比べてみましょう。

NUROアクセス スタンダード フレッツ光ネクスト プライオ10 インターネットハイグレード(ケイ・オプティコム)
最大速度 2Gbps 1Gbps 1Gbps
帯域保証 帯域確保10Mbps 帯域優先10Mbps 帯域確保10Mbps
月額利用料 18,850円 41,100円
+プロバイダ料
300,000円
開通工事費 50,000円 18,000円 25,500円
固定IP

1個プロバイダ別のオプション32個

24時間保守サービス 無料 無料 無料
SLA 稼働率 なし 稼働率、遅延時間、故障通知時間、故障回復時間
提供エリア 関東・東海・関西 全国 関西

「フレッツ光ネクスト プライオ10」における「帯域優先」は、帯域確保とは異なり、同じ優先型通信が混み合った場合は、ベストエフォート型と同様に扱われてしまい、通信速度の保証がされません。

「NUROアクセス スタンダード」は、帯域確保型で最低速度が明言されている法人向けサービスであり、また、他社の回線に比べて月額利用料も安いことを考えると、やはりおすすめだといえます。

またプロバイダと回線が別業者となる「フレッツ光」と比べると、NUROの光回線は回線・プロバイダともにSo-netが一手に担うので、サポートがワンストップで行われるのもメリットです。

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