ソフトバンク光マンションタイプの速度・料金・工事費用を解説

ソフトバンク光は、フレッツ光の回線を利用した光コラボの回線です。そのため理論上の通信速度はフレッツ光の1Gbpsと同じです。では、利用にかかる料金は？工事費などの初期費用は？この記事では、ソフトバンク光をマンションタイプで契約する方向けに必要な情報を紹介します。

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ソフトバンク光のマンションタイプの利用料金

ソフトバンク光のマンションタイプを利用するために必要な、初期費用と月額料金は下記の通りです。

※税込み

マンションタイプの月額利用料は、2年自動更新プランと自動更新なしプランの2種類があります。2年自動更新プランは、契約期間が2年に定めているプランです。月額利用料が自動更新なしプランよりも安いですが、契約期間の途中で解約すると解除料9,500円が発生します。

一方、契約期間なしプランは、月額利用料が2年自動更新プランよりも高いですが、契約期間の定めがないため、いつ解約しても解除料がかかりません。

そのため、ソフトバンク光を長期利用する場合は、2年自動更新プラン、短期で解約する場合は、自動更新なしプランがおすすめです。

回線工事費は建物の設備状況によって異なる

ソフトバンク光のマンションタイプを利用するには、光回線を室内に引き込むための回線工事が必要です。回線工事費は、建物の設備状況に応じて変わります。

建物に光回線の設備が導入されていない場合は26,400円、建物内に設備が一部導入されている場合は10,560円です。また、設備が導入されている場合は、NTTの基地局内での切り替えのみになるため2,200円になります。

なお、NTTフレッツ光からソフトバンク光へ乗り換える転用や、他社光コラボからソフトバンク光へ乗り換える転用をする場合、光回線の設備をそのまま流用するため開通工事費はかかりません。

他社からの乗り換えはキャンペーンで工事費が実質無料になる

ソフトバンク光公式では、乗り換えて新規でソフトバンク光を契約する人の工事費を実質無料にする「SoftBank 光 乗り換え新規でキャッシュバック／割引きキャンペーン」というキャンペーンがあります。このキャンペーンは発生した工事費に応じて、キャッシュバック特典を受けられます。キャッシュバック金額について以下の表にまとめました。

ソフトバンク光のマンションタイプの通信速度

ソフトバンク光のマンションタイプは、回線タイプによって最大通信速度が異なります。マンションタイプの配線方式と最大通信速度は下記の通りです。

参考：https://www.softbank.jp/ybb/sbhikari/price/

回線タイプは、マンションの設備によって自動的に決まります。そのため、契約者が選ぶことはできません。

なお、上記の最大通信速度は、「IPv6高速ハイブリッド」を利用した場合のみ適用されます。

「IPv6高速ハイブリッド」とは、従来の通信方式（IPv4 PPPoE）とは異なる通信網（IPv6 IPoE）を使うことにより、混雑を回避し、回線の通信速度を最大限に引き出す通信方式です。そのため、通信速度の低下を防ぐことができます。

IPv6高速ハイブリッドの利用方法

「IPv6高速ハイブリッド」を利用するための条件は、ソフトバンク光の専用ルーター「光BBユニット」を使用することです。

光BBユニットとは、インターネットを複数の端末で利用するためのルーター機能のほか、無線LANオプション「Wi-Fiマルチパック」やソフトバンク光のIP電話サービス「BBフォン」を使うための複合機器です。

また、ソフトバンクスマホやワイモバイルとのセット割「おうち割　光セット」（※後述）のオプション条件のひとつでもあります。

光BBユニットのレンタル料金は月額467円、ハイブリッドサービスの利用料は無料です。

光BBユニットについては下記の記事を参考にしてください。

集合住宅でも、「戸建てタイプ」になる場合がある

集合住宅に住んでいるのに、申し込み後の調査で「戸建てタイプ」になることがあります。

これは、フレッツ光回線の決まりで、マンションタイプを申し込むには、同一物件内で4戸以上の契約が見込めることが必要、という条件があるからです。

そのため、マンションで他にフレッツ光回線を利用している人がいない場合にソフトバンク光を申し込むと、一戸だけに光回線を引き込む「戸建てタイプ」と判断されることがあります。

ソフトバンク光の戸建てタイプ料金は5,720円で、マンションタイプより1,540円高いです。

戸建てタイプの配線方式は自動的に光配線となるため、速度上の問題はありませんが、「料金が高いな」と感じたら、マンションの管理会社に「フレッツ光のマンションタイプは引けないか」と相談してみるのも良いでしょう。

スマホと回線をセットで割引！「おうち割　光セット」

「おうち割　光セット」とは、指定の固定回線とソフトバンクスマホとセットで利用することで、スマホの利用料金が1台につき最大1,000円割引になるというものです。

ソフトバンク光マンションタイプも、もちろんおうち割の対象回線です。前述の「光BBユニット」や「Wi-Fiマルチパック」等をセットとしたオプションパック（月額500円）を付けることで、おうち割が適用できます。

セットにできるのは、ソフトバンクとワイモバイルです。。

おうち割は、固定回線の契約者のスマホだけでなく、契約者の家族のスマホにも計10台まで適用できるので、一家全員でソフトバンクユーザーという人にはおすすめです。

新規申し込みの方は代理店キャッシュバック利用で工事費が実質無料

以下のソフトバンク光の代理店「STORY」では、「月額値引きキャンペーン」というキャンペーンに申し込めば、工事費と同額の最大24,000円のキャッシュバック受け取ることができます。

新規申込み34000円キャッシュバック

このキャッシュバックキャンペーンの条件は以下の通りです。
・サイトからの即日申し込み
・90日以内に開通する
・ソフトバンク光を24ヶ月以上使う
・申し込み月を含む10カ月目の1日～末日までにキャッシュバックに申し込みする
・STORYのアンケートに答える

キャッシュバックが10カ月目以降というのが長く感じるかもしれませんが、「〇人以上紹介」や「有料オプション加入」などの特殊な条件がないため、他の代理店でのキャッシュバックより適用させやすいキャンペーンです。

キャッシュバック受け取りには、10カ月目の手続きが必要なので、カレンダーやスマホのリマインダーに書き留めておき、10カ月目の一カ月間にきちんと手続きできるようにしましょう。

他社光回線と比べたソフトバンク光マンションタイプのメリット

では、他の光回線と比べて、マンションでソフトバンク光を利用するメリットを見ていきましょう。

ソフトバンク光のマンションタイプは、他の光回線に比べて、特に料金が安いということはありません。

他の光回線の月額料金や工事費と一覧で比較していますので、参考にしてください（いずれも2年契約更新タイプ）。

※フレッツ光の場合は、さらに各プロバイダ料金（パック料金で500~950円）が必要

ソフトバンク光のメリットは、「フレッツ光の回線がそのまま使える（光コラボである）こと」と「IPv6高速ハイブリッド」です。

特に「IPv6高速ハイブリッド」は、ドコモ光やフレッツ光の類似サービスに比べて利便性が高いです。

ドコモ光やフレッツ光で使われているIPv6高速通信サービスは「v6プラス」や「transix」といったものですが、これらは従来の通信方式に対応しておらず、オンラインゲーム等の特定の場面でエラーが出たり、それを解決するために自分でネットワーク構成を組んだりしなければならないため、通信関係に不慣れな人には難しいでしょう。

したがって、「フレッツ光導入済みマンションで、今の通信環境を崩さずに高速通信をしたい」という人には、ソフトバンク光がおすすめです。

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