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NTTの加入電話からドコモ光電話に乗り換えると料金が安くなる

ドコモ光電話は、ドコモ光のオプションサービスの1つで、インターネット回線を利用した固定電話サービスです。NTTの加入電話(アナログ電話)よりも月額料金や通話料が安いため、NTTの加入電話を頻繁に利用している人は、ドコモ光電話に乗り換えると月々の支払いを抑えられます

この記事では、NTTの加入電話を利用している人や、これから光電話を利用したいと考えている人に向けて、ドコモ光電話のサービス内容や申込方法について解説します。

なお、ドコモ光電話に加入しなくても、ドコモのスマホ・携帯電話のセット割引は適用されます。固定電話を使う予定がない人は、ドコモ光電話を契約する必要はありません。

ドコモ光電話の特徴

ドコモ光電話は、光回線を利用するため、NTTの加入電話と比較して料金が安く通話品質も同等以上という特徴があります

NTTの加入電話で利用しているアナログ回線は、通話先と距離があるほど通過する交換局の数が多いため通話料が高くなります。また、通話先との距離が離れているほど通話品質が低下しやすくなります。

一方、ドコモ光電話は、日本国内であれば通話先との距離に関係なく、通話料は全国一律で8円/3分です。ドコモ光電話はインターネット回線を利用しますが、音声パケットを優先して通信するので、NTTの加入電話と同等の通話品質を保ちます

NTTの加入電話を利用している人がドコモ光を契約するなら、高品質のまま料金が安くなるので、固定電話もドコモ光電話に乗り換えるのがおすすめです。

NTTの加入電話と同じ電話番号が利用できる

東京都の「03」など、市外局番から始まる電話番号を利用している人は、ドコモ光電話に乗り換えても、同じ電話番号を利用できます

ただし、「050」から始まるIP電話番号など、他社光回線の光電話で発行した電話番号は、ドコモ光では利用できない場合があります。詳しくはドコモ光電話を申し込む時に、申し込み担当者に確認しましょう。

他社光回線の電話番号を利用している人や、固定電話を新たに使い始める人は、ドコモ光電話に申し込むと050から始まる新規の電話番号が発行されます。

NTT加入電話で利用中の電話機がそのまま使える

ドコモ光電話では、NTT加入電話で使っている電話機をそのまま利用できるので、新しく電話機を購入する必要はありません。また、電話機が対応していれば、ドコモ光電話に乗り換えても、FAXの送受信ができます。

ドコモ光電話の料金

ドコモ光には、「ドコモ光電話」と「ドコモ光電話バリュー」の2種類の電話プランがあります
加入するプランによって、月額料金や毎月付加される無料通話、無料で利用できるオプションに違いがあります。NTTの加入電話との比較を載せるので、ドコモ光に乗り換えると通話料がどれだけ節約できるかを確認しましょう。

【ドコモ光電話のプラン別サービス概要】
プラン 基本使用料 無料通話 無料で利用できるオプション
ドコモ光電話 500円 なし なし
ドコモ光電話バリュー 1,500円 480円分
(固定電話:180分相当
携帯電話(東日本):27分相当)
6種類(1,700円分)
NTT加入電話・ライトプラン
(プッシュ回線用)
1,850円 なし なし

※価格はすべて税抜き表示です。

ドコモ光電話は、基本使用料として、契約するプランによって月額500円または1,500円がかかります。
「ドコモ光電話」は基本使用料500円と低価格で利用できますが、無料通話や無料で使えるオプションは付いていないプランです。
「ドコモ光電話バリュー」の基本使用料は1,500円で「ドコモ光電話」より1,000円高いです。しかし、無料通話とオプションが使えるので、毎月電話をかける頻度が高く、発信者番号表示などのオプションを利用したい人は、ドコモ光電話バリュープランがおすすめです。

ドコモ光電話バリューの無料通話は、当月中に使いきれなかったら、翌月1か月だけ繰り越しできます。ただし、繰り越した分の無料通話は、固定電話宛の通話料にのみ適用されます。ドコモ光電話からスマホ・携帯電話宛の通話料は、無料になりません。

なお、どちらのプランでも、ドコモ光で利用する電話番号1つにつき、月額2円のユニバーサルサービス料が基本使用料とは別途に請求されます。
ユニバーサルサービス料は、すべての電話利用者が負担する公共通信設備の費用で、金額が法律で定められています。(参考:ドコモ公式サイト「ユニバーサルサービス制度」

ドコモ光電話の通話料金

ドコモ光電話は、NTTの加入電話よりも通話料が安く設定されています。電話回線ではなく、インターネット回線で通話するため、交換局を通過する費用を抑えられるからです。

【固定電話宛の通話料の比較】
通話先 NTTの加入電話 ドコモ光電話
市内 8.5円/3分 一律8円/3分
県内市外 20円~40円/3分
県外 20円~80円/3分
アメリカ合衆国宛 60円(免税)/1分 9円(免税)/1分
【スマホ・携帯電話宛の通話料の比較(NTT東日本エリア)】
通話先 NTTの加入電話 ドコモ光電話
ドコモ 20円/1分 16円/1分
au 30円/1分 17.5円/1分
ソフトバンク 40円/1分 17.5円/1分
【スマホ・携帯電話宛の通話料の比較(NTT西日本エリア)】
通話先 NTTの加入電話 ドコモ光電話
ドコモ 17円/1分 16円/1分
au 18円/1分 18円/1分
ソフトバンク 20円/1分 18円/1分
ワイモバイル 17円/1分 16円/1分

市外や県外に電話をかけることが多い人は、NTTの加入電話からドコモ光電話に乗り換えることで、通話料が最大9割安くなります。スマホ・携帯電話宛に電話をかけることが多い人は、加入電話と比べて1割~2割ほど通話料が安くなるでしょう。

国際電話や050IP電話など、ドコモ光電話の通話料についての詳細は、「ドコモ光電話ご利用ガイド_通話料・通信料の詳細について」をご覧ください。

ドコモ光電話のオプション料金

ドコモ光電話のオプションと月額料金は以下の通りです。

【ドコモ光電話のオプション①(ドコモ光電話バリューでは無料で使えるオプション)】
オプション 月額料金 サービス内容
発信者番号表示 400円 電話をかけてきた相手の電話番号が電話機に表示される
ナンバーリクエスト 200円 非通知で電話番号をかけてきた相手に、電話番号を通知してかけるように伝える
迷惑電話ストップサービス 200円 登録した電話番号からの着信を受け付けないようにする
通話中着信 300円 通話中に着信があった場合、通話を保留して第三者と通話ができる
転送でんわ 500円 あらかじめ設定してある電話番号に電話を転送する
着信お知らせメール 100円 着信があったことを、あらかじめ指定してあるパソコンや携帯電話のメールで確認できる

※価格はすべて税抜き表示です。

「ドコモ光電話バリュー」プランは、月額1,500円で、上表の総額1,700円分のオプションをすべて利用できます。ただし、下表の2つのオプションはドコモ光電話バリューに含まれていないので、必要であれば別途加入しましょう。

【ドコモ光電話のオプション②(どちらのプランでも追加料金が必須のオプション)】
オプション 月額料金 サービス内容
ダブルチャネル 200円 同じ電話番号で2か所同時に電話の発信と着信ができる
追加番号 100円 最大5つの電話番号を利用できる

※価格はすべて税抜き表示です。

一方、「ドコモ光電話」プランは、月額500円と料金が安いものの、無料で利用できるオプションや無料通話がありません。必要に応じてオプションに加入する必要があります。

たとえば、「発信者番号表示」「ナンバーリクエスト」「迷惑電話ストップサービス」の3つに加入する場合、オプション料金は月額800円です。
ドコモ光電話プランの月額料金と3種類のオプション料金の合計は1,300円であり、ドコモ光バリュープランよりも200円しか安くなりません。

複数のオプションに加入するなら、ドコモ光電話バリュープランのほうがお得にドコモ光電話を利用できます

ドコモ光電話の工事費

ドコモ光電話を利用するには、開通工事が必要なため工事費がかかります
ドコモ光電話の工事費は、番号ポータビリティ(MNP)の有無や申し込みのタイミングによって変わります。番号ポータビリティとは、NTTの加入電話や他光回線の光電話で使っている電話番号をドコモ光電話でも使えるようにする仕組みです。

ドコモ光電話は、ドコモ光の契約と同時に申し込むほか、ドコモ光の開通後に別途申し込むことができます。申し込みのタイミングごとのドコモ光に支払う工事費は以下です。

ドコモ光と同時申込する場合のドコモ光電話の工事費】
料金 番号ポータビリティあり 番号ポータビリティなし
ドコモ光契約事務手数料 無料 無料
同番移行手数料 2,000円 不要
交換機等工事料(基本機能) 1,000円 1,000円
合計 3,000円 1,000円

※価格はすべて税抜き表示です。

ドコモ光の開通後に申し込む場合のドコモ光電話の工事費】
料金 番号ポータビリティあり 番号ポータビリティなし
ドコモ光契約事務手数料 2,000円
基本工事料 派遣工事あり:4,500円
派遣工事なし:1,000円
同番移行手数料 2,000円 不要
交換機等工事料(基本機能) 1,000円
機器工事料(設置料) 派遣工事あり:1,500円
派遣工事なし:不要
合計 派遣工事あり:11,000円
派遣工事なし:6,000円
派遣工事あり:9,000円
派遣工事なし:4,000円

※価格はすべて税抜き表示です。

フレッツ光でひかり電話を利用している人がドコモ光に転用する場合、上記の工事料はかからず、無料でドコモ光電話に移行することができます

ドコモ光電話は、ドコモ光の開通工事と同時に行うことで、工事費が3,000円~8,000円割引されます。ドコモ光電話の工事費を抑えるなら、ドコモ光と同時に申し込みましょう。

ドコモ光電話バリューを契約する人や、ドコモ光電話にオプションを付ける人は、上記の料金とは別途で、利用するオプションに応じて1,000円~8,000円ほどの工事費が加算されます。オプション工事料の詳細は「ドコモ光電話 工事料」を確認してください。

加入電話からの番号ポータビリティを利用する場合、光電話を利用するにはNTTの電話加入権を休止しなければいけません。そのため、ドコモ光に支払う工事費とは別に、NTTから電話加入権の利用停止手数料2,000円が請求されます

なお、「ドコモ光」、「ドコモ光電話」、「ドコモ光テレビオプション(テレビ接続工事料・追加工事料を除く)」に関する工事費の合計が29,000円(税抜)を超える場合、29,000円ごとに3,500円(税抜)が加算されます。

ドコモ光電話の注意点

ドコモ光電話の注意点として、停電時に使えなくなる、発信できない番号があるなどがあります

ドコモ光電話が停電時に使えなくなるのは、インターネット回線を利用するため、電源がないと光電話を利用するのに必要なONUや光電話対応ルーターなどの機器が利用できなくなるからです。
停電時には110番や119番などの緊急通報も利用できなくなります。スマホや携帯電話を契約していない人や格安SIMで050のIP電話を利用している人は、災害時などに停電すると緊急通報ができなくなるので注意しましょう。

また、ドコモ光電話には、114のお話し中調べや、0170の伝言ダイヤルなど一部発信できない番号があります。ただし、IP電話で利用できない110や118、119などの緊急通報、0120のフリーダイヤルや0570のナビダイヤルなどは、ドコモ光電話では利用できます。
ドコモ光電話で発信できない番号は「ドコモ光電話ご利用ガイド」のp.11~12に記載されているので、契約前に確認しておきましょう。

ドコモ光電話の申し込み方法

ドコモ光と同時に申し込むには、担当スタッフやオペレーターにドコモ光電話を利用したい旨を伝えましょう

ドコモ光をすでに契約している場合は、ドコモ インフォメーションセンターかドコモショップにてドコモ光電話を申し込めます。ドコモショップで手続きする場合は来店予約が必要です。

【ドコモ インフォメーションセンター(通話料無料)】

ドコモのケータイから:(局番なし)151
一般電話などから:0120-800-000
受付時間:午前9時〜午後8時(年中無休)

また、ドコモ光の契約がある場合は、ドコモ光の契約内容の確認や本人確認のため、ドコモ光契約者のドコモの携帯電話番号ネットワーク暗証番号が必要になります。手続き時に本人確認書類は不要です。
ドコモの携帯電話を契約していない場合は、ドコモ光の契約ID(お客さまID)で本人確認を行います。契約ID(お客さまID)は、My docomoより確認可能です。

光電話の電話番号を引き継ぎたい場合、電話番号を継続できるか確認するため、申し込み時に下記の契約情報が必要です。利用中のサービス元で確認しておきましょう。

【光電話を引き継ぐ場合に必要な契約情報】
  • サービス提供事業者名
  • 電話サービス名
  • 契約者名(漢字・カナ)
  • 電話番号
  • 設置場所住所

サービス提供事業者名や電話サービス名とは、たとえばYahoo!BBのホワイト光電話、KDDIのauひかり電話などです。

ドコモ光電話の利用開始までの流れ

ドコモ光電話の申し込みと同時に、派遣工事の有無の確認や工事日の決定などをします

工事日(利用開始日)については、「ドコモ光電話ご利用ガイド」では「お客さまのご利用場所および当社の設備状況などにより、「ドコモ光電話」のご利用開始までの期間は異なります。」と書かれています。ただ、工事や契約内容の手続きが必要なため、ドコモ光と同様に、工事日確定から利用開始まで早くても2週間程度かかると見込んでおきましょう。

派遣工事の有無は、すでにフレッツ光の「ひかり電話」や光コラボの光電話を利用している場合、オプションの追加などをしなければ、既存の設備をそのまま使えるので無派遣工事となります。それ以外は派遣工事が必要です。

派遣工事をする場合は、自宅内で作業をするため、工事の最中は立会人がいなければいけません。在宅できる日を工事日に選択しましょう。

なお、申込時に工事日などが決められなかった場合は、自分で下記のドコモ光サービスセンターに電話をかける必要があります。連絡をしないと工事日が確定せず、一向にドコモ光電話を利用開始できないので忘れないよう気を付けましょう。

【ドコモ光サービスセンター】

ドコモの携帯電話からの場合:(局番なし)15715
一般電話などからの場合:0120-766-156
受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

ドコモ光電話の工事費を実質無料にする方法

ドコモ光電話の工事料に関するキャンペーンなどはありませんが、ドコモ光をこれから申し込む場合、販売代理店のネットナビから申しこむとドコモ光電話の工事料を実質無料にすることができます

ネットナビからドコモ光をWeb申し込みすると、独自のキャンペーンにより、現金キャッシュバック15,000円をもらえるからです。ドコモ光の新規契約・事業者変更・転用のどの手続きの場合でも、最短翌月末に15,000円が銀行振り込みされます。
番号ポータビリティありで、ドコモ光電話バリューを契約する場合でも、ドコモ光電話の工事料は11,000円~13,000円なので、キャッシュバックで工事料を相殺することが可能です。

また、ネットナビのキャッシュバックキャンペーンとドコモ光公式キャンペーンは併用可能です。そのため、ドコモ光の基本工事料が無料になる「ドコモ光新規工事料無料特典」2,000円分のdポイントがもらえる「dポイントプレゼント特典」もあわせて適用できます。
※dポイントプレゼント特典を適用するには、2年定期契約で契約する必要があります。

特典のdポイントは期間・用途限定のため、ドコモ光やドコモケータイの支払いには利用できません。ただし、d払いや、ローソンや家電量販店などdポイントがつかえるお店でのポイント支払いに利用できるので、生活費を節約することができます。

15,000円キャッシュバックキャンペーンの適用条件

ネットナビのキャッシュバックキャンペーンを適用するには、下記の条件をすべて満たす必要があります

※ネットナビのキャッシュバックキャンペーンの適用条件

  • 申込後、工事完了翌月末日までに、キャッシュバック申請の手続きをする。
  • ネットナビのWebページからドコモ光を申込む。
  • 申込受付の電話で、担当オペレーターにキャッシュバック希望の旨を申告する。
  • 申し込んだサービスをキャッシュバック受け取りまで継続利用する。
  • ネットナビでキャッシュバックをもらうには、Web申込後にネットナビから来る確認の電話で、オペレーターに「キャッシュバックが欲しい」旨を伝える必要があります。

    また、ドコモ光の開通工事が完了した翌月末までに、下記のキャッシュバックの手続きをしなければいけません。

    【ネットナビのキャッシュバック申請の手続き方法】
    1. 申込後にネットナビからキャッシュバック申請情報のメールが1通届く。
    2. メールに記載のキャッシュバックの申請サイトのURLにアクセスし、メールに記載のお客様IDや振込口座情報などを登録する。
    3. メールに記載のキャッシュバックの申請書(PDF)のURLにアクセスし、キャッシュバック申込書(pdf)をダウンロード・印刷する。
    4. 工事完了翌月末日までに、工事完了受領書もしくは開通後に届く契約申込書と、キャッシュバック申請書を株式会社ネットナビまで郵送する。

    キャッシュバックの手続きは、郵送する手間などがかかりますが、期限が開通の翌月末までと定められているので忘れないようにしましょう。

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