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フレッツ光からSo-net光プラスへ転用するときの注意点

大手プロバイダのSo-netが提供している「So-net光プラス」は、光回線とプロバイダがセットになった光コラボレーションと呼ばれる光回線サービスです。フレッツ光の光回線を利用しているため、フレッツ光と同等の品質でインターネットが利用できます。

さらに、フレッツ光よりも月額料金が安く、割引サービスなども充実しているため、フレッツ光から転用(乗り換え)することでお得にインターネットが利用できます。

ただし、So-net光プラスをお得に利用するためには、転用後に注意すべき点があります。転用後にSo-net光を利用し続けていると利用料金が他社光回線よりも高くなってしまうことがあるので確認しておきましょう。

フレッツ光から乗り換えを検討されている方はSo-net光が適切か下記記事もご覧ください。
https://hikari.netde-pc.jp/21030.html

So-net光プラスの月額料金は3年目から高くなる

So-net光プラスは、利用開始月の翌月から24か月目までは月額料金が割引されますが、25か月目以降は通常料金に戻るため請求金額が高くなります。

フレッツ光からSo-net光プラスに乗り換えた後は、月額料金の変化に注意しましょう。

【マンションコース】

契約期間 月額料金 割引
利用開始月 0円
※事務手数料3,000円
なし
1~24か月目 2,480円 2,000円
25か月目以降 4,480円 なし

【戸建てコース】

契約期間 月額料金 割引
利用開始月 0円
※事務手数料3,000円
なし
1~24か月目 3,480円 2,100円
25か月目以降 5,580円 なし

※価格は全て税別です。

月額料金の割引額は、マンションコースで2,000円、戸建てコースで2,100円です。

So-net光プラスの公式サイトでは、どちらのコースも割引額が2,500円になっていますが、これは回線工事費用の割引が含まれているからです。フレッツ光からSo-net光に転用する場合は、工事不要のため割引されません。

また、So-net光プラスの月額料金は、利用開始月が0円のため、割引が適用されるのは利用開始月の翌月からです。

たとえば、So-net光プラスの利用開始月が2020年10月だった場合、2020年11月が1か月目となり2022年11月が24か月目です。翌月の2022年12月になると25か月目になるため、割引期間が終了し月額料金が通常料金に戻ります。

So-net光プラスの月額料金は、割引期間中であれば他社光回線と比較しても安いですが、通常料金に戻ると他社光回線よりも月額料金が高くなるおそれがあります。

そのため、費用を抑えたい場合には他社光回線へ乗り換えるなどの対策が必要です。

割引期間中に解約するなら違約金負担のある光回線に乗り換える

So-net光プラスは、契約期間が36か月間に定められており、途中解約すると20,000円の解約金が発生します。解約金を発生させずに解約するには、利用開始月の翌月から37か月目と38か月目の2か月の間に解約更新月に解約手続きをすることです。

ただし、その場合は、どうしても12か月は通常の月額料金を支払う必要があります。

So-net光プラスを割引期間中に解約金を抑えて解約するには、違約金を負担するキャンペーンを実施している光回線サービスに乗り換えましょう。

キャンペーンを利用すれば、解約金がかかったとしても、乗り換え先の光回線が負担してくれるので実質0円で乗り換えられます。

2021年3月時点で、乗り換え時の違約金を負担するキャンペーンを実施している光回線は、「auひかり」と「ソフトバンク光」の2つです。それぞれのキャンペーン内容は下記の通りです。

【違約金を負担してくれるキャンペーン】
回線名 キャンペーン名 上限金額
ソフトバンク光 SoftBankあんしん乗り換えキャンペーン 100,000円
auひかり auひかり 新スタートサポート 30,000円

※価格は全て税別です。

どちらのキャンペーンもSo-net光の解約時にかかった費用がキャッシュバックされます。

ただし、キャンペーンを適用するには解約金を支払った証明となる領収書などが必要になるため、一旦は解約金を支払う必要があります。

auひかりとソフトバンク光の利用に必要な費用は下記の記事で確認してください。

【SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン】

https://hikari.netde-pc.jp/18037.html

【auひかり 新スタートサポート】

https://hikari.netde-pc.jp/22396.html

v6プラスを利用するには専用のWi-Fiルーターが必要

So-net光プラスには、回線混雑が原因による通信速度の低下を防止するv6プラスというサービスを提供しています。

v6プラスを利用すれば、通信の混雑していない経路を選択してインターネットに接続するため、平日の夜や土日祝日など、インターネットの利用者が多く通信が混雑しやすい時間帯でも通信速度が低下しにくくなります。

v6プラスは、初期費用と月額料金が無料で利用できるため、サービスを利用するための料金はかかりません。ただし、v6プラスを利用するには、v6プラス対応したWi-Fiルーターが必要です。

フレッツ光で使用していたWi-Fiルーターは、So-net光プラスに乗り換えた後も利用できますが、v6プラスに未対応だと時間帯によって通信速度が遅くなる場合もあるので、乗り換え時に準備しておきましょう。

v6プラス対応のWi-Fiルーターは無料レンタルできる

v6プラス対応のWi-Fiルーターは、市販の機器を購入する方法と、So-net光プラスでレンタルする方法の2つがあります。

おすすめは、So-net光プラスからレンタルする方法です。2020年10月時点では、申し込み特典として、v6プラス対応のWi-Fiルーターが永年無料でレンタルできるためです。

オンラインゲームなどでインターネットを利用する機会が多く、通信の質にこだわりたい人は、市販のWi-Fiルーターを購入したほうが良い場合もありますが、そうでない人は、レンタルすることで費用をかけずにv6プラスを利用できます。

なお、v6プラス対応のWi-Fiルーターをレンタルするには、別途申し込みが必要です。So-net光プラスと同時に申し込みできるので忘れずに手続きを行いましょう。

申込窓口によって特典が違う

So-net光プラスの申込窓口には、公式サイトの他に正規代理店があります。申込窓口によって実施しているキャンペーンが異なるので、So-net光プラスを契約する前には申込窓口ごとのキャンペーン特典を比較しておきましょう。

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フレッツ光からSo-net光プラスへの転用方法

フレッツ光からSo-net光プラスへ転用するための手続きは次の通りです。

  1. NTTに転用の申し込みをして転用承認番号をもらう
  2. 転用承認番号の有効期限14日以内にSo-net光の申し込みをする
  3. 転用申し込みから14日後にサービス利用が可能

フレッツ光からSo-net光プラスに転用するには、転用承認番号の発行が必要です。転用承認番号はフレッツ光に依頼すれば発行できます。

ただし、転用承認番号には14日の有効期限があり、14日を過ぎると再発行が必要になるため、有効期限内に申し込みましょう。

So-net以外のプロバイダは転用後に解約手続きをする

フレッツ光と一緒にSo-net以外のプロバイダを契約している人は、So-net光プラスに転用する際、忘れずに解約手続きを行いましょう。

So-net光プラスへ転用する際、フレッツ光は自動的に解約されますが、プロバイダは解約されないため、転用した後もプロバイダの月額料金がかかり続けるおそれがあります。

なお、フレッツ光のプロバイダにSo-netを利用している場合は、コース変更ができるため解約は不要です。詳しくはSo-net公式サイト「コース変更ナビ」を確認してください。

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