NURO光のプロバイダは「So-net」と決まっています。NURO光は、回線とプロバイダがセットで提供される光回線サービスだからです。プロバイダを自由に選べないという制約にはなりますが、一方で、プロバイダを別途契約する必要がない、請求や問い合わせ窓口が一本化されて分かりやすいという良さもあります。
ただし、So-net以外のプロバイダを契約している方がNURO光に乗り換える場合は、契約中のプロバイダを解約しなければなりません。適切な時期・方法で解約しないと、乗り換え後に必要なサービスが使えなくなるおそれがあります。プロバイダの解約手続の時期や方法は、乗り換え前に確認しておきましょう。
NURO光とSo-netのセット契約による特長
NURO光がSo-netとのセット契約になっていることによって、大きく3つの特長があります。
- プロバイダ料金が基本料金に含まれていて利用料金が分かりやすい
- 問い合わせの窓口が一本化される
- 一般的な光回線(最大通信速度1Gbps)より高速な通信が期待できる
まず1点目は、プロバイダ料金が基本料金に含まれていて、利用料金が分かりやすいことです。NURO光の標準プラン(NURO 光 G2 Vプラン)の月額基本料金4,743円(税抜)には、So-netの利用料金があらかじめ含まれているため、追加で料金が請求されることはありません。また、プロバイダと回線で請求が一つにまとまるので、家計管理もしやすいです。
2点目は、問い合わせの窓口が一本化されることです。回線とプロバイダの契約が分かれていると、接続トラブルなどで問い合わせをしたいときにどこに連絡したら良いかが分かりづらくなります。NURO光では、どんな問い合わせでもSo-netで受け付けているので、困ったときに問い合わせ先を迷うことがありません。
3点目は、一般的な光回線(最大通信速度1Gbps)より高速な通信が期待できることです。NURO光で利用される光回線は他社と共有しない独自回線なので、通信の混雑による通信速度の低下が起きにくいです。加えて、So-netではNURO光向けに「G-PON」という高速通信規格を採用しています。NURO光の回線とSo-netの通信技術が組み合わさることで、NURO光の特徴の一つである「下り通信の最大速度2Gbps」という高速通信が実現できるのです。
NURO 光 for マンションや高速プランの問い合わせ先はSo-netではない
NURO光の設備が導入されているマンション向けプランである「NURO 光 for マンション」やNURO 光 10G/6Gs/10Gs/20Gsの高速プランも、プロバイダはSo-netです。ただし、これらのプランについての問い合わせはSo-netでは受け付けていないので注意しましょう。
NURO 光 for マンションの問い合わせ先は「NUROマンションサポート」、NURO 光 10G/6Gs/10Gs/20Gsの問い合わせ先は「NUROハイエンドサービス専用デスク」です。So-netでは問い合わせを受け付けていないものの、問い合わせ窓口が一つであるという点では標準プランと変わらないので、手続きや問い合わせが煩雑になる心配はありません。
他プロバイダを契約中の方がNURO光へ乗り換える際の注意点
NURO光への乗り換えにともなって契約中のプロバイダを解約する場合、NURO光への乗り換えが完了してインターネットが開通してから解約手続きをしましょう。NURO光の開通前に契約中の回線とプロバイダを解約してしまうと、インターネットが使えない時期ができる可能性があるからです。
NURO光は開通工事前の事前調査を行っていません。そのため、工事当日に建物や周囲の状況を確認した結果、工事が延期になったりキャンセルになったりするおそれがあります。工事日が決まっても、必ずその日にNURO光が開通するとは限らないのです。ですから、工事日に合わせて解約を申し込むのではなく、工事完了後にインターネットが使えることが確認できてから、解約手続きを進めたほうが良いでしょう。
NURO光への乗り換えについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、合わせて参考にしてください。
https://hikari.netde-pc.jp/17027.html
光電話を利用している場合は固定電話が開通してから解約する
乗り換え前の回線で光電話を利用している場合は、NURO 光 でんわ(光電話を使わない場合はNTT加入電話)が開通してから前のプロバイダを解約しましょう。固定電話の開通前にプロバイダを解約すると、固定電話が使えない時期が発生するだけでなく、電話番号を引き継げなくなります。
なお、NURO光でインターネットが開通してからNURO 光 でんわが使えるまでにかかる期間は、NURO 光 でんわで新規に番号を発行する場合は約2営業日、利用中の番号を引き継ぐ場合は2~3週間です。NURO光でインターネットが開通したからといって、すぐに前のプロバイダを解約しないよう気を付けましょう。
NURO 光 でんわについてはこちらの記事もご覧ください。
https://hikari.netde-pc.jp/16005.html
乗り換え前のプロバイダから提供されていたサービスは使えなくなる
NURO光への乗り換えにともなってSo-net以外のプロバイダを解約すると、プロバイダから提供されていたサービスは使えなくなります。プロバイダが提供する主なサービスは、メールアドレスやセキュリティサービスなどです。
ただし、プロバイダによっては、月額料金を支払えば他のプロバイダに乗り換えた後もサービスを利用できる場合があります。使いたいサービスがある場合は、乗り換え前にプロバイダに問い合わせて利用可否を確認しておきましょう。
So-netにはオプションサービスだけを利用できるコースがある
NURO光のプロバイダであるSo-netには、メールアドレスだけを利用できる「モバイルコース」や、セキュリティサービスなどのオプションサービス(メールアドレスを除く)を利用できる「メンバーズコース」が用意されています。ですから、もしNURO光から他の回線に乗り換えることになっても、必要に応じてSo-netのメールアドレスやセキュリティサービスなどを使い続けることが可能です。
So-net利用中の場合はコース変更でNURO光へ乗り換えられる
So-net光プラスやauひかりなどNURO光以外の光回線でプロバイダとしてSo-netを利用している場合、So-netの解約手続きは不要です。NURO光への乗り換えは「接続コース変更」にあたり、NURO光が利用できる状態になるとSo-netの接続コースが自動的に切り替わるからです。
ただし、乗り換え前の回線の撤去工事や機器の返却が必要な場合は、NURO光の契約を申し込んだあとにSo-netか回線事業者から連絡が来るので必ず確認しましょう。また、コース変更のタイミングによっては、乗り換え前の契約プランの解約金が発生する可能性もあります。手続きの詳細な流れや解約金の確認方法については、So-net公式サイトの「接続コースの変更」をご確認ください。
NURO光の申し込み方法
NURO光の契約は、NURO光公式のWebサイトや電話窓口、もしくは代理店から申し込みましょう。これらの窓口ではキャンペーンが実施されていて、月額料金の割引やキャッシュバックなどの特典を受けられるからです。
ただしNURO光には、サービス提供エリアが限られている、開通までに時間がかかる、といった注意点があります。また、各種キャンペーンは特典内容や適用条件がそれぞれに異なるので、十分に比較・検討したうえで申し込み先を決めましょう。
NURO光の申し込みから開通までの注意点や、キャンペーンの選び方についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。
https://hikari.netde-pc.jp/18054.html
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