フレッツ光の利用料金の支払い方法は、➀請求書 ②口座振替 ③クレジットカードの3つです。
この記事ではそれぞれの支払い方法の特徴や、どんな人にどの支払い方法がおすすめかを解説します。
請求書
NTTファイナンスから送付される所定の請求書で、フレッツ光の利用料金を支払うことができます。
支払期限の10日前までに請求書と利用料金内訳と一緒に郵送されるので、各種金融機関窓口、コンビニエンスストアなどで、支払期限までに支払いましょう。
ただし、この請求書払い、送付されるごとに150円の手数料がかかります。内訳は、発行手数料100円、コンビニエンスストア・各種金融機関での窓口払い手数料50円の合計金額です。
NTT東西では、紙資源の節減による環境保全を理由に、「口座振替」または「クレジットカード」での支払い方法を推奨しています。
請求書払いは、できるだけ現金で支払いたい人、料金明細や契約情報を確認したい人には向いているのですが、締切日までに支払いを忘れると料金滞納などの原因にもなります。
特別な理由がない限り、現状では請求書支払いはあまりおすすめできません。
口座振替
銀行口座からの自動引落しで、フレッツ光の利用料金を支払うことができます。
毎月決まった支払日に自動的に引き落しされるので、払い忘れの心配がなく手間もかかりません。
ただし、引き落とし口座の残高不足に注意しましょう。引き落とし時に残高不足だった場合は、滞納扱いになってしまいますよ。
また、書面による「口座振替のお知らせ」を希望する場合には、前出と同様、100円の発行手数料がかかります。
クレジットカード
支払いをクレジットカード決済にするやり方です。
支払日はカード会社の引き落とし日になります。クレジットカード決済のメリットは、利用額に合わせたポイント付与などの特典があることです。水道光熱費などと併せ、毎月の固定費として支払うことで、クレジットカードのポイントを貯めることができます。
また、スマホ代や毎月の通信費、水道光熱費などの固定費を1つのカードにまとめて決済することで、明細も一目瞭然。家計が把握しやすくなります。もちろん、1つのカードに集中させることで、ポイントもどんどん貯まります。
WEB明細で手数料を節約!
前述のとおり、請求書などを発行すると手数料がかかってしまいます。
無料にするには、支払い方法を口座振替かクレジットカード払いに変更するしかありません。しかし、月々の料金明細はその都度確認しておきたいですよね。
そこで、おすすめなのは、WEB明細として確認する方法です。Web明細なら、いつでも好きなときに契約情報や料金を確認できるので便利です。ただし、口座振替もしくはクレジットカード支払いが条件です。
NTT東日本は「@ビリング」、NTT西日本なら「Myビリング」、後述のNTTファイナンスでの料金回収代行サービスを利用している人は「Webビリング」に登録しておきましょう。「ご利用料金のお知らせ」などをインターネットで確認できます。
なお、現在、請求書支払いの人は支払い方法を口座振替、もしくはクレジットカードに変更した上で、手続きを行ってください。
紙の明細書が必要になったときは、申請すれば手数料100円がかかりますが、郵送してもらうことができます。
支払い方法を変更するには
フレッツ光の支払い方法の変更は、お客様IDさえわかれば、NTT東・西のWEBサイトから申し込みができます。また、以下のカスタマーサービスから問い合わせることもできます。
NTT東日本・西日本共通 0120-116116
IDを忘れた、紛失してしまった場合も、電話で問い合わせをすれば、再発行してもらうことが可能です。WEBサイトのマイページにログインできなくなった場合も、こちらの電話で問い合わせをしたほうが早いでしょう。
プロバイダ料金とまとめ払いできる
フレッツ光の場合、光回線の利用料金とは別にプロバイダ料金を支払う必要があります。NTTとは違う別会社からの請求なので、当然支払先も別になります。
あちこちから請求と明細がやってくるのは面倒ですよね。
そこで、フレッツ光には、特定のプロバイダであれば、光回線料金とプロバイダ料金をまとめて支払いができるサービスがあります。続けてご紹介しましょう。
NTTファイナンスの回収代行サービス
NTTドコモ、NTT東日本、NTT西日本の通信料金とプロバイダ料金を一緒に支払える決済手段です。電話、フレッツ光、プロバイダそれぞれを契約しているなら、請求がまとまって一本化できるので、毎月の支払いが整理しやすくなります。
使っているスマホがドコモであれば、もちろんこの一括支払いに入れることができます。
こちらも支払い方法は、請求書・口座振替・クレジットカードの3種類が選べます。
電話による問い合わせは次の通り。
►回収代行サービス(電話料金合算 等)に関する連絡先 NTTファイナンス ペイメントサービスセンター 0800-555-05-50 受付時間 9:00~17:00 (土日・祝日・12/29~1/3を除く) |
このサービスも紙の明細書を発行すると手数料がかかるため、利用する際は、「Web明細」を忘れず申し込んでおきましょう。
滞納すると1ヶ月で回線が止められる
支払いに関する注意点としては、やはり利用料金の滞納があります。
特に請求書支払いの場合、支払いを忘れていた、払い込み用紙を失くしてしまうことがあります。また、口座振替であっても、引き落とし口座の残金不足で、引き落としができないなど、手続きをせずに放置すれば、約1ヶ月後には回線が止められてしまいます。
また、請求書支払いでありがちなのが、先月分は支払っていても、先々月分の支払いを忘れてしまったケース。いずれにしても、未払い分があると回線を止められてしまいます。
経済的に困窮しているわけでないのに、支払いをうっかり忘れてしまい、滞納を続けてしまうと、最終的には強制解約となり、信用問題になりかねません。
このようなトラブルを回避するためにも、支払い方法はなるべく口座振替かクレジットカードにして、引き落とし口座の残高もまめにチェックするようにしましょう。