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固定電話回線でインターネット接続する方法と光回線の紹介

固定電話の回線を使用して、インターネットに接続する方法は、使用している回線の種類で違いがあります。固定電話回線は「アナログ回線」「ISDN回線」「ADSL回線」の3種類です。

ただし、電話回線を利用したインターネットは2024年には終了するので、これから自宅にネット環境を作りたい場合は、光回線の利用を検討してみてください。

ここでは、光回線の紹介と、固定電話回線を利用したインターネットの接続方法を説明します。

電話回線を利用したインターネットは2024年で終了する

電話回線を利用したインターネットは、アナログ回線、ISDN回線、ADSL回線の3種類ありますが、いずれも2024年までにサービスを終了する予定です。

また、サービス終了に伴い、電話回線を利用したインターネットの新規契約も、一部地域を除いて2016年に終了しています

電話回線を利用したインターネットがサービスを停止するのは、旧来の銅線を使った電話線サービスが老朽化しており、サービスの維持が難しくなっているためです。同時に、通信速度の速い光回線が台頭してきており、電話線でのネットに代わって光回線を利用したインターネットが主流になってきています。

そのため、今から自宅に新規ネット環境を作りたいなら、電話回線ではなく光回線を利用すると良いでしょう。

光ファイバーのない地域では電話回線では引き続きインターネットを繋げる

光ファイバーの施設工事が済んでいない地域では、光回線を利用できません。そのため、光ファイバーのない地域でなら、引き続き電話回線を利用したインターネットを利用できます。

光ファイバーの施設工事が済んでいないのは、山間部や離島など、工事の難しい地域が多いです。その他、Nuro光など新しい回線は、人口の多い地域から順次対応しているため、平野部でも人口の少ない地域はまだ対応していないケースがありえます。

光回線なら電話もインターネットも使える

光回線を利用すれば、電話もインターネットも同時に使えます。光回線にしても、今まで利用していた固定電話の電話番号をそのままに、現在使っている電話機をそのままに利用可能です。

ただし、光回線を利用するには、回線工事が必要になります。工事と言っても、既存の電話線の配管やエアコン用ダクトを利用して電信柱から線を引き込むので、壁に穴を開けるような工事になることは稀です。

回線工事が出来ないならWi-fiのホームルーターを利用する

賃貸物件で家主の許可を取るのが難しいなど、回線工事ができない場合は、Wi-fiのホームルーターを利用してネット環境を作る手段があります。

ホームルーターは自宅内にWi-fiの電波を飛ばす機器で、自宅のコンセントを刺すだけで利用可能です。スマホのような月間の通信制限もないので、ホームルーターなら通信量を気にせずネットをできるメリットもあります。

ただし、ホームルーターでは固定電話は利用できません。電話とネットを同時に利用したい場合には、光回線の工事を検討してください。

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光回線は使っている携帯キャリアで契約すれば安くなる

光回線を新規で契約するなら、現在利用している携帯キャリアの回線を利用すると、スマホの月額使用料を安くできます。

【携帯キャリア光回線の月額使用料とスマホの値引き額】

回線名 月額使用料
(税別)
スマホの月額値引き額
(税別)
ドコモ光 集合住宅:4,000円
戸建て :5,100円
光電話 :+500円~
100~3,500円
auひかり 集合住宅:3,800円
戸建て :5,100円
光電話 :+500円~
1台あたり最大2,000円
SoftBank光 集合住宅:3,800円
戸建て :5,200円
光電話 :+467円~
1台あたり最大1,000円

光回線の月額料金は、集合住宅で4,000円程度、戸建てで5,000円程度が相場です。さらに光電話もあわせて使うなら、プラス500円程度を月額使用料に上乗せすれば利用可能です。

契約している携帯キャリアの回線ならば、スマホの月額料金を値引きできるため、他の光回線と比較して毎月の出費を抑えて利用できる可能性が高いです。いずれの回線でも動画やWEBページ閲覧する分には問題ない回線速度が出るケースが多いので、光回線の契約は月額利用料のおトクさで決めて問題ありません。

どの光回線を利用しようか悩む場合には、お使いの携帯キャリアの光回線の窓口に問い合わせしてみると良いでしょう。

インターネットの接続にはプロバイダ契約が必要

インターネットに接続するには、プロバイダ契約が必要です。

プロバイダとは、SonetやOCNなど、ネット回線とインターネットを結びつける接続サービスを提供してくれる業者のことです。電話回線でインターネットしていた時代には、ネット契約をNTTとして、別個にプロバイダと契約する必要がありました。

なお、携帯キャリアの光回線を契約する場合には、自社でプロバイダ業務を行っているため、回線契約とプロバイダ契約を別個にする必要はありません

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固定電話回線のインターネット接続方法

固定電話回線を利用したインターネット接続はアナログ回線、ISDN回線、ADSL回線があり、それぞれインターネットへの接続方法に違いがあります。

接続のがわからない方は、まず回線の種類を調べましょう。種類を確認する際には、電話回線から接続している機器を確認してみて下さい。ISDNとADSLならば、それぞれ表記があります。

ISDNかADSLの表記がなければアナログ回線です。しかし、アナログ回線は利用量に応じて通話料が掛かる古い回線ですので、多くの場合はISDN回線かADSL回線を利用している可能性が高いです。

①固定電話のアナログ回線を用いた接続方法

アナログ回線接続方法

アナログ回線でインターネットをつなぐ場合は、モジュラージャック(電話線の接続部)とモデムを繋げ、その後にモデムからPCに配線を接続すれば、インターネットを利用できます。

モデムから電話に繋げれば固定電話も利用できますが、通信がPCか電話かどちらか一方にしか行かないため、アナログ回線利用時はインターネットと電話を同時には利用できません。

②固定電話のISDN回線を用いた接続方法

ISDN回線とは、デジタル回線による電話サービスです。パソコンをUSBケーブルまたはRS-232Cケーブルでターミナルアダプタに接続し、そこからモジュラージャックに接続することで、インターネット通信が可能になります。

③固定電話のADSL回線を用いた接続方法

ADSLは、アナログの電話回線を使ってインターネットに接続するサービスです。光回線の利用できない地域向けに、2020年現在でも新規契約を受け付けています。

ADSLを利用してネットに接続するなら、LANケーブルでパソコンとADSLモデムとを接続し、さらにモデムとモジュラージャックを接続すれば完了します。

ネットと電話を同時に使いたい場合は、まずモジュラージャックからスプリッタという機材に繋げます。その後、スプリッタからADSLモデムと固定電話にそれぞれ繋げれば接続完了です。

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