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フレッツ光の上り下りって何?速度が遅いときの対処策は?

インターネット上には、多くの速度チェックサイトが無料で公開されています。ですが、普段から速度チェックをしていない人は、「上り速度って何?」「数字を見ても速いのかどうか分からない」といった疑問を持つのではないでしょうか。速度チェックサイトを簡単に読み解く方法と速度が遅いことが判明したときに実施すべきことを紹介します。

抑える用語はこの3つだけ!速度チェックを読み解く方法

速度チェックサイトでインターネット速度を測定すると、かならず「上り速度」と「下り速度」、そして「PING値」の3つが表示されます。サイトによっては他の情報についても表示されますが、「フレッツ光の速度に問題がないのか知りたい」という人なら、他の情報はすべて無視しても大丈夫です。とにかく上り速度と下り速度、PING値の3つだけに注目して下さい。

上り速度

インターネットサービスを、川上から川下へと流れる1本の川に例えてみましょう。提供する側を川「上(かみ)」、インターネットサービスを利用する側を川「下(しも)」だとするならば、「上り」とはインターネットサービス利用者からインターネットサービス提供者への流れに該当します。

具体的には、次のような行為がインターネットの「上り」を活用した利用法となり、その速さを「上り速度」として表現します。速度が速ければ速いほど快適性は増しますので、上り速度の数値は大きければ大きいほど良いということになります。尚、速度チェックサイトが英語表記のときは「Upload Speed」と表示されています。

・メールを送信する
・写真や動画を送る
・企業サイトなどの問い合わせフォームや申し込みフォームを送信する

下り速度

「下り」とは、インターネットサービス提供者からインターネットサービス利用者への流れを意味します。具体的には、次のような行為がインターネットの「下り」を利用した行為となり、その速度を「下り速度」と呼びます。もちろん、上り速度と同様、数字が大きければ大きいほど快適に利用できることを意味します。尚、英語表記のサイトで速度を調べるときは、「Download Speed」として記載されている数値が下り速度の数値となります。

・メールを受信する
・サイトや動画を閲覧する
・アプリやファイルをダウンロードする

PING値

PING値は、インターネット利用者がサーバーに対して通信を行い、サーバーから応答があるまでの時間を示しています。応答するまでの時間が短ければ短いほど、スムーズにインターネットを利用できることになりますので、PING値は少なければ少ないほど良いということになります。

例えば、対戦型のオンラインゲームをするとき、応答までの時間が長いならばどうでしょうか?タイミングを見計らって相手を攻撃しても、タイミングがずれてしまって、相手に思ったほどダメージを与えられないということにもなるでしょう。また、相手の攻撃を避けようとしても、避けるタイミングがずれてしまい、真正面から攻撃を受けてしまうかもしれません。

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数字を見れば作動性が分かる!上り速度と下り速度の目安

では、具体的にはどの程度の数字なら「上り・下り速度が充分に速い」「PING値が充分に小さい」と言えるのでしょうか?インターネットの活用方法に合わせた目安を見ていきましょう。

尚、オンラインゲームを利用するときは、インターネットの上り(利用者からサーバーへのアクション)も下り(サーバーあるいは対戦者から利用者へのアクション)もPING値(応答時間)もすべて必要になりますので、すべての表において目安を表示しています。

上り速度の目安

上り速度が速いに越したことはありません。しかし、インターネットの利用目的によっては、そこまで速い速度でなくても充分快適に利用することができます。上り速度別に、ストレスなく実施できることの目安を紹介します。

上り速度 ストレスなく実施できる行為
100Kbps ・メールやLINEなどによる文章(写真や動画は添付しない)の送信。
・企業の問合せフォームや申し込みフォームを送信する。
・SNSサイトに文章をアップする。
1Mbps ・メールやLINEで写真や動画を添付して送信する。
・SNSサイトに高画質の画像をアップする。
5Mbps ・圧縮した動画を送信する。
30Mbps ・オンラインゲームを楽しむ。

下り速度の目安

インターネットを使ってニュースサイトや動画などの視聴を行うことが多い人にとっては、上り速度よりも下り速度を重視すべきです。ストレスなくインターネットを利用するための下り速度の目安を紹介します。

下り速度 ストレスなく実施できる行為
100Kbps ・画像がほとんどないサイトを閲覧する。
200Kbps ・動画が添付されていないサイトを閲覧する。
1Mbps ・動画が添付されているサイトや標準画質のユーチューブを閲覧する。
・圧縮されていないファイルや重すぎないアプリをダウンロードする。
5Mbps ・高画質のユーチューブを閲覧する。
30Mbps ・オンラインゲームを楽しむ。

PING値の目安

オンラインゲームで求められるPING値の目安は以下の通りです。尚、PING値が35を超えるときは、対戦型のオンラインゲームをストレスなく実施することは難しくなります。

PING値 ストレスなく実施できるゲーム
35ms以下 ほとんどの対戦ゲーム。レスポンスの速さが特に求められていないゲーム。
15ms以下 リアルタイムでの応答が求められているゲーム。
5ms以下 リアルタイムでの応答が求められており、なおかつハイレベルな戦いのとき。

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速度が遅いときに実施すべきこと

上り速度や下り速度、PING値が好ましい数値でないときは、インターネットの利用においてストレスを感じてしまいます。速度チェックサイトの結果が思わしくないときは、次のことを検討してみて下さい。

プロバイダの変更を検討しよう

インターネット通信は、インターネットサービスを送る「回線業者」とインターネットの窓口に当たる「プロバイダ業者」の2つの業者を通して行います。回線は同じでも、窓口が混雑していたり何らかのトラブルを抱えていたりするならば、インターネットの通信速度が著しく遅くなってしまうことがあります。プロバイダを変更することで速度が改善されることもありますので、他のプロバイダを検討してみてはいかがでしょうか。

プロバイダ変更のタイミングによっては違約金が発生することもありますので、プロバイダのカスタマーサービスに電話をかけ、違約金についても相談してみて下さい。

フレッツ光回線そのものの変更・乗り換えを検討しよう

フレッツ光には、上り下りの最大速度が100Mbps~1Gbpsまでのプランがあります。現在ご利用中のプランが最大速度1Gbpsのプラン(ギガプラン)ではない場合、また、光回線ではなくADSL回線の場合は、上位プランに変更することで通信速度を向上させることが可能です。ただし、お住まいの地域や建物によってはギガプランが利用できないこともありますので、フレッツ光のカスタマーセンターに問い合わせてみましょう。

また、フレッツ光を解約して他の光回線に乗り換えるという方法もあります。フレッツ光回線はNTT以外にもソフトバンク光やドコモ光などの光コラボレーション業者も利用しますので、混雑しやすく、速度も低下しやすいという特徴があります。しかし、auひかりやNURO光などのフレッツ光回線以外を利用するなら、通信速度が著しく向上する可能性もあります。フレッツ光のプラン変更が難しい場合は、フレッツ光回線そのものの変更も検討してみて下さい。

速度チェックサイトを使いこなそう

こまめに速度チェックをすることで、速度が速い時間帯や快適に利用できる曜日などが分かってくることがあります。「インターネット 速度チェック」で検索をすると様々なサイトが見つかるので、使いやすいものを選んで利用するようにしましょう。ストレスなくインターネットを利用するためにも、速度チェックサイトを使いこなすことが大切ですね。

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