引越しなどを機に、フレッツ光を契約しようと考えている方も多いでしょう。
しかしフレッツ光の評判を調べてみると、「速度が遅い」という口コミ情報を目にすることがあります。
速度が遅いと読み込みに時間がかかってしまい、動画やゲームを快適に楽しめないので不安ですよね。
しかしフレッツ光では、契約の見直しや対処法によって速度を改善できます。この記事では、フレッツ光で高速通信をする方法について解説します。
フレッツ光の速度のしくみ
光回線で最もシェアの大きいフレッツ光は、最大1Gbpsという高速通信が可能とされています。その一方で、速度が遅いという評判も聞かれます。一体なぜでしょうか?
フレッツ光をはじめ一般家庭用のインターネット回線は、ベストエフォート方式で、速度の保証はありません。そのため、利用者が集中した場合などに速度が落ちてしまうのは、しくみ上、仕方のないことなのです。これは、どの光回線にも共通しています。しかし、インターネット接続が遅くなるのは、光回線以外の要素もあります。以下で詳しく見ていきましょう。
フレッツ光で速度が遅くなる原因と対処法
フレッツ光で速度が遅くなってしまうのには、
・選んだプランのサービス内容
・選んだプロバイダの影響
・使っている機器の問題
・パソコンやスマートフォンに入っているアプリの影響
以上の4つが主な理由に挙げられます。
もしフレッツ光を契約したものの速度が遅いなら、これらを見直すことで速度を改善できるでしょう。
フレッツ光には、1Gbpsのプランとそれ以外がある
フレッツ光では、最大1Gbpsで通信できます。しかしこれは、最大1Gbpsで通信できるプランを契約している場合に限られます。
速度を重視する人は、フレッツ光を契約する際に間違えず最大1Gbpsで通信可能なプランを選びましょう。
なお、建物や地域によっては1Gbpsのプランを契約できず、最大100Mbpsなど速度が制限されたプランしか選べない場合もあります。
この場合はどうやっても、そのプランにおける最大速度しか出せません。
特にマンション契約の場合は最大1Gbpsのプランを選べないケースが多いので、要注意です。
ただし不動産会社に依頼をすれば対応してもらえることもあるので、諦めずにまずは交渉してみることをおすすめします。
実際に筆者も現在住んでいるマンションは元々1Gbps契約に対応していませんでしたが、交渉することで対応してもらえました。
LANケーブル・無線LANルーターが高速通信に対応してない
ネット接続に古い機器を使っている場合、機器の性能が低く高速通信ができないケースもありますね。この場合、高速通信に対応する機器に買い換えれば速度が改善されます。
たとえフレッツ光を1Gbpsの高速で契約できていても、無線LANルーターの速度が最大300Mbpsならどうあがいても300Mbps以上で通信はできません。
LANケーブルやネットにつなげるパソコン、スマホなどの機器も含め、対応する速度を見直してみましょう。
フレッツ光は、プロバイダによっても通信速度が変わる
フレッツ光の回線を契約しただけでは、インターネットは使えません。
合わせてネットにつなげるサービスを展開している「プロバイダ」を契約することで、ネットができるようになります。
高速の光回線を利用していても、実際のインターネットの接続速度はプロバイダの接続の安定性により左右されてしまいます。プロバイダの安定性は、主に混雑が原因で、一概に設備状況などから判断できるものではありません。
したがって、同じ光回線でも、Aプロバイダを使うと遅いがBプロバイダだと速さが出るといったケースもありますし、地域によっても異なります。パソコン側の環境を整えても速度が十分に出ない場合には、プロバイダが原因と考えてよいでしょう。
もしフレッツ光を契約して速度が遅いと感じたら、プロバイダを他社に変更すれば速度が改善される可能性があります。
フレッツ光なら自由にプロバイダが変更できる
NTTのフレッツ光では、光回線の契約とプロバイダの契約は別々になりますので、プロバイダの機能や速度に満足が行かない場合、ほかのプロバイダへ乗り換えることができます。
しかし、フレッツ光の回線を利用して価格を抑えた光コラボ商品や他社の光回線では、光回線とプロバイダがセットになっています。そのため、光回線で速度が得られない場合には、光回線ごと乗り換えなければなりませんので簡単には行きません。
できるだけよりよいネット環境を整えたい場合、プロバイダの乗り換えが可能なフレッツ光のほうが自由度が高いといえます。接続の安定性は周囲に住んでいる人の利用状況などの影響を受けますので、状況に応じてプロバイダの乗り換えや複数の使い分けができるフレッツ光は、よりスムーズに接続したいと考えている人にこそ最適です。
インストールしているアプリで速度に影響が出る
フレッツ光で契約した回線やプロバイダには問題がなくても、パソコンやスマホに入っているソフト・アプリが原因で、PCやスマホのメモリ容量を圧迫し、通信ではなく機器の処理速度が落ちて遅くなっているケースもしばしばあります。
例えばウイルス対策ソフトが裏で動作し、回線速度を下げていることがあります。この場合、設定を見直せば高速で通信できるようになるでしょう。見えないところで動き続けている常駐アプリが負荷をかけていることが多いので、定期的にPCやスマホのアプリを整理するようにしましょう。
またネットを見ている時、閲覧中のサイトそのものの訪問者が増えて読み込みが遅くなったりサーバーが落ちることもあります。
例えば通販サイトでタイムセールが行われているときは、混雑で読み込みに時間がかかりますね。
この場合はフレッツ光ではなくサイト側で問題が生じているので、けっしてフレッツ光には問題ありません。時間を置いてアクセスし直しましょう。
まとめ
フレッツ光は光回線の最大手。その信頼性は高く、十分おすすめできる選択肢と言えるでしょう。
フレッツ光の速度が下がってしまう原因として、プランの選び間違いやプロバイダ、アプリや使用機器の影響が挙げられます。
もし速度が遅くても、契約や各種機器の設定を見直すことで、通信速度は改善できる可能性が高いです。
フレッツ光東日本なら、にねん割で2年間月額料金最大700円割引き!
- 1Gbpsの高速インターネット!
- サポート体制万全!
- ひかり電話・フレッツテレビなどオプションサービスが充実!
- ギガ推しキャンペーン併用で月額料金1,000円以上割引き!
フレッツ光西日本なら、光もっと2割で月額料金最大1,790円割り引き!
- 1Gbpsの高速インターネット!
- サポート体制万全!
- ひかり電話・フレッツテレビなどオプションサービスが充実!
- キャンペーンの併用で月額料金大幅割引き!