auひかりの料金が高いときの見直しポイント

auひかり利用者が、毎月の料金が高いと感じるときは、契約プランやオプションを見直すか、他のインターネット回線に乗り換える方法で解決しましょう。

auひかりの戸建ての月額基本料金は5,100円、マンションは4,000円前後に設定されており、それ以上は安くはなりなりません。auひかりの請求金額が月額基本料金よりも高い場合は、プランの見直しで月額基本料金が最大1,700円安くなり、不要なオプションサービスを解約することで最大3,734円安くなります。

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auひかりの月額料金

auひかりを利用するために必ず必要になるのは、ネット利用料です。
ネット利用料は、光回線、プロバイダ、機器レンタル料(無線LAN除く)を利用する費用のため、毎月必ず発生します。契約期間と利用できるサービスの種類によって異なり、契約期間とサービスの種類は申し込み時に選択が可能です。

auひかりを戸建てで利用する場合に契約する「auひかり ホーム」、集合住宅で利用できる「auひかり　マンション」のネット利用料は下記のとおりです。

※税込み

3年ごとの自動更新を前提とする「ずっとギガ得プラン」は他のプランより料金が安く、また長く使うと割引になります。

そのため、auひかりの利用料金をおさえたい場合はずっとギガ得プランで契約しましょう。

auひかりマンションの場合、建物に導入されている設備によって契約プランが決まっているため自分では選べません。ですので、料金を見る前に契約サービス・タイプを確認しておきましょう。

auひかりの月額料金は他の光回線と同等

光回線を提供している各社の月額料金の相場を見てもらえれば、auひかりの月額基本料金が平均的であることがわかります。下記の表をご覧ください。

■光回線別の基本料金の相場

※表示価格はすべて税抜きです

戸建て月額基本料金はどの光回線も5,000円前後、マンションの月額基本料金が4,000円前後に設定されているため、auひかりの料金と大きく変わりません。

詳しくはこちらをご覧ください【NURO光とauひかりを比較！安くて速い光回線はどっち？】

auひかり月額基本料金の見直しをする

auひかりの月額基本料金は、プランによって1,100～1,700円の差が生まれます。auひかり戸建ての最安値プランは「ずっとギガ得プラン」、マンションは「お得プランA」です。誰でも利用できるプランのため、最安値プランを契約していない場合、プランの変更を検討しましょう。

auひかりホームは契約期間の長いプランのほうが安い

auひかり戸建てプランは3種類あり「ずっとギガ得プラン」「ギガ得プラン」「標準プラン」の中から選ぶことができます。

auひかりで最も利用されている「auひかりホーム１ギガ」の月額基本料金は、ずっとギガ得プランで5,610円と最も安く、続いてギガ得プランが5,720円となり、最も高いのが標準プランの6,930円です。auひかりホーム１ギガの標準プランからずっとギガ得プランに変更することで月額1,320円安くなります。

auひかりホーム１ギガ以外にも、通信速度が従来の5倍速いauひかりホーム5ギガと、10倍速いauひかりホーム10ギガも提供されています。auひかりホーム5ギガや10ギガで「標準プラン」を契約している場合、「ずっとギガ得プラン」に変更するだけで月額1,870円安いです。

ただし、利用できる地域は東京、神奈川、埼玉、千葉と限定されています。

ずっとギガ得プランに変更するなら違約金に注意する

auひかりの3つある戸建てプランは、月額基本料金だけでなく違約金の額も異なります。「ずっとギガ得プラン」は違約金が16,500円と最も高く設定されており、auひかりを解約する際は負担しなくてはなりません。

違約金のリスクを回避する方法は、契約更新期間内に解約することです。また、乗り換え先でキャッシュバックキャンペーンを実施していれば、違約金を賄える可能性もあります。

※表示価格はすべて税込みです

3年の契約更新期間以外のタイミングで解約すると違約金が16,500円かかります。

契約更新期間とは、解約しても違約金が発生しない期間です。たとえばauひかりずっとギガ得プランを2020年1月に利用開始した場合、3年後の2023年1月と2月が契約更新期間となります。auひかりからメールで更新期間の案内も届くようですが、更新期間を忘れてしまわないように、普段から利用しているWEBカレンダーにメモしておくと良いでしょう。

「ギガ得プラン」は2年間の契約期間が設けられている代わりに月額料金が標準プランよりも安く設定されています。ただし、2年の契約更新期間以外のタイミングで解約すると10,450円の違約金が発生します。

契約更新期間の考え方は「ずっとギガ得プラン」と同じで、期間3年が2年になるだけです。

「標準プラン」は契約年数の縛りがなく、いつ解約しても違約金は発生しません。その反面、月額料金が3つのプランの中で最も高いです。

auひかりマンションの料金プランを見直す

auひかりマンションは、2年契約縛りの「お得プランA」か、契約期間の縛りのない「標準プラン（契約期間なし）」の2つを選ぶことができます。

※表示価格はすべて税込みです

auひかりのマンションタイプで、プランを変更して料金が安くなるのは、タイプGと都市機構Gに加入している2つの集合住宅のみです。

タイプGと都市機構Gで標準プランから、お得プランAに変更することで1,210円お得に利用することができます。ただし、2年の契約更新期間以外のタイミングで解約すると7,700円の違約金が発生します。

その他の6つのマンションタイプは、お得プランAにしても料金は据え置きなので安くなりません。その代わり月額440円の「おうちトラブルサポート」というサービスが無料で利用できます。

auひかり月額基本料金よりも高い場合はオプションを見直して安くする

auひかりの料金が月額基本料金よりも高い要因として、不要なオプションを契約している可能性もあります。オプションの契約内容をすべて解約することで料金が最大3,734円安くなります。

■各オプション月額料金（税込み）

1. auひかり・ひかり電話　月額550円
2. auひかり・ひかりテレビ＆接続機器　月額1,247円
3. auひかり・おうちトラブルサポート　440円
4. auひかり・無線LANレンタル　550円
5. プロバイダのサポートサービス　880円
6. 請求書発行　220円
7. 窓口支払い　220円
8. 合計　4,107円

月額料金が発生するオプションは7つあり、解約しても良いか１つずつ検討していきましょう。

auひかり電話を見直す

auひかり電話を契約すると月額550円の料金が発生します。

固定電話は使わず携帯電話ですべて対応できるなら、ひかり電話は不要となるので解約しても問題ないです。

ただし、auスマートバリューという携帯電話料金の割引特典を受けている方はauひかり電話を解約してはいけません。auスマートバリューの適応条件として、ひかり電話の契約が必須となっているからです。

auスマートバリューを確認する

auスマートバリューはauの携帯電話の契約をしている人だけが受けられる割引特典です。au携帯電話1台につき月額料金550円～最大2,200円が割引されます。

au携帯電話のプランで、ピタットプランの通信データ量1GBまでの契約をしている場合のみ、auスマートバリュー適用外となるため、割引を受けられません。割引を受けられなければ金銭的なメリットがなくなるため、ピタットプランで通信データ量１GBまでの契約をしている方は、auひかり電話の解約を検討してください。

auスマートバリューの割引特典を受けられるのであれば、auひかり電話を継続しましょう。たとえ割引が最低額の550円だったとしても、ひかり電話の月額料金550円を相殺できるので、実質無料で導入できます。

auひかりテレビを見直す

auひかりテレビはアニメやスポーツ番組、ドラマや音楽番組などが楽しめる映像サービスです。

※表示価格はすべて税抜きです

auひかり以外に、ひかりテレビのオプションを契約した場合、光回線の基本料金とは別に697円～2,178円の費用が発生します。また、auひかりテレビの月額料金とは別に接続機器セットトップボックスの月額レンタル料金500円が発生します。

auひかりテレビの月額料金と接続機器の料金を合計すると1,134円～2,480円が毎月かかります。

auひかりテレビサービスの利用頻度が少ない方は解約を検討しても良いですが、下記2点に注意してください。

• セットトップボックスというレンタル機器を返却する
• レンタル機器の返却がない場合は違約金が発生する

レンタル機器を返却する際は着払いの伝票が届くため送料は発生しませんが、機器を入れる空き箱や封筒を自分で用意する必要があります。

地デジが見れなくなる心配はない

auひかりテレビは地デジに対応していません。そのためauひかりテレビを解約したからといって、いままで視聴できていた地デジが見られなくなる心配はありません。

戸建てで今まで地デジを見ていた方は、屋根にアンテナを立てていたか、ケーブルテレビを利用してみていたので、地上波の番組は継続して見ることができます。

マンションやアパートであれば地デジを見る環境が建物自体に備わっていることがほとんどなので問題ありません。

auひかりのサポートサービスは必要か

auひかりの有料サポートサービスは2つあります。
・おうちトラブルサポート月額440円
・かけつけ設定サポート1回7,480円～

どちらのサポートも、自力で対応できる方にとっては不要なサービスです。

おうちトラブルサポート

おうちトラブルサポートは光回線に直接関係にないサポートで、水まわり、電気設備、ガス設備などのトラブルに対応してくれるものです。

月額400円で年間4,800円かかるサービスですが広範囲で無料サポートしてくれます。

■おうちトラブルサポート対象の範囲例

• 水漏れやトイレや排水口の詰まりの対応
• 玄関の鍵の紛失、ドアノブ故障の応急処置
• 電気やエアコンがつかない時の応急処置
• ガスコンロが着火不良、給湯器の不具合の応急処置
• 扉のぐらつきや、開閉不良についての調整
• 外に面した窓ガラスの破損時の片づけや養生

より詳しくはau公式ページをご覧ください【おうちトラブルサポート】

おうちトラブルサポートは、あくまで応急処置がメインで、それ以外は別途費用が発生します。

＜別途費用が発生する基準＞
・設備の部品交換が必要であれば別途料金が発生する
・60分程度の応急修理を超える場合は、別途料金が発生する

別途費用が発生する例として、蛇口から水漏れが発生した場合、ねじを締めなおして直る程度であればサポート適用範囲内ですが、部品の交換や特殊な作業を要する場合は、おうちトラブルサポートの適用範囲外となり、別途料金が発生するという具合です。

家の設備トラブルの中でも電気やガスに関しては専門知識が必要で、個人では対応ができません。家の設備トラブルで依頼する業者さんが決まっていなければ「おうちトラブルサポート」の利用を検討してみましょう。

かけつけ設定サポート

かけつけ設定サポートは、自宅に専門スタッフが来てインターネットの接続設定を行うサポートサービスです。インターネットに詳しくなく、設定に時間とストレスを感じてしまう方にとってはメリットのあるサービスといえます。

料金の内訳はWi-Fiでインターネット接続を依頼する場合、パソコン1台目10,450円で2台目以降が4,400円です。ちなみに、スマホやタブレットをWi-Fiでインターネット接続する場合の料金は3,080円です。

有線接続の場合は、1台目が7,480円で2代目以降は3,080円です。

インターネットの接続設定は、はじめての方でもマニュアルがあるので自力で対応できるようになっています。かけつけ設定サポートは安いわけではないので、自分で設定してみてどうしてもダメなら、利用するスタンスにしましょう。

プロバイダのサポートサービスは必要か

プロバイダが提供するサポートサービスとして遠隔操作とセキュリティの2つがあります。

• 遠隔操作サポート（安心トータルサポート）550円
• セキュリティサービス（安心ネットフィルター）330円

※サポートサービスの料金価格について
上記価格はauひかり提供プロバイダ「au one net」の料金を表示しています
サポートサービスの料金は契約しているプロバイダによって異なります

契約しているプロバイダによって遠隔操作サポートやセキュリティサービスの料金は異なりますが、合計で毎月880円ぐらいが相場となっています。

遠隔操作サポートの見直し

遠隔サポートは、パソコン初心者向けのサービスなので、日常的にパソコンを使っている人には、なくても困らないサービスといえます。

遠隔操作サポートはパソコン設定の相談や遠隔操作による設定代行をしてくれるサービスですが、利用イメージがわかなかったためauひかりが提供するプロバイダau one netに確認しました。auひかり窓口問い合わせたところ、セキュリティソフトの設定や年賀状ソフトの使い方、MicrosoftのWordやExcelの操作方法など多岐にわたっているようです。もう少し詳しく聞きたかったのですが、サポートの作業量や回数については教えてもらえませんでした。

遠隔操作サポートの契約をするなら、具体的にサポートしてほしいことが出てきてからでも遅くありません。具体的にサポートしてほしい内容が決まっているようでしたら、対応可能な範囲なのか確認してから申し込みしましょう。

セキュリティサービスの見直し

au one netのセキュリティサービス（安心ネットフィルター）は、パソコンをウィルスから守ってくれるサービスです。

ウィルスに感染すると、パソコン内の個人情報を盗まれてしまうなど危険があるため、セキュリティサービスは解約しないほうが良いです。ただし、プロバイダのセキュリティサービスを毎月330円で2年間（7,920円）利用するよりも、市販されているウィルスソフトを利用したほうが安いです。たとえば、パソコンへの負荷が少ないとされている市販のセキュリティソフト「ESET」だと6,600円で3年利用できるため、購入したほうが安いです。

無線LANサービス

auひかりの無線LANルーターを無料レンタルできていれば特に問題ないのですが、毎月550円でレンタルしている場合は、解約を検討しましょう。

なぜなら市販で売っている無線LANルーターを購入したほうが安く済むからです。

たとえば、8,800円の無線LANルーターを購入したとしても、auひかりの無線LANに毎月550円払い続けたら1年と4か月で購入できてしまう金額です。

1年以内に自宅でインターネットの利用をやめる予定がなければ、無線LANルーターの購入することをおすすめします。

請求書と支払い方法を見直す

auひかりから紙で請求書が送られてくる場合、月額220円の料金がかかっています。

紙の請求書がどうしても必要な場合でも、WEB上で請求書を確認することもダウンロードして印刷することもできますので、解約を検討しましょう。

また、支払い方法を郵便局やコンビニの窓口払いにしている場合は、別途、振込処理手数料として月額200円かかります。

支払い方法を口座引き落としか、クレジットカード払いにしておくことで、振込手数料が発生しません。

クレジットカードの支払いでポイントをためる

auひかりの料金をクレジットカード支払いにすることで、カードのポイントが貯まるメリットがあります。クレジットカードをお持ちでない方はauが提供するau PAYカード（旧au WALLETクレジットカード）を検討してみてください。au PAYカードのメリットとしては、ポイント還元率が1％と高いところにあります。日本で多く発行されている三井住友VISAカードやJCBカードのポイント還元率は0.5％なので2倍のスピードでポイントが貯まります。

au PAYカードは、200円で2ポイントが付与される仕組みで1ポイント1円の価値があります。

貯まったポイントはau利用料金に充当することもできるため使い勝手も悪くありません。

より詳しくはこちら【au WALLETクレジットカードの特徴】

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