auひかりを利用するための料金は、「月額料金」「初期費用」「オプション料金」の大きく分けて3つあります。
auひかりの公式サイトで確認してみると、複数のプランがあるため複雑そうに見えます。しかし、居住形態が「戸建て」または「マンション」のどちらかがわかれば、契約プランが絞られるので、利用料金を確認することは難しくありません。
また、auひかりは、スマホ料金が割引されるauスマートバリューや、申し込み特典のキャッシュバックなどを利用すればお得に利用できるので確認しておきましょう。
auひかりは利用できるエリアが限定されています。「提供エリア検索」を使うと簡単に調べられるので、申し込み前に確認しておきましょう。
月額料金は契約期間とサービスの種類によって決まる
auひかりを契約した場合の毎月の支払額内訳は以下の通りです。
- ネット利用料(プロバイダ料金、機器レンタル料(無線LAN除く)を含む)
- 初期費用
- オプション料金(auひかり電話、auひかりテレビなど)
auひかりの月額料金は、契約期間と利用できるサービスの種類によってちがいます。
契約期間とサービスの種類は申し込み時に選択が可能です。ただし、auひかりマンションの場合、建物に導入されている設備によって契約プランが決まっているため自分では選べません。ですので、料金を見る前に契約サービス・タイプを確認しておきましょう。
また、auひかりを利用するには開通工事が必要なので、月額料金がかかるのはその工事が完了してからになります。契約が完了してもauひかりが開通するまでは料金は発生しないので、安心してください。なお、利用開始月の月額料金は日割り計算です。
auひかりでは、契約時に最大7社からプロバイダを選べますが、プロバイダ料金は上記のネット利用料に含まれています。ですので、上乗せでプロバイダ料金が請求されることはありません。
auひかり ホームの月額料金は「ずっとギガ得プラン」が一番安い
auひかりを戸建てで利用する場合に契約する「auひかり ホーム」には、契約年数の異なる3つの料金プランがあります。それぞれの月額利用料は下の表の通りです。
料金プラン | 月額利用料 | 備考 |
---|---|---|
ずっとギガ得プラン (3年契約) |
1年目:5,100円 2年目:5,000円 3年目以降:4,900円 |
契約更新期間以外に解約すると、契約解除料15,000円がかかる |
ギガ得プラン (2年契約) |
5,200円 | 契約更新期間以外に解約すると、契約解除料9,500円がかかる |
標準プラン (契約期間なし) |
6,300円 | いつ解約しても契約解除料はかからない |
3年ごとの自動更新を前提とする「ずっとギガ得プラン」は他のプランより料金が安く、また長く使うと割引になります。たとえばずっとギガ得プランを3年間利用した場合、合計の利用料金はギガ得プランより7,200円、標準プランより46,800円安く済みます。そのため、auひかりの利用料金をおさえたい場合はずっとギガ得プランで契約しましょう。
高速サービス利用料はauスマートバリューで割引になる
auひかり ホームには、全国広い範囲で契約できる「auひかり ホーム1ギガ」と一部エリアでのみ契約可能な「auひかり ホーム5ギガ/10ギガ」の3つの契約タイプがあります。
「auひかり ホーム5ギガ/10ギガ」を契約すると、「auひかり ホーム1ギガ」より最高通信速度が速くなります。ただし、利用するには、上記のauひかり ホーム1ギガの料金に加えて高速サービス利用料(5ギガ:500円/月、10ギガ:1,280円/月)が必要です。
高速サービス料は、auスマートバリューなどで毎月500円の割引が受けられます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
auひかり マンションの月額料金は契約タイプによってちがう
auひかり マンションの月額料金は下の表の通りです。契約タイプごとに月額料金が異なり、また各タイプ2種類の料金プランがあります。
契約タイプ | 契約プラン | 月額利用料 | 備考 |
---|---|---|---|
タイプG | お得プラン (2年契約) |
16契約以上のマンション:3,800円 8契約以上のマンション:4,100円 |
契約更新期間以外に解約すると、契約解除料9,500円がかかる |
標準プラン (契約期間なし) |
16契約以上のマンション:4,900円 8契約以上のマンション:5,200円 |
いつ解約しても契約解除料がかからない | |
タイプV | お得プランA (2年契約) |
16契約以上のマンション:3,800円 8契約以上のマンション:4,100円 |
オプションのおうちトラブルサポート(※)(月額400円)が無料になる。契約更新期間以外に解約すると契約解除料7,000円がかかる。 |
標準プラン (契約期間なし) |
いつ解約しても契約解除料がかからない。 | ||
都市機構 | お得プランA (2年契約) |
3,800円 | オプションのおうちトラブルサポート(※)(月額400円)が無料になる。契約更新期間以外に解約すると契約解除料7,000円がかかる。 |
標準プラン (契約期間なし) |
いつ解約しても契約解除料がかからない。 | ||
都市機構G (DX-G) |
お得プラン (2年契約) |
3,800円 | 契約更新期間以外に解約すると、契約解除料9,500円がかかる |
標準プラン (契約期間なし) |
4,900円 | いつ解約しても契約解除料がかからない。 | |
タイプE | お得プランA (2年契約) |
16契約以上のマンション:3,400円 8契約以上のマンション:3,700円 |
オプションのおうちトラブルサポート(※)(月額400円)が無料になる。契約更新期間以外に解約すると契約解除料7,000円がかかる。 |
標準プラン (契約期間なし) |
いつ解約しても契約解除料がかからない。 | ||
タイプF | お得プランA (2年契約) |
3,900円 | オプションのおうちトラブルサポート(※)(月額400円)が無料になる。契約更新期間以外に解約すると契約解除料7,000円がかかる。 |
標準プラン (契約期間なし) |
いつ解約しても契約解除料がかからない。 | ||
ギガ | お得プランA (2年契約) |
4,050円 | オプションのおうちトラブルサポート(※)(月額400円)が無料になる。契約更新期間以外に解約すると契約解除料7,000円がかかる。 |
標準プラン (契約期間なし) |
いつ解約しても契約解除料がかからない。 | ||
ミニギガ | お得プランA (2年契約) |
5,000円 | オプションのおうちトラブルサポート(※)(月額400円)が無料になる。契約更新期間以外に解約すると契約解除料7,000円がかかる。 |
標準プラン (契約期間なし) |
いつ解約しても契約解除料がかからない。 |
「お得プラン」は、2年契約を前提とする代わりに月額料金が標準プランより1,100円安くなるプランです。ただし、契約更新期間以外に解約すると契約解除料9,500円がかかります。一方、「お得プランA」の場合、月額料金は標準プランと同じですがオプションサービス「おうちトラブルサポート」が無料で使えます。しかしこちらも、契約更新期間以外の解約には契約解除料7,000円が必要です。
そのため、短期間で解約する可能性がある場合には、お得プランやお得プランAで契約するとかえって費用負担が大きくなるおそれもあります。料金プランを選ぶときは、月額料金だけでなく解約予定の有無やオプションの必要性も考慮しましょう。
初期費用(回線工事費)はキャンペーンで実質無料になる
auひかりの初期費用はホームタイプ37,500円・マンションタイプ30,000円で、通常、分割払いで毎月の利用料金と合わせて支払います。初期費用は工事費が含まれていますが、工事の実施有無にかかわらず全額の支払いが必要です。
ただし、新規契約時に指定プランで契約すると「初期費用相当額割引」を受けられます。このキャンペーンが適用されると毎月の請求額から初期費用分が割引になるため、初期費用は実質無料になります。
初期費用相当額割引について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
なお、契約に必要な費用としては、初期費用のほかに新規登録料3,000円があります。割引などは用意されていないため、全額負担となります。
auスマートバリューに加入するにはauひかり電話の契約が必要
auひかりのオプションサービスとしては、主に次の3つがあります。
- auひかり電話・・・月額500円
- auひかりテレビ・・・月額500円
- 高速サービス(ホームタイプのみ契約可)・・・月額500~1,280円
いずれのサービスも、契約するかどうかは自由です。ただし、auひかり電話はauスマートバリューの加入条件に含まれています。そのため、auひかりを契約してau携帯電話の利用料金割引を受けたい場合は、auひかり電話の契約は必須です。
auスマートバリューについてはこちらの記事で解説しています。
紙請求書の発行や振込用紙での支払いには手数料がかかる
紙請求書を発行すると発行手数料として1請求につき200円、振込用紙での支払いにはさらに窓口支払手数料100円がかかります。そのため、請求書はWebで確認し、支払いには口座引き落としやクレジットカード払いを利用しましょう。請求確認や支払いに紙を利用しないようにすれば、毎月の支払にともなう手数料負担がなくなります。
auひかりの月額料金は光回線の中では平均的な価格
auひかりの月額料金は、他社光回線と同等の金額です。他社光回線の代表的な契約タイプとauひかりの月額料金を下の表で比較してみます。
光回線・契約タイプ | 月額料金(ネット利用料) |
---|---|
ホームタイプ | |
auひかり (auひかり ホーム1ギガ) |
3年契約:4,900~5,100円 2年契約:5,200円 契約期間なし:6,300円 |
フレッツ光 (フレッツ 光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ) |
2年契約:4,700円(+プロバイダ料金500円~) 契約期間なし:5,400円(+プロバイダ料金500円~) |
ドコモ光 (ドコモ光 1ギガ) |
2年契約:5,000~5,400円 契約期間なし:6,500~6,900円 |
ソフトバンク光 (ファミリー・ギガスピード/ファミリー・スーパーハイスピード) |
5年契約:4,700円 2年契約:5,200円 契約期間なし:6,300円 |
マンションタイプ | |
auひかり (auひかり マンション各タイプ) |
2年契約:3,400~5,000円 契約期間なし:3,400~5,200円 |
フレッツ光 (フレッツ 光ネクスト マンション・ギガラインタイプ) |
2年契約:3,050~4,050円(+プロバイダ料金500円~) 契約期間なし:2,950~3,950円(+プロバイダ料金500円~) |
ドコモ光 (ドコモ光 1ギガ) |
2年契約:3,800~4,200円 契約期間なし:4,800~5,200円 |
ソフトバンク光 (マンション・ギガスピード/マンション・スーパーハイスピード) |
2年契約:3,800円 契約期間なし:4,900円 |
ホームタイプ・マンションタイプともに他社と大きな価格差はなく、auひかりの月額料金は光回線の中では平均的であるといえます。ただし、au携帯電話を使っている場合は、auひかりの契約で利用料金が割引になります。そのため、通信料金全体としては他の光回線を契約するよりも安くなる可能性が高いです。
一方、au携帯電話を使っていない場合は、自分の携帯のキャリアが提供している光回線を契約しましょう。au以外の携帯キャリアでも、自社の携帯とネット回線のセット割引が用意されています。ですから、ドコモの携帯を利用している場合はドコモ光、ソフトバンクならばソフトバンク光を契約することで、携帯料金の割引を受けられます。
なお、光回線にこだわらず月額料金の安さを優先してネット回線を選びたいならば、モバイルWi-Fiも候補に入れましょう。モバイルWi-Fiの平均的な月額料金は3,000~4,000円と光回線より少し安いです。とにかく安くインターネットを使いたい場合には検討してみてください。
代理店のキャンペーンを利用すると利用料金の負担が軽くなる
auひかりは、プロバイダや代理店の独自キャンペーンが豊富です。たとえば、代理店フルコッミでauひかりを申し込むと、ネット+電話で60,000円、ネットだけでも50,000円のキャッシュバックがもらえます。キャッシュバックがもらえれば、実質的に支払う料金が安くなるので、auひかりをお得に利用できます。
代理店のキャンペーンは、代理店のキャンペーンページから申し込まなければ適用されません。ですから、auひかりを申し込むときは、auやプロバイダの公式サイトからではなく、必ず代理店経由で申し込みましょう。
auひかりを代理店フルコミットから申し込むにはこちら
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乗り換え時の他社違約金はau公式キャンペーンで割引になる
auひかりでは、公式キャンペーンの「auひかり 新スタートサポート」で、乗り換え時の他社解約違約金が最大30,000円まで還元されます。auひかりの契約にともなって発生する月額料金以外の費用負担が軽減できるので、積極的に利用しましょう。代理店から申し込んだ場合も、auひかりの公式キャンペーンを適用することはできます。
auひかりへの乗り換えについては、こちらの記事をご覧ください。