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ドコモ光でIPv6を利用する方法と注意点を紹介

ドコモ光の通信速度が遅い場合、インターネットの接続方式をIPv6にすることで通信速度が改善することがあります。ドコモ光では、複数の接続方式に対応していますが、中でも通信速度が落ちにくいのがIPoE IPv4 over IPv6です。
ただし、ドコモ光の提携プロバイダのなかには、IPoE IPv4 over IPv6に対応していないプロバイダもあります。プロバイダが対応していないと、IPoE IPv4 over IPv6を使えないので、契約前に確認が必要です。
この記事では、IPoE IPv4 over IPv6接続の解説や注意点、対応しているプロバイダなどを紹介します。

ドコモ光で利用できる接続方式の種類

ドコモ光 1ギガのタイプA、タイプBでは、提携プロバイダが計24社ありますが、全てのプロバイダがIPv4 over IPv6通信を採用しているわけではありません。

ドコモ光のプロバイダが採用している接続方式は、IPv4 over IPv6通信を含めて4種類あるので、それぞれの違いを確認しておきましょう。

【ドコモ光の接続方式】
通信接続方式 通信速度
IPv4 PPPoE 遅くなりやすい
IPv6 PPPoE 遅くなりやすい
IPv6 IPoE IPv6対応のサイトで速くなりやすい
IPoE IPv4 over IPv6 IPv4・IPv6のどちらのサイトでも速くなりやすい

4つの接続方式の違いは、Webサイトにアクセスするまでの通信経路です。

「IPv4 PPPoE」と「IPv6 PPPoE」では、インターネットに接続する途中で、NTTの基地局にある「網終端装置」という機器を通ります。網終端装置は、処理できるアクセス数が決まっているため、「IPv4 PPPoE」「IPv6 PPPoE」でインターネットに接続する世帯が増えると、処理が追い付かなくなり通信速度が遅くなることがあります。

一方、「IPv6 IPoE」、「IPoE IPv4 over IPv6」は、網終端装置を通らずにインターネットに接続できる接続方式です。接続する世帯数に左右されないため、通信速度が遅くなりにくい傾向があります。ただし、IPv6 IPoEでは、アクセスするWebサイトによって、接続方式がPPPoEになります。そのため、アクセス先によっては、接続数が増える時間帯で通信速度が遅くなりやすいです。

「IPoE IPv4 over IPv6」であれば、インターネットに接続する際、すべてのWebサイトで網終端装置を通らない通信経路を使うので、通信速度が遅くなりにくいです

IPv4 over IPv6通信だと一部のサービスの利用に制限がかかる

IPv4 over IPv6通信を利用すると通信速度が上がりますが、以下のサービスを利用できなくなる場合があります。

【IPv4 over IPv6通信で利用できないおそれのあるサービス】
  • 固定IPサービス
  • 特定のプロトコル(PPTP、SCTP)を利用するサービス
  • 特定のポートを利用するサービス
  • IPv4グローバルアドレスを共有するネットワークでは利用できないサービス

引用元:@nifty「v6プラス トップ」
IPv4 over IPv6通信を利用することで一部のサービスが利用できなくなるのは、IPアドレスを複数のユーザーで共有する形をとるからです。そのため、アドレスによってユーザーを判別しているようなオンラインサービスだと、IPoE IPv4 over IPv6を利用することで個別のユーザーが判断できなくなります。

たとえば、以下のオンラインサービスは、IPアドレスでユーザーを判断している可能性が高いため、一部のサービスが利用できなくなるおそれがあります

【IPv4 over IPv6通信だと利用できないサービス】
  • 自宅のパソコンや防犯のWEBカメラなどへ外からリモートアクセス
  • 一部オンラインゲームのプレイ(P2P通信を利用する格闘ゲームの通信プレイやネットワークゲームのホストになる場合、マインクラフトのオンライン通信など)
  • 自宅の WEB サーバーや FTP サーバーを公開する
  • IP電話(SIP / RTP)の利用
  • 固定IPを必要とするネット証券の利用

上記のサービスを利用している人は、IPv4 over IPv6通信に申し込む前に、サービス先に問い合わせて利用できるか確認しましょう

IPv4 over IPv6で接続する方法

IPv4 over IPv6通信でインターネットに接続するためには、「プロバイダがIPv4 over IPv6通信に対応していること」と、「Wi-FiルーターがIPv6ブリッジ機能(IPv6パススルー機能)対応ルーターであること」の2点を満たす必要があります

下記の表は、IPoE IPv4 over IPv6に対応しているドコモ光の提携プロバイダ一覧です。

【IPv4 over IPv6通信に対応しているドコモ光のプロバイダ】
料金プラン プロバイダ IPoE IPv4 over IPv6通信のサービス名称 Wi-Fiルーターの無料レンタル
タイプA ドコモnet IPv4 over IPv6機能 なし
plala ぷららv6エクスプレス あり
GMOとくとくBB v6プラス あり
@nifty v6プラス あり
DTI※ IPv6(IPoE)接続サービス あり
BIGLOBE IPv6オプション あり
andline※ IPv6サービス あり
hi-ho※ IPv6_IPoE接続サービス あり
Tigers-net.com※ v6プラス あり
スピーディアインターネットサービス※ IPv6サービス(v6プラス) あり
IC-NET v6プラス あり
BB.excite※ IPv6 IPoE接続サービス なし
タイプB OCN※ OCN v6アルファ あり
@T COM※ v6インターネット接続機能(IPoE) あり
@ちゃんぷるネット※ v6プラス あり

参考元:「ドコモ光対応プロバイダのIPv6対応状況

プロバイダによって、サービス名称が違いますが、接続方式は全てIPoE IPv4 over IPv6です。また、IPv4 over IPv6通信を利用するために、利用料金や申込手数料、工事などは必要ありません。

ただし、IPv4 over IPv6通信を利用するには、プロバイダによって別途申込みが必要な場合があります

別途申込が必要なプロバイダは、※印が付いているプロバイダです。申し込めるタイミングは、ドコモ光申込後だったり、ドコモ光開通後だったりとプロバイダによって違います。

ドコモ光申込後にプロバイダから郵送される書類に、サービス内容や申し込み方法などが記載されているので、詳細を確認してください

※他プロバイダ/他回線から乗り換える場合の注意点
  • 他プロバイダでIPv6を利用していた場合は、前のプロバイダのIPv6の廃止手続きが完了しないと、新しいプロバイダでIPoE IPv4 over IPv6が開通されません。
  • 前のプロバイダのIPv6の廃止が完了してから、プロバイダのIPv4 over IPv6通信を申し込みましょう。IPv6は、解約時に自動で廃止されますが、廃止までに数日かかるおそれがあります。IPv6の廃止日は前のプロバイダに問い合わせてください。

IPv4 over IPv6通信に対応したWi-Fiルーターを無料レンタルできる

上表のWi-Fiルーターの無料レンタルがあるプロバイダでは、オプションサービスとしてIPv6ブリッジ機能搭載のWi-Fiルーター(IPoE対応ルーター/v6プラス対応ルーター)を無料レンタルできます。そのため、レンタルサービスを利用すれば、Wi-Fiルーターを自分で購入する必要がなく、選ぶ手間や初期費用を省けます。

Wi-Fiルーターのレンタルサービスは、ドコモ光の申し込みとは別途で手続きが必要です。ドコモ光申込後、プロバイダから郵送される「開通の案内」や「登録証」などの書類に、レンタルサービスの詳細や申し込み方法が記載されています。書類が届きしだい、ドコモ光の開通日に間に合うよう、開通日の1週間以上前にはWi-Fiルーターのレンタルサービスを申し込みましょう

ただし、Wi-Fiルーターをレンタルする場合、以下の注意点があります。

※注意
  • Wi-Fiルーターは、契約解除時に返却する必要がある(未返却だと違約金や保証料がかかる)
  • Wi-Fiルーターを物損故障させてしまうと、修理費用がかかる場合がある
  • Wi-Fiルーターを返却するとき、返送料が自己負担の場合がある

プロバイダによってレンタルサービスの規約や注意事項が異なります。レンタルサービスの申込前に、注意事項を必ず読み、万が一かかる費用などを確認しておきましょう。

ひかり電話対応ルーターでWi-Fiを使うのはおすすめしない

ドコモ光電話を利用する人は、IPv4 over IPv6通信対応のWi-Fiルーターを用意しなくても、「ドコモ光電話対応ルーター」でIPv4 over IPv6通信が使えますが、おすすめしません
ドコモ光電話対応ルーター(ひかり電話対応機器)とは、ドコモ光電話を利用する場合のみ、光電話の工事のときに設置される機器です。

ドコモ光電話対応ルーターは、有料の無線LANカードをレンタルしないとWi-FiとIPv4 over IPv6通信が利用できないからです。無線LANカードのレンタル料は、東日本エリアだと月額300円(税抜)、西日本エリアだと月額100円(税抜)です。

ドコモ光電話対応ルーターでWi-Fiをつかうと、プロバイダの無料レンタルルーターを利用する場合に比べて料金がかかります。また、レンタルルーターや市販のWi-Fiルーターには、電波が繋がりやすくなる機能(ビームフォーミング)や通信速度が上がる機能(MU-MIMO)などがある場合が多いですが、ドコモ光電話対応ルーターには備わっていません。

そのため、料金やWi-Fiの繋がりやすさを考えると、IPv4 over IPv6通信が目的で、ドコモ光電話対応ルーターでWi-Fiを利用するのはおすすめしません。

なお、プロバイダがOCNもしくはドコモnet、BB.exciteの場合は、ドコモ光電話対応ルーターではIPv4 over IPv6通信を利用できません。OCNはOCN v6アルファを申し込むとWi-Fiルーターを無料レンタルできます。ドコモnet、BB.exciteは、Wi-Fiルーターのレンタルがないので、市販のWi-Fiルーターを購入しましょう。

レンタルサービスがないプロバイダの場合はWi-Fiルーターを購入する

ドコモnetやBB.exciteでは、Wi-Fiルーターの無料レンタルがないため、IPv4 over IPv6通信に対応したWi-Fiルーターを購入する必要があります。Wi-Fiルーターは、Amazonや家電量販店などで約4,000円~から販売されています。

ただし、IPv4 over IPv6通信対応ルーターでも、すべてのIPv4 over IPv6通信に対応しているとは限りません。
ドコモ光のプロバイダが提供しているIPv4 over IPv6通信には、transix(DS-Lite)、v6プラス、OCNバーチャルコネクト、IPv6オプションの4種類があります。ドコモnetは、transixとOCNバーチャルコネクトを併用しているプロバイダで、BB.exciteはtransixに対応しているプロバイダです。

そのため、Wi-Fiルーターを購入するときは、プロバイダが提供しているIPv4 over IPv6通信のサービスが、ルーターの公式サイトに対応機種/動作確認済みWi-Fiルーターとして載っているか確認してから選びましょう

【ルーターの主要なメーカーのIPv4 over IPv6通信対応表】

ドコモ光ルーター 01ならすべてのプロバイダに対応している

ドコモの提供するWi-Fiルーター「ドコモ光ルーター 01」は、ドコモ光のプロバイダが提供するすべてのIPv4 over IPv6通信に対応しています。そのため、Wi-Fiルーターを探す手間が省けます。
ドコモ光ルーター 01の購入価格は、ドコモオンラインショップで6,400円(税抜)です。

そのほか、ドコモ光ルーター 01を利用すると、有料で初期設定のサポートをしてもらえたり、自宅のセキュリティ対策ができたりします。以下の記事でドコモ光ルーター 01について詳しく解説しているので参考にしてください。

ドコモ光提供の「ドコモ光ルーター 01」の特徴を解説

IPv4 over IPv6通信ができているか確認する方法

IPv4 over IPv6で通信できているか接続状況を確認するには、確認サイトにアクセスしてみましょう。

テスト結果に「あなたの事前対応点」が、10/10と表示されている場合、IPv4 over IPv6通信ができています

10/10と表示されていない場合、接続が上手くいっていないおそれがあります。もう一度はじめからルーターの設定をやりなおしたり、ルーターの取扱説明書やメーカーの公式サイトを参考に手動で設定したりしてください。

ドコモ光のプロバイダの変更方法

利用中のプロバイダがIPoE IPv4 over IPv6通信に対応していない場合は、対応しているプロバイダへ乗り換えましょう
ドコモ光では、事務手数料3,000円(税抜)でプロバイダを変更することができます。

変更方法は、ドコモ インフォメーションセンターに電話で問い合わせるか、ドコモショップ来店して問い合わせるかの2択があります。

【ドコモ インフォメーションセンター】

ドコモの携帯番号:(局番なし)151(無料)
一般電話:0120-800-000(無料)
受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)
音声ガイダンスに従って、7→1→5と入力

手続きのときは、本人確認のために、ドコモの携帯電話を契約している人は、ドコモの携帯電話番号とネットワーク暗証番号(契約時に指定した4桁の番号)が必要になります。ドコモの携帯を契約していない人は、ドコモ光の契約ID(お客さまID)が必要です。ドコモ光の契約ID(お客さまID)は、My docomoで「ご契約内容の確認・変更」→「ドコモ光の確認・変更」と操作すると確認できます。

下記の記事では、ドコモ光でプロバイダを変更するときの注意点や流れを解説しているので、参考にしてください。

ドコモ光プロバイダの変更と設定方法

インターネットおすすめ光回線

 

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