自宅でスマホの回線よりも高速なインターネットを使えるフレッツ光。進学などを機に学生が一人暮らしをするにあたって、フレッツ光を契約しようと考えることもあるでしょう。
しかし学生の場合、あまり月額料金が高いと大きな負担になってしまいます。できれば、月額料金を割引にできる「学割」などがあってくれると嬉しいでしょう。
フレッツ光には、実は学割がありません。しかしその他に色々な割引サービスがあるので、学生はそれらを利用することでフレッツ光をお得に使えます。
今回は、フレッツ光の割引サービスを徹底的に調査してみました。フレッツ光の契約を検討している学生の方は、参考にしてみてくださいね。
NTT東日本のフレッツ光には学割がない
NTT東日本のフレッツ光には、学割が用意されていません。つまり学生だからといって、とくに特別な割引サービスを利用できるわけではありません。
これだけ聞くと残念に思えますが、学生に限定されているわけではなく誰でも適用できる豪華な割引サービスが用意されているので心配することはありません!
●にねん割
●ギガ推し!割
●各種プロバイダの割引
これらを利用すれば、フレッツ光の光回線を安く利用できますよ。
まずはNTT東日本におけるフレッツ光の割引サービスをチェックしていきましょう。
学生でも、にねん割やギガ推し!割で月額料金を割引にできる
NTT東日本において適用できる2つの割引サービスが、「にねん割」と「ギガ推し!割引」です。
「ギガ推し!割」はにねん割での契約を条件に適用できるものなので、基本的にフレッツ光を2年契約で契約すれば両方を適用できます。
「にねん割」は戸建住宅だと月額700円、集合住宅だと100円が割引になる割引サービスで、適用期間は2年間、自動更新となっています。
にねん割を適用すると、契約更新月以外のタイミングで解約したら解約金がかかることに注意が必要です。戸建て住宅だと解約金が9,500円、集合住宅は1,500円に設定されています。
「ギガ推し!割」では戸建住宅だと300円、集合住宅は200円の割引を適用できます。適用期間はにねん割と違い、30ヶ月間に設定されています。
戸建住宅と集合住宅における、割引を適用した場合のフレッツ光の月額料金を表にまとめました。こちらをご覧ください。
戸建住宅(税抜) | 集合住宅(税抜) | |
---|---|---|
フレッツ光通常料金 | 5,700円 | 3,350〜4,350円 |
にねん割(24ヶ月間、自動更新) | -700円 | -100円 |
ギガ推し!割(30ヶ月間) | -300円 | -200円 |
合計 | 4,700円 | 3,050〜4,050円 |
この通り、月額料金は集合住宅で合計300円、戸建住宅では1,000円ほど割引になることがわかりますね。
学生の場合集合住宅でフレッツ光を契約する場合が多いでしょう。つまり2年契約にすれば、300円ほど料金を割引にできます。
2年以上現在の家に住む予定なら、にねん割とギガ推し!割を適用するのがおすすめですよ。
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さらにギガ推しキャンペーンで30ヶ月割引き!フレッツ光東日本の窓口
NTT西日本のフレッツ光には、以前「どーんと学割」があった
NTT西日本では現在学割のキャンペーンが行われていません。しかし以前は、「どーんと学割」という学割のキャンペーンが行われていました。
「どーんと学割」は開通から最大4年間の月額料金が2,550円(マンションタイプ)になる割引サービスでした。
現在はこういったキャンペーンが既に行われていませんが、他に割引サービスが展開されているのでそちらを利用すれば学生でも光回線を安く利用できますよ。
現在学割はないが、「Web光もっと2割」で月額料金を安く抑えられる
NTT西日本のフレッツ光では、「Web光もっと2割」が展開されています。これはフレッツ光をウェブから契約した場合に適用できる割引です。
Web光もっと2割を適用すると、フレッツ光の月額料金を大幅に節約できます。適用後の月額料金は、以下の通りです。
戸建住宅(税抜) | 集合住宅(税抜) |
---|---|
3,810円 | 2,930円 |
この通り、集合住宅なら2,930円と2千円台でフレッツ光の光回線を利用できます。
学生は、忘れずにWeb光もっと2割を適用して申し込みましょう。
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フレッツあっと割でさらに月額料金が割引!フレッツ光西日本の窓口
学生がフレッツ光を安く抑えるその他の方法
最後に、フレッツ光を安く使うにあたって学生におすすめの方法を4つ紹介します。
高速で通信できるので、動画を見たりゲームソフトをダウンロード購入したりするときもいつでも快適になるフレッツ光。
ここで挙げる方法を使用して、月額料金をもっと安く抑えましょう。
利用料金が安いプロバイダを契約すれば月額料金も少なくて済む
フレッツ光は、光回線のみを契約してもインターネットを使えません。別途プロバイダを契約することで、利用可能となります。
プロバイダの月額料金は、それぞれ全く異なっています。
フレッツ光を安く使いたい場合は、プロバイダも利用料金が安いものを選択すればそれだけ料金を安く抑えられますよ。
例えば集合住宅でOCNを契約する場合月額900円になりますが、もしOCNでなくBB.exciteなら500円です。
プロバイダによって細かくサービスなどが異なるので注意は必要ですが、内容に問題なければ安いプロバイダを契約すれば月額料金を安く抑えられるので安心ですよ。
フレッツ光の各プロバイダの月額料金や割引サービスについては、以下の記事で詳しく解説しています。
https://hikari.netde-pc.jp/10886.html
支払いを還元率の高いクレジットカードに設定する
フレッツ光には色々な支払い方法がありますが、オススメはクレジットカード払いです。クレジットカード払いにすれば支払いに応じてポイントが貯まります。
還元率の高い楽天カード(1%還元)やリクルートカード(1.2%還元)を利用すればその分ポイントがたくさん返ってきますよ。
学生でも、高校生以外で18歳以上ならクレジットカードは作れます。フレッツ光の利用料金は、クレジットカードで支払うのが良いでしょう。
西日本ならグループ割で家族とともに割引を適用できる
NTT西日本に住んでいる場合、実家でもフレッツ光を契約しているならグループ割を適用するのがおすすめです。
グループ割を設定すれば実家と自宅それぞれで月額料金を300円引きにすることができます。
自分の家を主回線にするなら、3回線までをグループに設定して最大900円引きにすることも可能です。西日本エリアに住んでいるなら、グループ割を検討してみてはどうでしょうか。
NTT西日本の「グループ割」については、以下の記事で解説しています。
https://hikari.netde-pc.jp/10882.html
光コラボレーションで契約する
フレッツ光は通常光回線とプロバイダを別々に契約する必要があります。
しかしそれだけではなく、フレッツ光の回線の契約方法には他に特定のプロバイダと光回線がセットになった「光コラボレーション」もあります。
光コラボレーションなら、通常のフレッツ光+プロバイダよりさらに月額料金が割引になったり、スマホ代を割引にできるセット割が展開されていたりします。
フレッツ光回線を利用した「光コラボ」サービスについては、以下の記事で解説しています。
https://hikari.netde-pc.jp/12058.html
学生がより安く光回線を契約したい場合、光コラボレーションを利用するのも一つの手ですね。
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まとめ
フレッツ光には、とくに学割のサービスが提供されていません。
しかし学生以外も対象にした豪華な割引キャンペーンが多数展開されているので、それらを利用すれば十分安く契約できます。
NTT東日本エリアならにねん割やギガ推し!割、NTT西日本エリアならWeb光もっと2割やグループ割を適用して、フレッツ光を安く契約しましょう。
自宅で快適な通信を行えるフレッツ光の光回線。割引キャンペーンを積極的に活用すれば、お得に活用できますね。