たくさんの種類があるフレッツ光のプロバイダですが、その中でもWAKWAKは、キャンペーンによる割引と充実したサポート体制が特徴です。
この記事では、NTTの子会社が展開しているWAKWAKのメリット・デメリットをチェックしてみましょう。
WAKWAKの特徴・月額料金は?
WAKWAKは、NTT-MEが手がけるインターネットプロバイダです。
まずはWAKWAKの特徴や、月額料金からチェックしてみましょう。
WAKWAKはNTT-MEが手がけるプロバイダ
WAKWAKを展開しているNTT-MEとは、インターネット系の事業を多数展開しているNTT東日本の子会社です。
なお、NTT東日本の子会社が展開しているWAKWAKですが、西日本の地域でも問題なく契約可能です。
フレッツ光はNTTによる光回線サービスなので、NTT東日本の子会社が展開しているWAKWAKはプロバイダとしての信頼性の高さが圧倒的ですね。
サービス開始は1999年で、約20年という長期間にわたってプロバイダ事業が行われています。WAKWAK特徴として、サポート体制とセキュリティ対策の充実が挙げられます。
普段インターネットを利用していく上で、「ネットに繋がらない」「インターネットの設定がわからない」など色々な問題が生じることがありますよね。
またウイルスなどの危険についても、セキュリティソフトをインストールするなどして積極的に対策する必要があります。
WAKWAKはそれらへの対策がしっかりできています。つまりユーザー向けのサポートが充実し、セキュリティ対策に長けていたりするのが特徴です。
WAKWAKの月額料金
WAKWAKの月額料金は、戸建住宅の場合と集合住宅の場合で異なります。それぞれ、表にまとめました。
月額料金(税抜) | |
---|---|
戸建住宅 | 950円 |
集合住宅 | 800円 |
料金設定は標準的で、高くもなく安くもななく、といったところでしょう。
安さを追求するなら月額500円(税抜)のBB.exciteなどがありますし、WAKWAKより高いものだと1,100円(税抜)のOCNなどがあります。
サービス内容などを他社と比較しながら、WAKWAKの契約を検討してみてはどうでしょうか。
WAKWAKのメリット
続いて、WAKWAKのメリットをチェックしてみましょう。
WAKWAKはキャンペーンによって約2年間安価な費用で利用できることと、サポートやセキュリティ体制が充実していることが主なメリットです。
キャンペーンで月額料金が23ヶ月間500円になる
WAKWAKは前述の通り800〜950円(税抜)の月額料金ですが、キャンペーンの適用によって23ヶ月間500円(税抜)に抑えることができます。
期間限定とはいえ、月額料金を半額程度にまで抑えられるのは大きなメリットと言えますね。500円というと、プロバイダの中でも料金が安いBB.exciteと同程度です。
なおWAKWAKは24ヶ月間の最低利用期間が設定されているので、契約の際はそちらも覚えておきましょう。
サポート・セキュリティ体制の充実
サポート体制やセキュリティが充実しているのも、WAKWAKのうれしいところ。
WAKWAKでは、わからないことに対して電話や問い合わせフォームを使って問い合わせを行うことができます。
WAKWAK公式サイトの会員サポートには、質問内容を細かく分類し、スムーズに質問できる問い合わせフォームが用意されています。電話をする時間がないときは、こちらでいつでも質問できますよ。
電話受付は10時から19時まで、年末年始は休みとなっています。こちらも問い合わせたい内容をガイダンス番号で分け、スムーズに問い合わせができるようになっていますよ。
また、電話での問い合わせはフリーダイヤルとなっているのも、WAKWAKのメリットです。
プロバイダによっては、電話問い合わせの通話料が有料だったり、かけ放題の携帯電話でも通話料金がかかるナビダイヤルでの問い合わせになることがありますが、WAKWAKなら無料です。
そしてWAKWAKでは、パソコンの設定がわからない人のための訪問サポートも展開中。登録情報をもとに、インターネットの設定をしてもらえますよ。
WAKWAKのセキュリティサービスとして、
●マカフィー・セキュリティーサービス
●メールウイルスチェックサービス
これらが提供されています。
「マカフィー・セキュリティーサービス」は、ウイルス感染や迷惑メールなどを対策できるサービスです。ウイルス対策系の3つのサービスが利用できます。
まず月額500円(税抜)の「マカフィー・セキュリティスイート」を契約することで、3台のパソコンをガードできます。
ハッカーの攻撃を自動でガードしてもらえる「マカフィー・パーソナルファイアウォールプラス」は、無料で利用可能です。
また、月額250円(税抜)でパソコン内の悪質なプログラムを対策できる「マカフィー・ウイルススキャン」も提供中。
そしてWAKWAKユーザーは、メールサーバー上でウイルスをスキャンしウイルス付きメールをブロックできる「メールウイルスチェックプラス」を無料利用可能です。
これらのサービスを利用すれば、セキュリティ対策はバッチリですね。
IPv6に対応しているので、高速通信ができる
WAKWAKは、多くのプロバイダで利用されているIPv4よりも新しい「IPv6」という接続方法にも対応しています。
IPv6は通常よりも膨大なIPアドレスを使えるため、より高速で快適に通信できるのが特徴です。
高画質な動画を見たり大容量データをダウンロードしたりするとき、WAKWAKはIPv6接続ができるために有利となります。
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WAKWAKのデメリット
最後に、WAKWAKのデメリットをチェックしてみましょう。
WAKWAKはサポート対応などでメリットがありましたが、それ以外の部分にいくつかデメリットがあります。
契約に最低利用期間が定められていること、通信速度に関する口コミがバラバラであること、メールサービスの充実度が低いことがWAKWAKのデメリットとして挙げられるでしょう。
WAKWAK光with フレッツⅡだと24ヶ月以内の解約で4,500円(税抜)の違約金がかかる
WAKWAKを契約すると、基本的に最低利用期間が24ヶ月です。24ヶ月以内に解約を行うと、4,500円(税抜)の違約金がかかることに注意しましょう。
違約金の金額はどちらかというと高めです。しっかり2年間利用してから解約するのがおすすめですよ。
WAKWAKを利用していてどうしても速度等に不満が生じてしまう場合は、解約金を支払って他社に乗り換えるのも一つの方法でしょう。
4,500円(税抜)というとキャンペーン適用時の月額料金9ヶ月分なので、半年以内に最低利用期間を過ぎるような状況でなければ、解約金を支払って解約してもOKです。
速度の口コミを調査すると賛否ある
価格.comなどで調査してみると、WAKWAKの通信速度には「速度が早くて安定している」「不安定で遅い」と正反対な意見がそれぞれ存在しています。
IPv6や機器の準備などユーザーそれぞれがどのくらい高速通信のための設備を整えているのかが把握できないので100%信頼できる意見とは言えません。
また通信速度は、地域や時間帯によっても変わってくるものです。
しかし「ADSLより遅い」「1Mbps出ない」などの声も見受けられます。WAKWAKを契約する際は、速度に注意した方が良いでしょう。
メール系のサービスは最低限の内容
WAKWAKではメールアドレスを1つ無料で利用できます。
最大5個などたくさんのメールアドレスを無料で利用できるプロバイダもあるので、メール系サービスの充実度はイマイチですね。
なお複数のメールアドレスが必要な場合は、1つ200円(税抜)で追加することができます。
WAKWAKはキャンペーンで月額料金がお得になるので、必要なら浮いた分の費用をメールアドレスにあてるのも良いでしょう。
まとめ
WAKWAKは、フレッツ光で利用できる、NTT-MEが展開しているプロバイダです。
主にサポート対応やセキュリティの充実が特徴となっており、高速通信ができるIPv6にも対応しています。
速度の評判は賛否あります。速度を最重視する場合は他プロバイダと十分に比較検討して申し込むのが良いでしょう。
WAKWAKで高速通信を行いたい場合は、対応機器の準備やIPv6の適用で高速化することも可能ですよ。