ソフトバンク光は東日本と西日本でサービス内容に違いがある

ソフトバンク光は、全国にサービスが提供されている光回線サービスですが、利用するエリアが東日本エリアか西日本エリアなのかによってサービス内容が異なる場合があります。

転勤や転職などで東西エリアをまたぐ引っ越しを検討しているソフトバンク光のユーザーは、東日本と西日本の違いを確認しておきましょう。

なお、ソフトバンク光の引越しについては「ソフトバンク光の引越し費用とキャンペーンの解説」の記事を確認してください。

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ソフトバンク光の東西エリアの違い

ソフトバンク光の東日本エリアに該当するのは、下記の都道府県です。

ソフトバンク光の東日本と西日本のエリアの違いは、管轄するNTTによって決まっています。東日本エリアの管轄はNTT東日本、西日本エリアではNTT西日本が管轄です。

どちらもNTTという名前は付いていますが、2社は別会社です。そのため、ソフトバンク光の移転をする際に東西エリアをまたぐと、管轄しているNTTが変わるため、契約内容の変更や手続きが必要になります。

また、2社が提供する光回線サービスは、それぞれ異なるサービス内容になるため、NTTフレッツ光の設備を利用するソフトバンク光も、契約プランによっては東西エリアでサービス内容が異なります。

東西エリアによるプラン内容の違い

ソフトバンク光は、東日本エリアと西日本エリアで一部の回線タイプの名称に違いはあるものの、基本的なサービス内容と料金は同じです。

※価格はすべて税抜き表示です。

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そのため、ソフトバンク光の東西エリアをまたいだ移転を行ったことにより月額料金が上下することはありません。ただし、最大通信速度やオプションサービスは、東西エリアごとに異なる場合があります。

東日本エリアのほうが一部のプランの最大通信速度が遅い

ソフトバンク光の回線タイプ「ハイスピード」の場合、西日本エリアは上りの最大通信速度が200Mbpsであるのに対し、東日本エリアは上り最大100Mbpsと遅く設定されています。

通信速度の上りとは、パソコンやスマホからインターネット上にデータを送信する際の通信のことです。アップロードとも呼ばれており、クラウドサービスに画像や動画を保存するときや、YouTubeなどの動画コンテンツサービスに動画を投稿する際に利用します。

YouTubeなどの動画投稿サイトに高画質動画を投稿している人や、仕事で自宅からデータをアップロードすることが多い人は、上りの最大通信速度が下がることで、アップロードに時間がかかるおそれがあります。

ハイスピードプランの最大通信速度が不安な場合は、最大通信速度が１Gbpsの「ギガスピード」タイプを契約しましょう。「ギガスピード」は、上り下りともに最大１Gbpsであり、
100Mbpsの10倍の速度があるため、アップロードの時間を短縮できる可能性があります。

ただし、集合住宅でマンションタイプを契約する場合、建物内の配線方式によって最大１Gbpsのプランを契約できないことがあります。また、壁や室内に傷をつけるおそれがあるので、ファミリータイプを契約する前に、管理会社や大家に相談してみましょう。

東日本エリアはIPv6アドレスのネームを1つしか使えない

西日本エリアではソフトバンク光のIPv6通信機能オプション（N）で最大9ネームまで追加できるのに対し、東日本ではネームの追加ができません。西日本で複数のネームを利用していた人は、東日本エリアにソフトバンク光を引っ越すと1ネームまでしか利用できなくなります。

IPv6通信機能オプション（N）とは、回線に割り当てたIPv6アドレスもしくはネーム（固定ドメイン／固定ホスト名）を利用し、インターネットを経由せずNGN内で、知人同士でダイレクトに通信できるオプションサービスです（無料）。※IPv6高速ハイブリッドとは別のサービスです。

ネームは頭の部分を好きな英数字に変更することができるので、IPv6アドレスと比較すると自由度が高いアドレスが使えます。

IPv6通信機能オプション（N）を契約すると、１つのIPv6アドレスと1ネームが付与されます。西日本エリアに限り、追加ネームを利用することができるので、ユニークなネームを複数持つことができます。
ただし、ネームが増えるだけで利用できるIPv6アドレスが増えるわけではありません。
また、追加ネーム１つにつき月額利用料100円（税抜）と追加工事2,000円（税抜）がかかります。

ソフトバンクがエリア外の場合はNURO光がおすすめ

NURO光は、ソフトバンク光以外で「おうち割 光セット」が利用できる唯一の光回線サービスです。おうち割 光セットが適用されるとソフトバンクで契約中のスマホ・携帯電話・タブレット端末１台につき、月額利用料金が最大1,000円割引されます（Y!mobileはNURO光のおうち割 光セットの適用外です）。

また、キャンペーンページから NURO光の通常プランである「 NURO 光 G2 V（戸建て/マンションミニ）」に申し込むと、下記の特典をもらえます。

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• 基本工事費40,000円が実質無料（※NURO光を31か月間利用すること）
• So-net設定サポートサービスが1回無料

キャンペーンにより、NURO光の初期費用やソフトバンク光の解約費用をまかなうことができるので、費用面を気にせずに乗り換え可能です。

そのうえ、NURO光は最大２Gbpsとソフトバンク光よりも下りの最大速度が速いうえ、月額利用料が安くなることもあります。

※価格はすべて税抜き表示です。
※ソフトバンク光およびNURO光の月額料金は、契約内容によって変わります。

NURO光は、同じマンションに10人以上利用者がいた場合に月額料金が1,900円になります。ただし、NURO光設備未導入のマンションだった場合、戸建住宅と同様に月額料金が4,743円かかるので注意してください。
自分が住んでいるマンションがNURO光設備を導入しているかは、NURO光公式サイトから確認できます。

戸建住宅や設備導入済みのマンションに住んでいる人は、ソフトバンク光よりも月額利用料金が安くなるので、NURO光に申し込むのがおすすめです。

東日本エリアでNURO光を利用できるのは関東地方だけ

NURO光は、NTT及びソフトバンクと提携する光回線サービスです。NURO光もフレッツ光回線を利用していますが、サービスの提供地域はNTT及びソフトバンク光とは異なるので、注意してください。

東日本エリアのうち、関東地方（１都６県）と北海道は、NURO光に申し込みが可能です。東北地方ではNURO光は利用できないので注意しましょう。

下記では、ソフトバンク光からNURO光に乗り換える流れや費用、キャンペーンについて解説しているので参考にしてください。
https://hikari.netde-pc.jp/21947.html

なお、NURO光がエリア外の場合は全国対応している「auひかり」への乗り換えがおすすめです。auひかりの費用やプランの詳細は、マンションの場合はこちら、アパートの場合はこちら、戸建ての場合はこちらで解説しているので、参考にしてください。

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