BBフォンは、ソフトバンクが提供する固定電話サービスの1種です。おうち割光セットの適用条件の1つでもあることから、ソフトバンク光の申し込みを検討している人のなかには、BBフォンについて知りたい人もいますよね。
BBフォンに加入すれば、おうち割光セットの適用条件を1つ満たすだけでなく、自宅の固定電話料金を節約も可能です。
ソフトバンク光の申し込みを検討している人は、BBフォンの概要や利用時の注意点について確認しましょう。
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BBフォンの概要
BBフォンは、ソフトバンク光のインターネット回線を利用したIP電話です。BBフォンを利用するには、ソフトバンク光、または、Yahoo!BB 光withフレッツの申し込みが必要です。
【BBフォンの概要】
- 月額利用料金が無料
- 全国一律料金で通話可能
- 一部の国内通話が無料
- 開設工事が不要
- 電話機をそのまま利用できる
- 050から始まる電話番号が付与される
- 110番や119番など一部発信できない番号がある
ソフトバンクが提供する固定電話サービスには、BBフォン以外にも、ホワイト光電話、光電話(N)があります。
いずれの固定電話サービスも、ソフトバンク光のおうち割光セットの適用条件の対象であることから、BBフォン以外を選択してもおうち割光セットによる割引を受けられます。
ただし、ホワイト光電話は月額利用料金が最低467円、光電話(N)は月額利用料金が最低500円かかるので、月額利用料金を節約したい人はBBフォンがおすすめです。
BBフォンのメリット
BBフォンの利用を検討している人は、BBフォンのメリットを確認しましょう。
【BBフォンのメリット】
- 通話料金が安い
- ソフトバンクの携帯電話・スマホ宛の国内通話料金が24時間無料
- 開設工事が不要
BBフォンのメリットは、従来の電話回線を利用した固定電話よりも通話料金が安く、一部の国内通話が無料になることです。また、BBフォンは開設工事が不要であり、今使っている電話機をそのまま利用できるというメリットもあります。
通話料金を節約したい人や、開設工事の手間を省きたい人は、ソフトバンク光の契約時にBBフォンにも加入しましょう。
国内電話の通話料金が安い
BBフォンは、ソフトバンク光のインターネット回線を利用するため、非IP型の従来の電話回線よりも通話料金が安いというメリットがあります。
【BBフォンの国内通話料金】
宛先 | 通話料金 |
---|---|
一般電話・他社IP電話 | 全国一律 7.99円/3分 |
携帯電話 | 23時~8時:20円/1分 8時~23時:25円/1分 |
BBフォン おうちのでんわ ホワイト光電話 ケーブルライン ひかりdeトークS NURO光でんわ |
無料 |
従来の電話回線の場合、日時や距離で通話料が変わります。利用者が多い平日の昼間は高めの料金が設定されており、距離が離れているほど通話料金が高くなります。
たとえば、NTTの場合、平日8時~19時に、県外の100km以上離れた地域に電話を掛けると、通話料金が22.5秒毎に80円も通話料金がかかります。
一方、BBフォンを利用すれば、国内の一般電話宛は、昼夜を問わず全国一律で3分毎に7.99円しか通話料金がかかりません。さらに、BBフォン宛の電話であれば、通話料金は無料です。
遠方に住んでいる家族・友人と通話する機会が多い人は、通話料金を節約できるので、ソフトバンク光の契約と同時にBBフォンの利用も検討してください。
国際電話の通話料金も安い
BBフォンは、国内電話の通話料金だけでなく、国際電話の通話料金も安いというメリットがあります。たとえば、アメリカ本土・ハワイ・アラスカ宛の国際電話は、BBフォンでは、3分毎に7.99円と国内通話と同料金で通話が可能です。
NTT東西の場合、一般電話からアメリカ宛の国際電話は、3分毎に100円~160円であるため、BBフォンを使えばアメリカ宛の国際電話の通話料金を最大20分の1までに節約できるのです。
なお、BBフォンはアメリカ以外にも、イギリスやフランスなど、他の国や地域にも国際電話が可能であり、通話料金はNTT東西よりも安くなっています。
BBフォンで国際電話が可能な国と地域については、「BBフォン国際通話料金表」をご確認ください。
ソフトバンクの携帯電話・スマホ宛の通話料金が24時間無料
BBフォンに加入する際は、無料のオプションサービスであるホワイトコール24に申し込みましょう。ホワイトコール24に登録すれば、BBフォンから日本全国のソフトバンクの携帯電話・スマホ宛の通話料金が24時間無料になるメリットを受けられるからです。
たとえば、自宅のBBフォンから家族や友人に電話をかける場合、発信先がソフトバンクの携帯電話やスマホであれば、通話料金はすべて無料です。
また、ホワイトコール24の申込時には、BBフォンの加入者および家族のソフトバンクの携帯電話・スマホの電話番号を登録しましょう。ホワイトコール24に登録したソフトバンクの携帯電話・スマホは、BBフォンに発信する際の通話料金が無料になります。
なお、ホワイトコール24に登録できるソフトバンクの携帯電話は、ソフトバンク光1回線につき最大10回線までです。
BBフォンの加入者だけではなく家族も通話料金の割引が適用されるので、ソフトバンクの携帯電話やスマホを利用している家庭は、ホワイトコール24を利用しましょう。
電話機をそのまま利用できる
BBフォンは、ソフトバンク光の専用ルーターである光BBユニットに、現在使っている電話機を接続するだけで利用できます。そのため、開設工事が不要であり、現在使っている電話機をそのまま使用できるというメリットがあります。
新しく電話機を購入する必要や、ソフトバンク光からBBフォン専用の機材をレンタルする必要がないので、工事費や機材の代金はかかりません。
電話機の操作方法は従来通りなので、通話料金を節約したいが電話機を変えたくないという人は、BBフォンの利用を検討してください。
BBフォンは有料オプションでより使いやすくなる
ソフトバンク光には、BBフォンをより便利に使える有料オプションサービスがあります。
【BBフォンの有料オプションサービス】
サービス名 | 月額利用料金 | 概要 |
---|---|---|
番号表示サービス | 300円 | BBフォンの着信時に相手の電話番号が電話機の画面に表示される |
ケータイ割30 | 300円 | BBフォンから携帯電話への通話料金が30%引きになる |
転送電話サービス | 300円 | BBフォン宛の電話を別の電話番号で受けられる |
BBフォンオプションパック | 500円 | BBフォンの有料オプションがすべて含まれる |
番号表示サービス・転送電話サービス・BBフォンオプションパックに登録する際、登録設定料が500円~700円かかります。ただし、BBフォン加入と同時に各種オプションに申し込む場合、登録設定手数料は無料です。
番号表示サービスは、いわゆるナンバーディスプレイサービスであるため、BBフォンの利用を検討している人は、迷惑電話防止のために加入しましょう。
なお、BBフォンは無料のオプションであるホワイトコール24の加入でソフトバンクの携帯電話宛の通話料が無料になりますが、auやdocomoなどソフトバンク以外の携帯電話に電話をかける機会が多い人は、ケータイ割30の加入がおすすめです。
また、自宅を留守にしがちな人は、転送電話サービスを利用することで、自宅宛の電話であっても外出先に携帯電話で受けることができます。
2つ以上のオプションに加入する場合、セット割引が適用されるので、BBフォンオプションパックを利用しましょう。
BBフォンのデメリット
BBフォンにはデメリットがあるので、利用を検討している人は注意してください。
【BBフォンのデメリット】
- 電話番号の引き継ぎができない
- 110番や119番などの一部番号に発信できない
BBフォンは、契約時に050から始まるソフトバンクの電話番号が新規発行されるので、これまでの電話番号を引き継ぐことができません。また、110番や119番などの一部の電話番号に発信できないというデメリットがあります。
そのため、自宅の固定電話を利用して仕事をしている人や、携帯電話よりも固定電話で通話することが多い人には、BBフォンはおすすめできないので注意してください。
電話番号の引き継ぎができない
BBフォンは、番号ポータビリティに対応していないので、電話番号を引き継いで使うことができません。番号ポータビリティとは、電話番号を変えずに電話通信事業者を乗り換えるサービスのことです。
BBフォンを利用すると電話番号が変わってしまうので、家族など今まで自宅の固定電話でやり取りしていた人には、新しい電話番号を伝える必要があります。
そのため、自営業やフリーランスなど、自宅の固定電話を利用して仕事をしている人には、電話番号の引き継ぎができないことによるデメリットが大きいので、BBフォンはおすすめできません。
ただし、BBフォンと同じソフトバンク光の固定電話サービスであるホワイト光電話や光電話(N)は、番号ポータビリティが利用できます。ソフトバンク光のおうち割光セットを適用させたい人は、ホワイト光電話または光電話(N)の利用も検討してください。
一部電話番号に発信できない
BBフォンには、一部の電話番号に発信できないというデメリットがあります。
【BBフォンから発信できない番号】
- 3桁特番(110番、118番、119番、177番など)
- フリーダイヤル(0120や0800から始まる電話番号)
- 0180で始まるテレドーム
- 0570で始まるナビダイヤル
BBフォンから発信できない番号に電話する際は、お手持ちの携帯電話を利用するか、解除番号である「0000」を電話番号の先頭に入力しましょう。
解除番号とは、ソフトバンク光のインターネット回線を解除し、従来の電話回線を利用する際に使う番号のことです。たとえば、110番宛の電話は「0000110」と入力して発信します。
ただし、解除番号を使って電話をかけるには、BBフォンとの契約後も、NTT東西など現在利用している電話回線を契約し続けなければなりません。BBフォンの導入により通話料金を節約できても、従来の電話回線の月額利用料金がかかるということです。
BBフォンの導入により、従来の固定電話の回線を休止・解約する場合、解除番号を使った発信はできないので注意しましょう。
BBフォンを実際に利用しなくてもおうち割光セットは適用される
BBフォンにはメリットだけではなくデメリットもあるので、加入を決めかねている人もいるでしょう。おうち割光セットの適用が目的の人は、申し込みだけして実際にはBBフォンを利用しないという方法があります。
おうち割光セットの適用条件は、ソフトバンク光が指定するオプションの加入であり、オプションを実際に利用しなくても割引が適用されるからです。
【ソフトバンク光が指定するおうち割光セットの適用条件】
- 光BBユニットのレンタル
- Wi-Fiマルチパックの加入
- BBフォン、ホワイト光電話、光電話(N)いずれかの加入
ソフトバンク光のカスタマーサービスに確認したところ、「おうち割光セットオプションに加入だけしていただき、実際に電話の利用はしなくても問題ございません」という返答を得ました。
つまり、BBフォンに加入したからといって、契約中の固定電話回線を休止・解約する必要はなく、そのまま使い続けることができるのです。
また、BBフォンはソフトバンク光のインターネット回線を利用するため、従来の電話回線の契約をしていない人や自宅に固定電話を設置していない人でも利用可能です。
BBフォンを利用するには、ソフトバンク光の専用ルーターである光BBユニットと電話機を接続する必要がありますが、BBフォンを利用しない人は固定電話がなくても問題ありません。
そのため、現在の固定電話サービスを継続利用したい人や、自宅に固定電話を設置していない人は、BBフォンの申し込みだけ行いましょう。
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