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フレッツ光と他社の光回線を比較

自宅の光回線を契約しようと思ったとき、TVなどでCMを行っているフレッツ光が真っ先に思い浮かぶ、という人は多いのではないでしょうか。

しかし、光回線サービスには、光コラボや、NURO光、auひかりなど、フレッツ光以外にも選択肢があります。それぞれの光回線サービスには特徴があるため、自身のライフスタイルに合ったものを選択すれば、フレッツ光よりも通信速度が速く利用料金が安いインターネット環境を作ることができます。

この記事では「フレッツ光」と、代表的な光回線サービスのエリア・速度・料金の面から比較し、最適な光回線サービスの選び方を解説します。

比較①利用料金:フレッツ光と他社の各種料金を比較!

自宅の光回線を選ぶ際に最も気になるのは、「結局いくらお金がかかるのか?」ということではないでしょうか。光回線の利用料金は少しでも安く抑えたいところです。

ここからは、フレッツ光と他社光回線の利用料金を比較した結果を解説します。

月額利用料金はNURO光が安い

フレッツ光(NTT東日本、NTT西日本)と代表的な光コラボ、auひかり、NURO光の月額利用料金をまとめました。

【戸建てプランの月額利用料金の比較】

光回線 月額利用料金
フレッツ光(西日本) 4,300円
フレッツ光(東日本) 4,500円
NURO光 4,743円
auひかり 5,100円
ドコモ光 5,200円
ソフトバンク光 5,200円
So-net光 5,200円

上記の表を確認すると、月額利用料金が最も安いのがフレッツ光西日本、続いてフレッツ光東日本になっています。しかし、フレッツ光でインターネットを使用するには、別途でプロバイダとの契約が必要なので注意しましょう。プロバイダとは、インターネットに接続するための通信を行ってくれる業者のことです。プロバイダの利用料金は、契約する会社によって異なりますが、おおよそ500円から1,000円程です。

一方、光コラボやauひかり、NURO光は光回線とプロバイダが一体化になっているため、別途申し込む必要はありません。そのため、戸建て住宅でフレッツ光を契約する場合、契約するプロバイダによっては、上記表の光回線サービスの中で最も高い利用料金になってしまうこともあります。

【集合住宅(マンション)プランの月額利用料金の比較】

光回線 月額利用料金
NURO光 1,900~2,500円
フレッツ光(東日本) 2,750円
フレッツ光(西日本) 2,850円
So-net光 2,980円
ソフトバンク光 3,800円
ドコモ光 4,000円
auひかり 4,050円

※いずれの回線の金額も、1Gbpsのプランを数年縛りで申し込んだ場合の1年目の料金。
※フレッツ光(東日本)・フレッツ光(西日本)の集合住宅プランでは、プラン1(=1つの集合住宅内で8契約以上見込める場合のプラン)の場合の料金を記載。

フレッツ光の集合住宅(マンション)プランは、月額利用料金が他社光回線よりも低めに設定されています。さらに、フレッツ光の集合住宅(マンション)プランは、建物内の契約世帯数によって、月額料金がさらに下がるため、契約するプロバイダによっては、他社光回線よりも月額利用料金を抑えることができます。ただし、集合住宅(マンション)プランに関してもNURO光が圧倒的に安くなっています。

さらに、フレッツ光以外の光回線サービスでは、携帯電話とセットにすると割引を受けられるオプションサービスが提供されています。光回線サービスによって、対象のキャリアは異なりますが、スマホや携帯電話だけでなく、タブレットも1台につき最大1,000円が割引になるため、毎月の通信費を抑えることができるので覚えておきましょう。

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初期費用を比較する

フレッツ光とauひかり、NURO光の工事費・契約料などの初期費用をまとめました。

【光回線の初期費用比較】

光回線 契約手数料 工事費
NURO光 3,000円 40,000円
フレッツ光(東日本) 800円 戸建て:18,000円
マンション:15,000円
フレッツ光(西日本) 800円 戸建て:18,000円
マンション:15,000円
So-net光 3,000円 24,000円
ソフトバンク光 3,000円 24,000円
ドコモ光 3,000円 戸建て:18,000円
マンション:15,000円
auひかり 3,000円 戸建て:37,500円
マンション:30,000円

上の表で分かるように、工事費・契約料共にフレッツ光が最も安価です。

ただし、auひかりやNURO光ではそれぞれキャンペーンにより工事費の割引が行われている場合があります。

auひかり・NURO光の工事費実質無料キャンペーン

auひかりはプロバイダをau one netにすれば工事費の分割価格と同じ額が割引になり、戸建住宅なら60ヶ月、集合住宅は24ヶ月の契約で工事費が実質0円になります。

参考:auひかり公式ホームページ(戸建住宅プランの初期費用相当額割引について)
参考:auひかり公式ホームページ(集合住宅プランの初期費用相当額割引について)

NURO光は工事費を戸建て住宅なら30ヶ月、集合住宅なら36回の分割払いで支払うしくみですが、キャンペーンにより同額が毎月割引となるため長期契約で工事費が実質0円になります。

参考:NURO光公式ホームページ(戸建住宅プランの初期費用相当額割引について)
参考:NURO光公式ホームページ(集合住宅プランの初期費用相当額割引について)

しかしながらauひかりやNURO光の工事費割引は、長期間の契約が条件です。指定期間内に回線を解約すると、工事費残債が請求されるので注意しましょう。

ADSLからの移行・光コンセントありの場合はフレッツ光の工事費がお得に!

また、Bフレッツやフレッツ・ADSLからの移行など限られた場合ではありますが、フレッツ光の開通工事費が無料になる場合があります。詳しくは、NTT東日本公式ホームページ・「一部サービスをご利用中のお客様へ」を確認してください。
さらに、フレッツ光の場合、過去にフレッツ光回線の利用実績がある建物(=光コンセント設置済みの住居)では、契約者自身で機器の設置工事をすれば済む場合もあります。その場合は工事費が2,000円で済みます。回線を開通しようとしている建物が無派遣工事の対象かどうかは、申し込み時にオペレーターに確認してください。

比較②エリア:フレッツ光は他社回線と比べて、提供エリアが広い!

フレッツ光の最大の特徴は、通信可能エリアの広さです。フレッツ光は、日本全国で契約できます。
フレッツ光のエリア確認…NTT東日本の公式ページorNTT西日本の公式ページから。
(リンク先の「申し込み画面」で、郵便番号を入力するとエリアを確認できます)

auひかりも日本全国で展開こそされていますが、エリア内でも未対応の建物がまだまだたくさんあります。
auひかりのエリア確認はこちら

NURO光に至っては、関東、東海、関西以外の地域で契約できません。NURO光の対応エリアは、まだまだ各地域に広がっていない状況です。
NURO光のエリア確認はこちら

光回線サービスの契約を検討しているのなら、まずはエリア確認を行って、自分が申し込むことができる光回線サービスを確認しましょう。どうせなら、契約可能なものの中から、最もよい条件のものを選びたいですよね。

比較③速度:通信最大速度1Gbpsあれば、ほぼ困らない

フレッツ光・auひかり・NURO光の主流のプランの速度を以下にまとめました。

※住んでいる環境によって、上記の速度のプランを申し込めない場合があります
※auひかり・NURO光は、2018年春から一部地域で10Gbpsのプランの提供を開始しました(詳しくは後述)

通信速度を重視する方は、同じ価格帯の光回線の中で唯一下り2Gbpsのプランが主流であるため、NURO光の契約を検討しましょう。

一方、フレッツ光・auひかりの最大1Gbpsは確かに比較的劣るものの、それでも十分高速です。1GbpsあればフルHDや4Kといった高画質な動画も短い読み込み時間で再生できますし、数GB単位のゲームソフトなどもスムーズにダウンロード可能です。

光電話は各社光回線ともオプションとして申し込める

続いては、代表的なオプションの光電話サービスをチェックしましょう。

光電話サービスとは、光回線を利用した電話サービス。従来型のアナログ回線の固定電話よりも音声品質が優れていて、かつ通話料金は安い傾向にあるため人気のオプションです。

フレッツ光の光電話サービスの基本料金はNTT東日本エリア、西日本エリア共に月額500円(税抜)です。

光電話サービスは、auひかりでも基本料金500円/月で契約できます。
また、NURO光では、関東なら基本料金500円/月、東海・関西では300円/月で利用できます。

光電話の料金面では、3社ほぼ互角と言ってよいでしょう。

代理店経由で申し込むと代理店独自のキャンペーンが適用可能

光回線の契約の申込時に、【代理店経由で契約する】という方法があります。

代理店は主にWEB(or各代理店のサイト上に記載された電話)から申し込みを受け付けています。代理店経由で申し込んだ場合、代理店独自の特典を受けることができます。

代理店が独自で設定している特典は、数万円のキャッシュバックのほか家電製品やゲーム機など実にさまざま。
以下に、この記事で紹介した光回線の代理店を紹介するので、光回線の契約を検討している人は、ぜひ各社独自のキャンペーンをチェックして、少しでもお得な光回線をチョイスしてくださいね。

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代理店からのキャッシュバックを受ける時に注意すべきポイント

代理店のキャンペーンでキャッシュバックを受けるにあたり、【適用条件・受け取り方法・受け取り日】をしっかり把握した上で、無理なくお得なキャッシュバックを受け取れるのか確認した上で申し込むようにしましょう。

例えば、「Aというオプションに加入すると●万円キャッシュバック」というキャンペーンがあったとします。このとき、「元々からAというオプションに入る予定」という人にとっては、お得な可能性が高いです。一方、「元々~というオプションに入る予定はなかった」という人は、「Aというオプションでかかるオプション料金」と「キャッシュバック料金」を比較した上で、お得な方法を選ぶ必要があります。

キャッシュバックサービスについて、注意しておくべきポイントは
「本当にそのキャッシュバックを受け取ることによってお得になるか?かえって損はしないのか?」
ということに尽きると言ってもよいでしょう

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