モバイルWi-Fiルーターを契約するにあたり、心配なのは通信速度や速度制限でしょう。Broad WiMAXは、下りの最大速度が708Mbpsで、ギガ放題プランなら月のデータ通信量に制限はありません。いくらでも使って大丈夫ですが、直近3日間のデータ量が10GBを超えてしまったときだけ、通信速度を1Mbpsまで下げられます。
この記事では、Broad WiMAXの通信速度が他と比べて速いのかどうか、速度制限はいつからいつまでかかるのか、などBroad WiMAXの速度に関する情報をまとめました。
目次
Broad WiMAXの速度は他社より速い?それとも遅い?
Broad WiMAXの回線は、UQコミュニケーションズ(株)から提供されているWiMAXやWiMAX2+(以下、WiMAX)という回線を使っています。UQ WiMAXやGMOとくとくBB、So-net WiMAX、BIG LOBE WiMAXなども、Broad WiMAXと同じくWiMAXの回線を扱うプロバイダです。そのため、WiMAXのプロバイダ同士で通信速度に差が出ることはありません。ここでの速度比較は、別回線であるdocomoやY!mobileの回線と比較します。
下りの速度ならdocomo、上りの速度ならWiMAXに
以下は、Broad WiMAXのW05、Y!mobileのPocket WiFiの603HW、そしてdocomoのWi-Fi STATION N-01Jの上りと下りの速度を、公表している数字をもとにまとめた表です。それぞれ一番速度が出る新しい端末で比較しました。比べると、下りの速度が速いルーターは、docomoのN-01Jの788Mbps、上りの速度はWiMAXのW05の75Mbpsという結果に。
下り最大速度 | 上り最大速度 | |
W05(Broad WiMAX) | 708Mbps | 75Mbps |
603HW(Y!mobile) | 612Mbps | 37.5Mbps |
N-01J(docomo) | 788Mbps | 50Mbps |
※2018年5月時点の情報です
ちなみにUQ WiMAXでは、端末のお試しを無料で15日間できます。回線によって電波の入り方は違うので、WiMAXが気になる方は下記のサイトから申し込んでみてもいいでしょう。
▷Try WiMAXの申し込み
http://www.uqwimax.jp/signup/trywimax/
各社ごとにデータの通信量に制限がある
それぞれの公式サイトで発表している通信速度の比較では、docomoのN-01Jが一番速度のでる端末でした。しかし各回線ごとにデータ通信量の制限があります。この各社で決められたデータ通信量を越えると、速度制限がかかりインターネット回線の速度は著しく低下します。
プラン名 | 料金 | データ通信制限/月 | |
Broad WiMAX | ギガ放題プラン | 2,726円/月 | 無制限 ※3日間で10GBまで |
Y!mobile | Pocket WiFiプラン2 +アドバンスオプション |
4,380円/月 | 無制限 ※3日間で10GBまで |
docomo | 基本プラン +moperaU シンプルプラン +ウルトラデータLLパック |
9,400円/月 | 30GBまで |
※もっとも通信量に余裕のあるプランで比較。価格は税抜表記
通信速度が一番速いdocomoは、料金の高さと通信制限がどうしても気になるところ。一方、Broad WiMAXのギガ放題プランは、月額料金が安くデータの通信量も無制限です。しかし初期費用を無料にするキャンペーンを適用させると、二つの有料オプション(合わせて1457円/月)に加入しなくてはいけず、結果Y!mobileよりも月額料金が高くなります。オプションに加入後、解約はすぐにできるので、忘れずに解約さえできれば一番安いプランです。
契約するプランで決まっているデータ通信量を超えると速度制限がかかります。Broad WiMAXの場合、直近3日の通信量が10GBを超えると、翌日の18時から翌々日の2時ごろまで、速度を1Mbpsまで制限されます。
WiMAXの弱点を補うハイスピードプラスエリアモード
回線の速さに料金の安さ、データ通信量が無制限。一見、スペックが高いように見えるWiMAXにも弱点はあります。それは地下や建物内だと電波が入りづらいこと。例えば地下にあるカフェで仕事をしようと思ったら圏外だった。なんてことはよくあります。
そんな弱点を補うためにあるのが、LTEオプション(税抜1,005円/月)です。このオプションは、WiMAXの電波が完全に届かないエリアに入ると、端末がau の4G LTE回線に自動でつなぐというもの。使い方はかんたんで、端末の設定でハイスピードモードからハイスピードプラスエリアモードに切り替えればOK。基本的に月額料金のかかるサービスですが、Broad WiMAXで契約した場合は無料で使うことができます。
ただしLTEオプションは、データの通信量に7GB/月の制限があるので注意が必要です。WiMAXの回線だけを使うハイスピードモードがデータ通信無制限、WiMAXとauの回線を使うハイスピードプラスエリアモードが7GBまで。と覚えましょう。ちなみに、ハイスピードプラスエリアモードで速度制限になると、通常のハイスピードモードまで速度制限がかかってしまうので、これにも注意が必要です。
速度重視ならdocomo、バランス重視ならWiMAX
回線の速度だけを見ると、下りで最大708MbpsのWiMAXよりも、下りで最大788Mbpsまででるdocomoに軍配が上がります。速度だけを重視するならdocomoですが、あとは月額料金やデータ通信量にかかる制限を許容できるかどうかでしょう。
WiMAXの回線も遅いわけではありません。基本的に、どの回線でも公式サイトやカタログで謳われているような速度が出ることはまずないので、月額料金を抑えて制限なくインターネットを使いたいならWiMAXがおすすめです。
インターネットがもっと安くなる!おすすめ回線ランキングBEST3
ソフトバンク光
-
おうち割で最大2年間スマホ代が毎月最大1,080円割引!
月額料金 2,800円~(税抜)
速度回線 下り最大 1000Mbps(上り最大1000Mbps)
オプション 電話サービステレビサービスセキュリティサービス
▼この窓口限定キャンペーン

auひかり
-
最大2年間、スマホ1台あたり毎月2,000円割引!
月額料金 2,550円~(税抜)
速度回線 下り最大 1000Mbps(上り最大1000Mbps)
オプション 電話サービステレビサービスセキュリティサービス
▼この窓口限定キャンペーン

NURO光
-
おうち割で最大2年間スマホ代が毎月1,080円割引!
月額料金 4,743円~(税抜)
速度回線 下り最大 2000Mbps(上り最大1000Mbps)
オプション 電話サービステレビサービスセキュリティサービス
▼この窓口限定キャンペーン
