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フレッツ光でWi-Fiを設定する方法を3つのパターンで解説

フレッツ光でWi-Fiを利用するには、3つの方法があります。

  1. スマートタイプを契約する
  2. 無線LANカードをレンタルする
  3. Wi-Fiルーターを購入する

ただし、それぞれの方法は、契約プランによって選択肢が異なります。必要な月額料金も3つの方法で違うので確認しておきましょう。

スマートタイプを契約する

フレッツ光でWi-Fiを使う際、フレッツ光ネクストのスマートタイプを契約することでWi-Fi接続をするための費用を抑えられます。

フレッツ光ネクストのスマートタイプは、Wi-Fiルーターのレンタルがセットになったプランです。NTT東日本限定のプランになり、戸建て向けの「ギガファミリー・スマートタイプ」、集合住宅向けの「ギガマンション・スマートタイプ」の2種類が提供されています。

【スマートタイプの種類】
プラン名 月額利用料 割引
ギガファミリー・スマートタイプ 5700円 300円
※利用開始月を含めた30か月
ギガマンション・スマートタイプ 3,350円~4,350円
※戸数によって変動
200円
※利用開始月を含めた30か月

※価格は全て税別です。
スマートタイプの月額利用料は、Wi-Fiルーターのレンタルが無いプランと比較すると戸建て向けプランで300円、集合住宅向けで200円高くなります。

ただし、スマートタイプでは、利用開始月から30か月間の月額利用料が割引される「ギガ・スマート割」が適用されます。割引額は、ギガファミリー・スマートタイプで300円、ギガマンション・スマートタイプで200円です。そのため、割引期間中はホームゲートウェイのレンタル料が実質0円になるので、フレッツ光でWi-Fiを利用するための費用を抑えられます。

なお、ギガ・スマート割は、フレッツ光の月額利用料が割引される「にねん割」の申し込みが適用条件です。

にねん割については下記の記事を参考にしてください。
https://hikari.netde-pc.jp/10884.html

スマートタイプが契約できるのは光配線方式のみ

集合住宅でフレッツ光を利用する場合、建物内の配線方式が、VDSL方式、LAN配線方式、光配線方式の3種類がありますが、スマートタイプが契約できるのは光配線方式タイプのみです。配線方式は、フレッツ光の申し込み時に確認されます。

また、スマートタイプは、提供エリアが限定されています。フレッツ光のサービス提供エリア内であっても契約できない場合があるので、申し込み前にフレッツ光公式サイト「提供エリア」で確認しておきましょう。

無線LANカードをレンタルする

フレッツ光とひかり電話を契約する人は、無線LANカードをレンタルすることでWi-Fiが利用できます。無線LANカードとは、Wi-Fi機能を備えたカード型の機器です。フレッツ光とひかり電話を契約するとレンタルされる「ホームゲートウェイ」と呼ばれる機器に挿入することで、Wi-Fi機能が使えるようになります。

無線LANカードは、フレッツ光をNTT東日本とNTT西日本のどちらの提供エリアで契約してもレンタルできますが、月額利用料が異なります。

【無線LANカードのレンタル料金】
提供エリア レンタル料金
NTT東日本 300円
NTT西日本 100円

※価格は全て税別です
無線LANカードのレンタルには割引サービスはありません。そのため、無線LANカードを長期間レンタルするのであれば、スマートタイプを契約するか、Wi-Fiルーターを購入したほうがコストを抑えられる可能性があります。

Wi-Fiルーターの性能にこだわるなら購入する

通信速度の速さや電波強度にこだわる人は、市販のWi-Fiルーターを利用するのがおすすめです。Wi-Fiルーターは、家電量販店やネットで多くの種類が販売されているため、利用用途に合わせた機種を選ぶことができます。

たとえば、オンラインゲームをする人には、搭載されているアンテナの数が多い機種を利用することで、電波が途切れにくく安定した通信を維持できる可能性が高くなります。

また、市販のWi-Fiは一度購入してしまえば、その後に費用がかからないため、長期間利用するならレンタルよりも安くWi-Fiを使えます。

Wi-Fiの設定はサポートを利用すると簡単

Wi-Fiの設定は、スマートタイプの契約や、無線LANルーターをレンタルする方法であれば、Wi-Fiルーターや無線LANルーターに同梱されている説明書に接続までの手順が記載されています。また、市販のWi-Fiルーターを使う場合は、機種ごとの説明書を参考に接続設定を行います。

手順を読んでも分からない、設定できる自信のない人は、フレッツ光のサポートサービスを活用しましょう。フレッツ光は、以下の3種類のサポートサービスを提供しています。

【フレッツ光が提供するサポートサービスの種類】
サービス名 サービス内容
セットアップサービス フレッツ光と同時に申し込むことで、開通工事日にサポートを受けられる
リモートサポートサービス オペレーターとの電話やパソコンの遠隔操作を利用してサポートを受けられる
訪問サポートサービス 専門の担当者が自宅に訪問しサポートを受けられる

それぞれのサービスは有料ですが、利用することでWi-Fi設定を効率よく終わらせてくれます。

Wi-Fi接続の通信速度が遅いときの対策

Wi-Fi接続は、Wi-Fiルーターとパソコンやスマートフォンなどの機器を無線でつなぐため、利用環境によりWi-Fi電波が影響を受けると、通信速度が遅くなることがあります。

Wi-Fi接続時の通信速度が遅くなる原因のひとつとして、障害物による影響が考えられます。

たとえば、Wi-Fi接続しているWi-Fiルーターとパソコンの間に、建物の壁や天井などがあると、電波の障害になり通信速度が遅くなります。

光回線のコンセントの関係で、Wi-Fiルーターとの間に障害物がある場合は、中継器を利用しましょう。中継器とは、Wi-Fiルーターから発せられる電波を中継する役割を持つ機器です。Wi-Fiルーターとパソコンやスマホの間に中継器を設置すれば、Wi-Fiの電波が中継されるため、通信速度が低下しにくくなります。

Wi-Fi接続の通信速度が遅い場合には下記の記事も参考にしてください。
https://hikari.netde-pc.jp/21243.html

光ステーションなら外出先でもWi-Fiが使える

光ステーションとは、店舗や商業施設などに設置された公衆無線LANのアクセスポイントです。この回線の提供元もフレッツ・ポイントと同様にNTT東日本とNTT西日本ですが、店舗や商業施設のオーナーが光ステーションを契約することにより、そこを訪れた人が誰でも無料でインターネットに接続できる、という仕組みです。

例えば美容院でのちょっとした待ち時間、スマホなどモバイル回線で動画を視聴すると、それなりの通信量を使用してしまいます。そんなときその美容院が光ステーションを契約していれば、自分のモバイル回線を使用することなく、無料で快適にインターネット環境を手に入れられます。

この光ステーションですが、初期利用時にはメールアドレスの登録が必要です。SSID「0000FLETS-PORTAL」を選ぶと立ち上がる「フレッツ・ポータル」という画面で、「無料Wi-Fiインターネット」を選びます。あとは指示に従ってメールアドレスを登録してログインするだけです。

ただし、接続時間は無制限ではなく、1日当り最大15分×2回までに限定されています。

光ステーションが利用できる場所は、東日本はこちら西日本はこちらから確認できます。

光ステーションの詳しい利用手順はこちら。

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