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フレッツ光の新規契約キャンペーンを解説

フレッツ光では、新規契約時に適用できる公式キャンペーンが実施されています。また、プロバイダや代理店も独自のキャンペーンを展開している場合があるため、それらを活用すれば、フレッツ光の月額料金や初期費用をおさえられます。

ただし、キャンペーンには適用条件があり、条件を満たさなければ適用されません。また、契約期間の途中で解約すると中途解約金が請求される場合もあります。それぞれのキャンペーンの適用条件や注意事項を理解したうえで契約しましょう。

NTT東日本の公式キャンペーン

NTT東日本エリアでフレッツ光を新規契約する場合に適用できるキャンペーンは次の通りです。キャンペーンごとに適用できるサービスが決まっています。

【NTT東日本のフレッツ光のキャンペーン】
キャンペーン名 対象サービス
にねん割 フレッツ光ネクスト 全タイプ
ギガ・スマート割引 フレッツ光ネクスト ギガファミリ―・スマートタイプ
フレッツ光ネクスト ギガマンション・スマートタイプ
フレッツ 光ライト もっとライトに!割引 フレッツ光ライト ファミリータイプ
クロススタート割引 フレッツ光クロス

それぞれの割引の割引額や適用条件について解説します。

にねん割

「にねん割」は、フレッツ光の標準的な契約タイプである「フレッツ光ネクスト」の月額料金が割引されるサービスです。「にねん割」を申し込むと、戸建てなら月々700円、集合住宅なら月々100円の割引が受けられます。

ただし、2年間の継続利用が条件となり、契約は2年ごとの自動更新です。更新月(利用期間満了月の翌月とその翌々月)以外に解約する場合には、戸建ては9,500円、集合住宅は1,500円の中途解約金がかかります。解約する際はできるだけ更新月に解約するようにしましょう。

「にねん割」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

フレッツ光「にねん割」のサービス内容を解説

ギガ・スマート割引

「ギガ・スマート割引」は、以下2点の条件を両方満たすと自動的に適用される割引サービスです割引額は、戸建て:毎月300円×30か月、集合住宅:毎月200円×30か月で、割引期間中は「にねん割」と「ギガ・スマート割引」の両方が適用されます。

【ギガ・スマート割引の適用条件】
  • フレッツ光ネクストのギガファミリ―・スマートタイプ/ギガマンション・スマートタイプのいずれかを新規に契約する
  • 「にねん割」を申し込む

フレッツ光ネクストのなかでも上記以外のタイプを契約する場合は、「ギガ・スマート割引」は適用できません。また、「ギガ・スマート割引」は新規契約者限定のため、フレッツ光を利用中の方が上記サービスへプラン変更した場合も割引の対象外となります。光コラボからの事業者変更で上記サービスを利用する場合も対象外です。

なお、「ギガ・スマート割引」には契約期間や解約金はありませんが、「にねん割」の更新月以外に解約すると「にねん割」の中途解約金が発生します

「ギガ・スマート割引」が適用される申込期間は2020年6月1日から2020年9月30日までです。ただし、延長される可能性があるため、最新情報はNTT東日本公式サイトの「ギガ・スマート割引」をご確認ください。

フレッツ 光ライト もっとライトに!割引

「フレッツ光ライト ファミリータイプ」の新規契約者は、「フレッツ 光ライト もっとライトに!割引」を適用できます

「フレッツ光ライト ファミリータイプ」は通信量に応じて利用料金が変動する2段階定額制プランです。なお、2段階定額制プランには他にも「フレッツ光ライトプラス」や「フレッツ光ライト マンションタイプ」がありますが、これらは「フレッツ 光ライト もっとライトに!割引」の対象外となっています。

「フレッツ 光ライト もっとライトに!割引」の割引内容は次の2種類で、いずれか一つを選んで適用します。

    1. 初期工事費割引(初期工事費は通常18,000円)
      ■派遣工事ありの場合
      ・屋内配線の工程がある場合:9,000円割引
      ・屋内配線の工程がない場合:7,600円割引
      ■派遣工事なしの場合
      ・2,000円割引

    2. 二年間の月額利用料割引
      ・24ヵ月間にわたり、月額利用料から500円割引

「フレッツ 光ライト もっとライトに!割引」には契約期間や中途解約金の定めがないため、いつ解約しても追加費用はかかりません。

「フレッツ 光ライト もっとライトに!割引」が適用される申込期間は2020年6月1日から2020年9月30日までです。ただし、延長される可能性がありますので、最新情報はNTT東日本公式サイトの「フレッツ 光ライト もっとライトに!割引」をご確認ください。

クロススタート割引

「クロススタート割引」は、2020年4月に提供が始まった「フレッツ光クロス」の新規契約者限定の割引ですフレッツ光クロスを新規契約すると自動的に適用され、フレッツ光クロスの月額料金(通常6,300円)が毎月1,200円×30か月間割引になります。

「クロススタート割引」には契約期間や中途解約金が設定されていないため、いつ解約しても追加費用はかかりません。

なお、「クロススタート割引」が適用される申込期間は2020年6月1日から2020年9月30日までです。ただし、延長される可能性がありますので、最新情報はNTT東日本公式サイトの「クロススタート割引の注意事項」をご確認ください。

NTT西日本の公式キャンペーン

NTT西日本エリアでフレッツ光を新規契約する場合に適用できるキャンペーンは次の通りです。キャンペーンごとに適用できるサービスが決まっています。

【NTT西日本のフレッツ光のキャンペーン】
キャンペーン名 対象サービス
光はじめ割 フレッツ光ネクスト 全タイプ
フレッツ・あっと割引 フレッツ 光ネクスト ビジネスタイプ
フレッツ 光ライト
フレッツ 光クロスの月額利用料割引 フレッツ光クロス

それぞれの割引の割引額や適用条件について解説します。

光はじめ割

「光はじめ割」は、フレッツ光の標準的な契約タイプである「フレッツ光ネクスト」の月額料金が割引されるサービスです。割引額や解約金は次の通りとなっています。

【「光はじめ割」の割引内容】
戸建て 集合住宅
※プランは見込み契約数によってあらかじめ決まっている
割引額 1~2年目:1,100円
3年目以降:1,290円
■プラン1
1~2年目:450円
3年目以降:620円
■プラン2
1~2年目:350円
3年目以降:520円
■ミニ
1~2年目:550円
3年目以降:780円
契約期間 2年(自動更新) 2年(自動更新)
解約金 10,000円 7,000円

「光はじめ割」はフレッツ光の利用年数に応じて割引額が増えていくため、特に長期的に利用する予定の方には向いている割引サービスです。

ただし、契約期間の満了月とその翌月以外に解約すると解約金がかかるため、解約のタイミングには注意しましょう。

フレッツ・あっと割引

「フレッツ・あっと割引」は、フレッツ光ネクスト ビジネスタイプまたはフレッツ光 ライトの月額料金が以下の通り割引になるサービスです

【「フレッツ・あっと割引」の割引額】
  • フレッツ光ネクスト ビジネスタイプ:4,000円/月
  • フレッツ光ライト ファミリータイプ:400円/月
  • フレッツ光ライト マンションタイプ:(基本料金)400円/月、(上限料金)1,000円/月

ただし、「フレッツ・あっと割引」は2年間の継続利用が条件となっており、対象サービスを2年以内に解約すると以下の解約金がかかります

【「フレッツ・あっと割引」の解約金】
対象サービス 継続利用期間満了日(※)までの残り期間
2~1年 1年未満
フレッツ光ネクスト ビジネスタイプ 50,000円 25,000円
フレッツ光ライト
(ファミリータイプ/マンションタイプ)
9,000円 4,500円

(※) 割引適用開始日を含む月の23ヵ月後の月末日
※すべて税抜価格

3年目以降はいつ解約しても割引額はかかりませんが、割引は3年目以降も継続されます。ですから、対象サービスを3年以上利用する方には特におすすめの割引です。

なお、「フレッツ・あっと割引」は割引内容が随時変更されており、上記は全て2020年9月時点の情報です。契約の際にはNTT西日本公式サイト「フレッツ・あっと割引」で最新情報を必ずご確認ください。

フレッツ 光クロスの月額利用料割引

「フレッツ 光クロスの月額利用料割引」は、2020年4月に提供が始まった「フレッツ光クロス」の新規契約者限定の割引です。フレッツ光クロスの新規契約時に「フレッツ 光クロスの月額利用料割引」を申し込むと、フレッツ光クロスの月額料金(通常6,300円)が毎月1,100円割引になります。

ただし、「フレッツ光クロスの月額利用料割引」は2年契約の自動更新が条件となっており、契約期間満了月とその翌月以外に解約すると、解約金10,000円がかかります。解約しなければ割引が続くので、長く利用する方には向いている割引です。

なお、「フレッツ光クロスの月額利用料割引」を適用できる申込期間は2020年4月1日から2021年3月31日までです。ただし、延長される可能性がありますので、最新情報はNTT西日本公式サイトの「フレッツ光クロスの月額利用料割引」をご確認ください。

プロバイダのキャンペーン

フレッツ光の基本料金にはプロバイダ利用料が含まれていません。そのため、フレッツ光を契約すると、フレッツ光の月額料金に加えてプロバイダ利用料の支払いが必要です。

プロバイダによっては、このプロバイダ利用料の割引キャンペーンが実施されています。たとえば、フレッツ光とプロバイダの請求をまとめられる「プロバイダパック(NTT東日本)」「withフレッツ(NTT西日本)」を利用すると、一部プロバイダで月額料金が割引になります。

また、オプションサービスの利用料金の割引キャンペーンを実施しているプロバイダもあります。たとえばSo-netではフレッツ光の新規契約と同時申し込みでカスペルスキーセキュリティ(月額500円)やSo-net安心サポート(月額300円)などが12か月間無料になります。

最新のキャンペーン詳細はNTT東西公式サイトやプロバイダ各社の公式サイトをご確認ください。

フレッツ光はキャッシュバックキャンペーンが少ない

フレッツ光は、他社光回線と比べるとキャッシュバックキャンペーンが少なく、特に個人向けはほとんどありません。インターネットで検索すると、キャッシュバックキャンペーンを実施している代理店はありますが、適用条件をよく読んでみると、【法人】【個人事業主】【SOHO】などの法人契約を対象としているため、個人契約は対象外になっています。

フレッツ光のキャッシュバックキャンペーンが少ないのは、光コラボレーションが普及してきたことが理由のひとつです。「光コラボレーション」とは、NTTがフレッツ光回線を企業に卸売りして、それを購入した企業が独自サービスとして利用者に提供する光回線サービスです。

光コラボ事業各社は複数社あり、光回線の新規申し込み客を取り合っている状態です。自社の窓口から光コラボを申し込んでもらいたい代理店は、各社でキャッシュバックを実施して、新規申込者を増やそうとしています。

そのため、光コラボの利用者が増えれば、実質的にフレッツ光回線の利用者も増えることから、NTTは、わざわざフレッツ光でキャッシュバックキャンペーンを実施する必要がないのです。

キャッシュバック狙いならフレッツ光よりも光コラボを選んだほうがよい

フレッツ光の光回線を卸売りする新たな業態「光コラボレーション」にシフトしている現在、フレッツ光を契約しても、キャッシュバックなどの大きな特典は望めません。

そのため、キャッシュバックキャンペーンの特典を狙うならフレッツ光より光コラボです。特に、光コラボ各社の申し込み代理店では、契約者を増やすためにキャッシュバックを設けている窓口が数多く存在します。

たとえば、通信キャリアのドコモが提供している光コラボ「ドコモ光」では、正規代理店の「株式会社ネットナビ」から申し込むと、最大20,000円のキャッシュバック特典が受け取れます。最大20,000円のキャッシュバックを受け取るには、「ひかり電話」+「ひかりTV」もしくは「スカパー」などの有料オプションの加入が必要ですが、光コラボだけの契約でも15,000円のキャッシュバックは受け取れます。

さらに、光コラボではスマホの月額料金が割引されるセット割が適用されるため、フレッツ光よりも月額料金が安く使える可能性があります。

フレッツ光と光コラボの違いについては以下の記事を参考にしてください。

フレッツ光と光コラボのちがい


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