フレッツ光のサイトでは、2年縛りの契約で月額料金がお得になるプランがよく紹介されています。
「2年縛り」とは、もしも2年以内に解約をする場合は解約金を支払う必要がある代わりに、月額料金がお得になる、というものです。
しかし、「2年単位で契約するとどれだけお得になるのか」や、「2年縛りの契約は絶対?」など、気になっている方も多いでしょう。
ここでは、フレッツ光の契約期間の縛りについて解説します。
フレッツ光は数年単位の契約が必須?
まず、フレッツ光の契約期間の縛りは必須かが気になりますよね。
数年単位の契約は必須ではない
フレッツ光の契約をする時、契約期間の縛りは絶対必要というわけではありません。
つまり、数年単位の契約をしていない場合は、解約金を払わずに解約することができます!
ただし、数年単位の契約を場合、かなりお得な割引を適用できることが多いです。
数年単位の契約で月額料金がお得に!
NTT東日本では、2年単位の契約で割引が発生する「にねん割」の適用ができます。
割引額は料金プランやフレッツ光の利用月数によって異なり、月額100円~1,000円が割り引かれます。対象となる料金プランは、月額料金が定額のプランに限られます。
NTT西日本では、2~3年単位の契約で割引が発生する「光もっと2割」「光はじめ割」などの適用ができます。
割引額は料金プランによって異なり、月額350円~1,100円が割り引かれます。
それぞれの割引の具体例を紹介していきましょう。
フレッツ光の割引の具体例を紹介
NTT東日本・NTT西日本それぞれ、契約期間の縛りによって発生する割引の具体例を紹介しましょう。
NTT東日本の「にねん割」
NTT東日本の場合、契約期間が2年縛りの「にねん割」があります。契約期間中に解約した場合は解約金が必要ですが、その代わりに月額料金が割引されます。
2年間の契約期間が満了した場合、解約を申し出ない限り「にねん割」の契約が自動更新されます。
以下の記事では、にねん割について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
https://hikari.netde-pc.jp/10884.html
「にねん割」適用時の割引額
契約後30ヶ月目までは、「にねん割」と「ギガ推し!割引」をどちらも適用させることもできます。
「ギガ推し!割引」とは、「ギガファミリー/ギガマンション・スマートタイプ」に新規に申し込んだ方のみ、適用される割引です。戸建てで契約した場合は、契約後30ヶ月間月々300円割引されます。集合住宅で契約した方は、契約後30ヶ月間月々200円割引されます。
「にねん割」「ギガ推し!割引」適用時の、1ヶ月当たりの割引額は以下の通り。
契約後30ヶ月目まで (「にねん割」+「ギガ推し!割引」) |
契約後31ヶ月目以降 (「にねん割」のみ) |
|
戸建て | 1,000円割引 (5,700円→4,700円に) |
700円割引 (5,700円→5,000円に) |
集合住宅 | 300円割引 (3350円→3,050円に※1 3,750円→3,450円に※2 4,350円→4,050円に※3) |
100円割引 (3350円→3,250円に※1 3,750円→3,650円に※2 4,350円→4,250円に※3) |
※1 建物内での契約数見込みが、16契約以上の場合
※2 建物内での契約数見込みが、8契約以上の場合
※3 建物内での契約数見込みが、4契約以上の場合
解約金を支払わずにすむ方法は?
「にねん割」の契約期間中に解約したい場合は、戸建てで9,500円、マンションで1,500円の解約金がかかります。
解約金を支払わずに解約したい場合は、契約更新月の翌月または翌々月に解約する必要があります。
契約更新月は契約した月を1ヶ月目とした場合、24ヶ月目にあたる月となります。
また「にねん割」の契約を更新した場合、今回の契約更新月から2年後にあたる月が次の契約更新月となります。
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NTT西日本の「光もっと2割」「光はじめ割」
NTT西日本の場合、割引サービスとして、「光もっと2割(初回は2年縛り・更新後は3年縛り)」や「光はじめ割(2年縛り)」などがあります。
ただし、「光もっと2割」は、2018年4月末で新規受付を終了することに注意してください。
以下の記事で、「光もっと2割」について詳しく解説しています。
https://hikari.netde-pc.jp/10895.html
また、「光はじめ割」は、2018年5月から提供が開始されています。「光はじめ割」は、最大速度が1Gbpsの「スーパーハイスピードタイプ 隼」のみが対象です。
「光もっと2割」「光はじめ割」適用時の割引額 「光もっと2割」や「光はじめ割」適用時の割引額は、以下の通り。
戸建て | 1,100円割引 (5,400円→4,300円に※4) |
集合住宅 | 350~550円割引 (3,700円→3,250円に※5 3,200円→2,850円に※6 4,500円→3,950円に※7) |
※5 建物内での契約数見込みが、8契約以上の場合
※6 建物内での契約数見込みが、16契約以上の場合
※7 建物内での契約数見込みが、6契約以上の場合
※4※5※6※7ともに、割引適用後2年間の金額を記載。以後は、段階的に金額がさらに安くなる。
解約金を支払わずにすむ方法は?
契約期間の縛りを伴う割引サービスを解約したい場合、解約金がかかります。
「光もっと2割」の場合は、契約後の年数によって解約金が変わります。
1年目の解約金は、戸建てが10,000円、マンションが7,000円です。
2年目以降の解約金は、以下の通り。
契約後の年数 | 戸建て | マンション |
2年目 | 5,000円 | 3,500円 |
3年目、6年目 | 30,000円 | 10,500円 |
4年目、7年目 | 20,000円 | 7,000円 |
5年目、8年目以降 | 10,000円 | 3,500円 |
一方「光はじめ割」の場合は契約年数にかかわらず、解約金は以下の通り。
・戸建て住宅の場合は10,000円
・マンションの場合は7,000円
解約金を支払わずに解約したい場合は、契約更新月またはその翌月に解約する必要があります。
契約更新月は以下の通りとなります。なお、契約月を1ヶ月目として数えます。
割引サービス | 初回の契約更新月 | 2回目以降の契約更新月 |
光もっと2割 | 契約から24ヶ月目 | 前回契約更新月から3年後 |
光はじめ割 | 契約から24ヶ月目 | 前回契約更新月から2年後 |
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引っ越しの場合、契約期間の縛りは引き継げる?
引っ越しをする場合、契約を引き継げるかどうかは引っ越し先によります。
例えば東北から関東の場合は、NTT東日本エリア内ですので契約の引き継ぎが可能です。同様に、九州から関西という場合もNTT西日本エリア内ですから契約は引き継げます。
しかし神奈川から静岡、新潟から富山という場合はエリアをまたぎます。この場合は一旦フレッツ光を解約して、転居先で改めて新規申し込みが必要です。
またこの場合、契約期間の縛りも引き継げません。
以下の記事で、フレッツ光の契約者が引っ越しを行った場合に必要な手続きについて解説しています。
https://hikari.netde-pc.jp/10943.html#i
まとめ
フレッツ光では、2年縛りなどの契約期間の縛りがなくても契約できます。
しかし「にねん割」や「光はじめ割」など契約期間の縛りがある契約を結ぶことにより、月額料金を安くすることができます。多くの場合、途中解約すると解約金が必要なことに注意してください。
また転居する場合、引越し先でもフレッツ光を利用すれば解約金は発生しません。
但しNTT東日本と西日本のエリアをまたぐ引っ越しをした場合は、一旦解約して転居先で新規契約する必要があるため、解約金が必要です。