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ドコモ光の申込前に確認しておきたいプロバイダの選び方

ドコモ光は、光回線とプロバイダが一体型の他社光コラボと違い、24社の中からプロバイダを選ぶことができます。どのプロバイダを選んでも、「ドコモ光」の提供するサービスは変わらないため、最大通信速度は同じで、工事日の早い遅いなどもありません。

ただし、契約するプロバイダごとに提供する独自サービスが異なるため、選び方によってドコモ光の利用料金を抑えることができます。

この記事では、利用状況に合ったプロバイダを選べるように、ドコモ光のプロバイダの違いと選び方について解説します。

プロバイダごとの違い

ドコモ光は、2021年3月時点で24社の提携プロバイダに対応しています。
プロバイダとは、パソコンやスマホでインターネットを利用するために、ネット回線内のインターネット接続サービスを担う事業者のことです。
インターネットは、ネット回線とプロバイダの両方がなければ利用できないため、ドコモ光を契約するときもプロバイダとの契約が必須になります。ドコモ光のプロバイダには、大きく分けて3つの違いがあるので、申し込む前に確認することをおすすめします。

【プロバイダごとの違い】
  • 月額利用料金
  • 接続方式
  • 提供サービス

ドコモ光のプロバイダ選びに悩んでいる人は、それぞれの違いを確認して、自分の利用環境に合ったところを申し込みましょう。

ドコモ光の月額利用料金はプロバイダによって違う

ドコモ光に対応している24社のプロバイダは、タイプAとタイプBの2種類に分かれており、それぞれ異なる月額料金が設定されています。

【プロバイダのタイプ別月額料金(税抜)】
プロバイダのタイプ マンションタイプ 戸建てタイプ
タイプA 4,000円 5,200円
タイプB 4,200円 5,400円

※月額料金は2年定期契約の料金プランの場合です。

タイプBの月額利用料金は、タイプAよりも200円高く設定されていますが、ドコモ光のサービス内容はプランAと変わりません。

実際にドコモ光に問い合わせたところ、担当者から「タイプAとタイプBの月額利用料金の差によるドコモ光のサービスに違いはないので、プロバイダのサービス内容を比較して選んでほしい」と回答がありました。

そのため、ドコモ光の月額利用料金を少しでも抑えたい人は、タイプBよりも月額利用料が200円安いタイプAのプロバイダを選びましょう。

【ドコモ光のプロバイダごとのタイプ】
ドコモ光のプロバイダ
タイプA ・ドコモnet
・plala
・GMOとくとくBB
・@nifty
・DTI
・BIGLOBE
・andline
・hi-ho
・Tigers-net.com
・スピーディアインターネットサービス
・エディオンネット
・IC-NET
・BB.excite
・シナプス
・楽天ブロードバンド
・TikiTikiインターネット
・01光コアラ
・ネスク
タイプB ・OCN
・@T COM
・TNC
・WAKWAK
・ASAHIネット
・@ちゃんぷるネット

単独タイプなら24社以外のプロバイダも利用できる

ドコモ光に対応している24社以外のプロバイダを使いたい人は、単独タイプを申し込みましょう。単独タイプとは、ドコモ光で利用するプロバイダを別途で申し込む料金プランです。単独タイプに申し込めば、ドコモ光と好きなプロバイダを自由に組み合わせて利用することができます。

単独タイプの月額利用料金は下記の通りです。

【単独タイプの月額利用料金(税抜)】
マンション 戸建て
3,800円 5,000円

※月額料金は2年定期契約の料金プランの場合です。

単独タイプの月額利用料金は、タイプAやタイプBよりも安く設定されていますが、ドコモ光の月額利用料金とは別にプロバイダ料金がかかります。月額利用料金が他の料金プランよりも高くなる場合や、請求や支払いなどの管理が複雑になるため、プロバイダにこだわりがなければ、月額利用料金の安いタイプAのプロバイダを選びましょう。

ドコモ光はケーブルテレビと組み合わせることもできる

ケーブルテレビを契約中の人は、ドコモ光のタイプCに申し込むことで、既存の設備を利用したままドコモ光が利用できる可能性があります。タイプCとは、ケーブルテレビとドコモ光を組み合わせて利用できる料金プランです。ドコモ光のタイプCでは、プロバイダが契約中のケーブルテレビになります。他の料金プランのように、プロバイダを選択することはできません。

タイプCの月額利用料金は下記の通りです。

【タイプCの月額利用料金(税抜)】
マンション 戸建て
4,000円 5,200円

※月額料金は2年定期契約の料金プランの場合です。

タイプCの月額利用料は、タイプA、タイプBと同様にプロバイダ一体型なので、別途でプロバイダ料金がかかることはありせん。また、ケーブルテレビでドコモ光を利用できれば、ドコモのスマホ料金が割引になるセット割が適用されます。セット割は契約者の家族のスマホも対象になるので、世帯の通信費を抑えられます。

ただし、ドコモ光に対応しているケーブルテレビは限られています。契約中のケーブルテレビで、ドコモ光タイプCの申し込みができるかを調べるには、ドコモ光公式サイトの「事業者ごとの提供プラン一覧」を確認しておきましょう。

プロバイダによって接続方式が違う

ドコモ光は、採用しているインターネットの接続方式がプロバイダごとに違います。
ドコモ光のインターネット回線は、NTTのフレッツ光と同じ回線設備を利用しているので、プロバイダに関係なく、最大通信速度は1Gbpsです。しかし、接続方式によっては、インターネットの利用者が多い時間帯の通信速度が遅くなる傾向があります。

ドコモ光のプロバイダが採用している接続方式は下記の3つに分かれているため、契約前に確認しておきましょう。

【ドコモ光のプロバイダが採用している接続方式】
  • IPoE IPv4 over IPv6
  • IPoE IPv6
  • PPPoE IPv6

3つの接続方式の中で、おすすめなのがIPoE IPv4 over IPv6通信です。パソコンやスマホからWebサイトにアクセスする場合は、「利用者が多いと混雑しやすいIPv4」、または「利用者が多くても混雑しにくいIPv6」に分けて通信を行います。どちらの通信経路を使うかは、Webサイトの対応している規格によって違うため、アクセスする人が選ぶことはできません。

しかし、IPoE IPv4 over IPv6では、IPv4にしか対応していないWebサイトでもIPv6の通信経路を使ってアクセスできるため、回線の混雑時でも速度が遅くなりにくいという特徴があります。

一方、IPoE IPv4 over IPv6以外の接続方式では、アクセスするWebサイトによって通信経路がIPv4とIPv6で分かれてしまいます。2020年時点では、IPv6に対応していないWebサイトの方が多いため、平日の夜や休日などインターネットの利用者が多くなる時間帯は、回線が混雑することで通信速度が遅くなる傾向があります。

そのため、ドコモ光で安定して高速通信をしたい人は、IPoE IPv4 over IPv6の接続方式に対応したプロバイダを選びましょう。

IPoE IPv4 over IPv6に対応しているプロバイダは14社

2021年3月時点で、IPoE IPv4 over IPv6に対応しているドコモ光のプロバイダは下記の15社です。

【IPoE IPv4 over IPv6に対応しているプロバイダ一覧】
料金プラン プロバイダ名称 IPoE IPv4 over IPv6通信のサービス名称
タイプA ドコモnet(ドコモネット) IPv4 over IPv6機能
plala(ぷらら) ぷららv6エクスプレス
GMOとくとくBB(ジーエムオーとくとくビービー) v6プラス
@nifty(ニフティ) v6プラス
DTI(ディーティーアイ) IPv6(IPoE)接続サービス
BIGLOBE(ビッグローブ) IPv6オプション
andline(アンドライン) IPv6サービス
hi-ho(ハイホー) IPv6_IPoE接続サービス
Tigers-net.com(タイガースネット.コム) v6プラス
スピーディアインターネットサービス IPv6サービス(v6プラス)
IC-NET(アイシーネット) v6プラス
BB.excite(ビービーエキサイト) IPv6 IPoE接続サービス
タイプB OCN(オーシーエヌ) OCN v6アルファ
@T COM v6インターネット接続機能(IPoE)
@ちゃんぷるネット v6プラス

プロバイダによって名称が異なりますが、全てIPoE IPv4 over IPv6を使用しているので、同様の接続方式でインターネットを利用できます。

ただし、プロバイダによっては、IPoE IPv4 over IPv6を利用するために別途で申し込みが必要です。プロバイダへ申し込みをせずにインターネットを利用すると、IPoE IPv4 over IPv6で通信ができないため、プロバイダごとのサービス申込方法をドコモ光公式サイトの「ドコモ光対応プロバイダのIPv6対応状況」で確認しておきましょう。

プロバイダによって提供サービスが違う

ドコモ光は、プロバイダによって「WiFiルーター(無線LANルーター)の無料レンタル」と「セキュリティサービスの無料提供」が利用できます。

2つのサービスを提供しているプロバイダは下記の通りです。

【プロバイダごとの提供サービス一覧】
プロバイダ名称 セキュリティソフト WiFiルーター無料レンタル
SIS 契約期間中無料 あり
ic-net 契約期間中無料 あり
plala 24か月無料 あり
hi-ho 13か月無料 あり
GMOとくとくBB 12か月無料 あり
@nifty 12か月無料 あり
DTI 12か月無料 あり
BIGLOBE 12か月無料 あり
andline 12か月無料 あり
OCN 12か月無料 あり
Tigers-net.com 契約期間中無料 なし
excite 36か月無料 なし
SYNAPSE 12か月無料 なし
TNC 12か月無料 なし
楽天ブロードバンド 12か月無料 なし
@T COM 無料期間なし あり
@ちゃんぷるネット 無料期間なし あり

WiFiルーターとセキュリティサービスは、インターネットを利用する際に欠かせないものです。インターネット回線の開通前または開通直後には用意しておきたいため、初期費用を抑えたい人は、2つのオプションサービスを提供しているプロバイダを選びましょう。

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WiFiルーターの無料レンタル

WiFiルーターは、スマホやパソコンを無線接続でインターネットにつなげるために必要な機器です。自分でWiFiルーターを購入する場合、安いものでも5,000円程かかるため、無料レンタルを利用することで購入費を抑えられます。

また、プロバイダからレンタルするWiFiルーターは、IPoE IPv4 over IPv6に対応済です。自分でWiFiルーターを購入する場合、IPoE IPv4 over IPv6に対応しているか確認する必要がありますが、プロバイダからレンタルすれば機種を選ぶ手間がかかりません。

WiFiルーターの購入費用を抑えたい人や、機種の選び方が分からない人は、WiFi-ルーターの無料レンタルを行っているプロバイダを選びましょう。

セキュリティサービスの無料提供

ドコモ光のプロバイダが提供している無料のセキュリティサービスを利用することで、インターネットを利用する際にかかる初期費用を抑えることができます。セキュリティサービスは、パソコンやスマホをコンピューターウィルスや不正アクセスから24時間365日防いでくれるサービスです。

コンピューターウィルスや不正アクセスの被害に遭うと、パソコンやスマホ内の大切なデータを破壊されたり盗まれたりするおそれがあります。また、最悪の場合、パソコンやスマホの本体が壊れてしまい使用不能になってしまうため、インターネットを利用するときに必ず入れておきたいソフトです。

セキュリティサービスを自分で購入する場合、12か月の契約で5,000円程の費用がかかります。プロバイダによって期間は異なりますが、セキュリティサービスを無料で使えることで、購入費用を抑えることができます。

さらに、プロバイダが提供するセキュリティサービスは、使い勝手が良ければ、無料期間終了後に有料で継続利用できます。

セキュリティソフトの購入方法が分からない人や、選び方が分からない人は、オプションサービスでセキュリティソフトの無料提供をしているプロバイダを選びましょう。

ドコモ光のプロバイダはGMOとくとくBBがおすすめ

ドコモ光のプロバイダはGMOとくとくBBがおすすめです。GMOとくとくBBは、タイプAのプロバイダなので月額利用料が他のタイプよりも安く利用できるからです。

他にも、接続方式がIPoE IPv4 over IPv6に対応しているため、ネット回線が混雑しやすい時間帯でも高速で安定した通信速度でインターネットが利用できるという特徴があります。さらに、セキュリティソフトの12か月間無料提供や、WiFiルーターの無料レンタルが利用できるので、初期費用を抑えることができます。

また、契約した後の設定などが心配という人でも、訪問サポートが初回無料で利用できるため、安心してインターネットが利用できます。

そのため、ドコモ光のプロバイダ選びに悩んでいる人は、GMOとくとくBBを選びましょう。

GMOとくとくBBのキャンペーン特典

ドコモ光のプロバイダをGMOとくとくBBにする場合、販売代理店のネットナビから申し込むことで独自のキャッシュバック特典がもらえます。キャッシュバック特典は、「新規契約」だけでなく、他社光コラボから乗り換える「事業者変更」や、フレッツ光から乗り換える「転用」のいずれの場合も対象です。
キャッシュバック金額は15,000円で、有料のオプション契約などの条件はありません。ただし、高額キャッシュバックをもらうには以下の4点を行う必要があります。

【キャッシュバックの適用条件や注意事項】
  • 「ネットナビ」の専用申し込みフォームからドコモ光を申し込むこと
  • ネット受付後にかかってくる申込確認の電話で、キャッシュバック希望の旨を担当者に伝えること
  • 申し込み後に送られてくるメールから、口座情報などの登録とキャッシュバックの申請書をダウンロードすること
  • 工事完了月の翌月末日までに、キャッシュバックの申請書をネットナビへ郵送すること

さらに、ドコモ光の回線工事費が無料になる「ドコモ光新規工事料無料特典」やdポイントがもらえる「dポイントプレゼント特典」などのドコモ光公式キャンペーンも一緒に適用されるため、お得に利用できます。

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他光回線から乗り換える場合は申込前に承諾番号を発行する

他光回線からドコモ光に乗り換えるとき、新たに回線工事をしたくなかったり、ひかり電話の電話番号を引き継ぎたかったりする場合は、「転用(フレッツ光からの乗り換え)」や「事業者変更(他光コラボからの乗り換え)」として手続きしましょう。
転用や事業者変更として手続きするには、 ドコモ光を申し込む前に契約している光回線から承諾番号を発行してもらう必要があります。
どちらの手続きでも、承諾番号の発行には手数料が3,000円ほどかかります。

転用承諾番号は、電話かインターネットから無料で取得できます。

【NTT東日本】

インターネットでの手続き:転用のお手続き(午前8時30分~午後10時 土日祝可)
TEL:0120-140202(午前9時~午後5時 土日祝可)

【NTT西日本】

インターネットでの手続き:転用承諾番号のお受け取り(お申し込み)(午前7時~深夜1時 土日祝可)
TEL: 0120-553-104(午前9時~午後5時 土日祝可)
事業者変更番号の発行方法は、光コラボ事業者によって違うので、契約中の回線の公式サイトなどを確認しましょう。

プロバイダは契約した後で変更できる

ドコモ光のプロバイダは、利用してみて満足しなければ、開通したあとでも契約変更することが可能です。プロバイダの変更をすることで「ドコモ光の速度が遅い」「他のプロバイダが提供しているサービスを利用したい」という問題が改善されるため、ドコモ光を快適に使うことができます。

ただし、ドコモ光のプロバイダ変更には、事務手数料3,000円がかかります。さらに、プロバイダの契約期間中に途中解約した場合、解約料が発生することがあります。

プロバイダの変更はいつでもできますが、頻度が多いと費用がかさむため、変更前にプロバイダの情報をよく確認してから手続きをしましょう。

プロバイダ変更手続きの方法

ドコモ光のプロバイダ変更手続きは、「ドコモショップで行う方法」と「ドコモインフォメーションセンターに電話して行う方法」の2つがあります。

プロバイダの変更手続方法 連絡先 受付時間
ドコモ インフォメーションセンター ・ドコモの携帯電話から
(局番なし)151
※無料
・一般電話から
0120-800-000
※一部IP電話からの利用不可
午前9時~午後8時(年中無休)
ドコモショップ 近くのドコモショップを検索 ドコモショップによって異なるため要確認

プロバイダの変更を申し込むと1週間~10日程で、ドコモ光から開通案内の書面が届きます。書面には、ルーターなどの設定方法が記載されているため、手順通りに再設定することでインターネットが利用できます。

なお、プロバイダ手続きには、ドコモの携帯電話の契約内容や、お客様IDを確認されるので事前に用意しておきましょう。

ドコモ光のプロバイダ変更手続き関する詳しい情報は下記の記事で紹介しているので参考にしてください。

https://hikari.netde-pc.jp/18505.html

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