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フレッツ・ADSLからフレッツ光へ移行を検討中の方へ。それぞれの特徴や移行の際の注意点を解説!

フレッツ・ADSLは、フレッツ光提供エリアにおける新規受付を2016年の6月末に終了し、サービス提供も2023年1月末で終了となります。
フレッツ・ADSLからフレッツ光への切り替えと同時にアナログ電話からひかり電話に契約変更すると、電話+回線の料金に数百円程度の違いしかありません。そのため、回線を切り替える場合は、同時に電話サービスも変更することをおすすめします。

この記事では、フレッツ・ADSLとフレッツ光回線のサービスの違いや、フレッツ・ADSLからフレッツ光回線に切り替える方法を解説します。

フレッツ・ADSLとフレッツ光回線の違い

フレッツ・ADSLは電話回線、フレッツ光は光回線を利用したサービスです。
2つの大きな違いは、速度と料金です。

・フレッツ・ADSL…既存の電話回線を利用したサービスのため、簡単に導入でき月額料金が安い。ただ電話回線は周囲のノイズに影響されやすい上、NTT電話局からの距離によって速度が低下する。また最大速度(※)も光回線に比べて低い。

・フレッツ光…電柱から光ファイバーを各戸に引き込んで利用する。申し込みから工事完了まで2~4週間ほど。光回線はNTT局からの距離やノイズ等による速度低下が起こりにくく、回線そのものの最大速度(※)も高い。

※フレッツADSLやフレッツ光の速度はベストエフォート型(最大限の努力はするが保証はしない)の表示であるため、1Gbpsのプランだからといっていつでも1Gbpsで通信ができる訳ではありません。実際の速度は、回線の混雑状況や、有線接続か無線LANか等の使用環境よって変わります。


出典:NTT東日本「フレッツ光の特長・快適な速さ」

現在NTTは、固定電話網を廃止し、インターネット技術を利用したIP網に移行する計画を進めています。そこで公式に、フレッツ・ADSLからフレッツ光等の光回線に移行することを呼びかけています。

フレッツ光の月額料金は、フレッツ・ADSLと比べて高いのか?

では具体的に、フレッツ・ADSLからフレッツ光にした場合どのくらい料金が変わるかを見てみましょう。
以下、NTT東西ごとにフレッツ・ADSLとフレッツ光を比較しました。

<NTT東日本>

  フレッツ・ADSL フレッツ光
最大速度 512kbps~47Mbps 100Mbps~1Gbps
月額料金 2,340~2,520円 戸建て:4,400~4,600円
マンション:2,650~3,950円
接続機器レンタル料 490~540円 750円
電話サービス 固定電話(月額1,700円) ひかり電話(月額500円)
電話+ネット合計 4,530~4,760円 戸建て:5,650~5,850円
マンション:3,900~5,200円

<NTT西日本>

  フレッツ・ADSL フレッツ光
最大速度 512kbps~47Mbps 100Mbps~1Gbps
月額料金 2,700~2,980円 戸建て:4,110~4,300円
マンション:2,680~3,950円
接続機器レンタル料 490円 250円
電話サービス 固定電話(月額1,700円) ひかり電話(月額500円)
電話+ネット合計 4,890~5,170円 戸建て:4,860~5,050円
マンション:3,430~4,700円

※フレッツ光の月額料金は、にねん割(東日本)、光はじめ割(西日本)等の割引を適用

表を見ると、インターネット回線のみだとフレッツ光の料金の方が高いですね。

しかし、表の「電話+ネット合計」箇所の金額を見てください。固定電話をひかりIP電話にした場合は、フレッツ・ADSLとフレッツ光の値段がさほど変わりません。
さらにひかり電話の通話料は、固定電話と比べて安いのもポイントです(※後述します)。

また、インターネット回線接続に必要なプロバイダ料金は、ADSLも光回線もほぼ変わりません。

フレッツ・ADSLからフレッツ光への切り替え手続き方法

フレッツ・ADSLからフレッツ光への切り替え時の流れは、以下の通りとなります。

(1) フレッツ光の提供エリアかどうか確認・申し込み
(2) 折り返しNTTからADSL解約の確認連絡が来る
(3) ADSLプロバイダへ解約の連絡・光プロバイダ申し込み
(4) フレッツ光開通工事(このとき同時にモデム等、ADSLの機器を回収)

(1) の提供エリア確認は、NTT東西の公式サイトでできます。
・NTT東日本(https://flets.com/app2/cao/prefselect/index/
・NTT西日本(https://flets-w.com/cart/
フレッツ光を申し込むと、NTTから自動的にフレッツ・ADSLの解約について連絡がされます。

(2) フレッツ光への移行であればフレッツ・ADSLの解約金はかかりません。

(3) のADSLプロバイダ解約時、プロバイダ月額料金は日割り計算ではなく、解約した月まで月額料金が請求されます。その代わり、フレッツ光のプロバイダ契約では、開始月やそれ以降の一定期間、月額利用料が無料になるサービスが展開されています。

(4) ADSL解約時は通常、モデム等の接続機器を返却する必要があるのですが、フレッツ光への切り替えの際は、光回線開通工事のスタッフが一緒に持ち帰ってくれます。

なお、フレッツ光の開通工事費は戸建て18,000円、マンション15,000円で、それぞれ30回分割払いになります。

NTT東日本では、フレッツ・ADSL等を利用していた人のために、工事費等の初期費用を無料にするキャンペーンが実施されています。

・NTT東日本「一部サービスをご利用中のお客さまへ

申し込み期間は2017年12月1日から2018年5月31日です。ただしNTT西日本では、このような割引はありません。

ADSLと光で同じプロバイダを利用したい場合

フレッツ・ADSLとフレッツ光で同じプロバイダを使う場合は、「コース変更」となります。あらかじめ、現在使っているプロバイダがフレッツ光でも使えるか確かめておきましょう。
プロバイダを変更しない場合、プロバイダのメールアドレスもそのまま使えることがほとんどです。

フレッツ光からフレッツ・ADSLに戻すことはできない

フレッツ光からフレッツ・ADSLに戻すことはできないので注意しましょう。
前述の通り、フレッツ光の提供エリアではADSL新規受付がすでに終了しているためです。

フレッツ光のプランはどれを選ぶべき?

フレッツ・ADSLの場合と同様、フレッツ光も最大速度によってプランと料金が変わります。
以下では、戸建てタイプを例にとり、各プランの特徴を簡単にまとめています。

<フレッツ光ネクスト…定額制>

プラン名 最大速度 月額料金(※1)
ギガスマート(東日本)
スーパーハイスピードタイプ隼(西日本)
1Gbps 4,600円(東日本)
4,110~4,300円(西日本)
ハイスピードタイプ 200Mbps 4,400円(東日本)
4,110~4,300円(西日本)
ファミリータイプ 100Mbps

<フレッツ光ライト/ライトプラス…2段階定額制>

プラン名 最大速度 月額料金
フレッツ光ライト 100Mbps 2,700~5,700円(東日本)
3,200~6,000円(西日本)
フレッツ光ライトプラス(※2) 3,700~5,400円

※1.NTT東日本は「にねん割」(1Gbpsの場合は「ギガ推し!」も)、NTT西日本は「光はじめ割」を適用。それぞれ2年ごとの自動契約更新を前提とした割引であり、更新月以外の解約ではそれぞれ9,500円、10,000円の違約金がかかる。

※2.NTT東日本の戸建てのみ。

特に重要なのは定額制のフレッツ光か、2段階定額制のフレッツ光ライトかのいずれを選ぶかです。
フレッツ光ライトは(NTT東西で多少変わるものの)、おおむね月の通信量が200~320MBで1段階目定額(最低料金)、1.2~1.3GBで2段階目定額(最高料金)となります。

しかし、スマホ等を利用している人はわかると思いますが、最高料金に達する通信量1.2GBなど、すぐに使ってしまいますよね。

定額制のフレッツ光ネクストだと、割引を使えば最大1Gbpsのプランでもそれほど高くはなく、通信量も気にしなくて済みますので、ほとんどネットを使わないという人以外、フレッツ光ネクストをおすすめします。

固定電話とひかり電話のメリット・デメリット

次に、アナログ回線の固定電話とフレッツ光のひかり電話の料金、メリット・デメリットを比較してみましょう。

ひかり電話 アナログ回線のNTTの加入電話
基本料金 ◎(500円) △(約1,700円~)
通話料金(国内の固定電話への通話の場合) ◎(全国一律で 8円/3分) △(8.5円~160円/3分)
音質 ◎(クリアな傾向) △(小さなノイズが入りやすい傾向)
停電時の使用 △(基本的には不可能・ただし充電した光モバイルバッテリーに繋げば可能) 〇(電源が不要なタイプの電話機なら可能)

固定電話(NTT加入電話)は、停電時にもNTT電話局から発せられる電圧によって通信ができるのが最大のメリットです。災害時等に固定電話で連絡をとりたいという人は、電話を残しておいた方がいいでしょう。

ひかり電話は通話料が安く、光ファイバーを通すので音質もクリアです。ただ停電時に使えなくなってしまうのがデメリット。急な停電でひかり電話が使えなくなっても大丈夫なように、スマホの充電はきちんとしておきましょう。

加入電話からひかり電話にする際は、番号ポータビリティを使えば、固定電話の番号をそのまま移行して利用することができます。

ひかり電話へ番号ポータビリティする際には、もとの加入電話は利用休止か契約解除する必要がありますが、基本的に休止をおすすめします。
理由は、今後フレッツ光から別の光回線に乗り換えて番号ポータビリティする際、一時的に加入電話を復活させる必要が出てくるからです。

利用休止は最大10年間、NTTに連絡をすればそれ以上の期間、加入権を預かってもらうことができます(窓口は0120-116-0000、9:00~17:00、年末年始除く)。

まとめ

これまでに見てきたフレッツ・ADSLとフレッツ光の特徴を踏まえ、フレッツ光に切り替えるべきかどうかを検討してみましょう。

以下の条件にあてはまる方は、当面の間は「フレッツ・ADSL」のままで良いでしょう。
・現在のインターネットの通信速度・料金に満足している
・アナログ回線の固定電話を使い続けたい
・フレッツ光の提供エリア外である

以下の条件にあてはまる方は、「フレッツ光」に移行することをおすすめします。
・現在のインターネットの通信速度に満足していない
・大容量のデータをダウンロード・アップロードすることがある
・固定電話をひかり電話に移行して、停電時には使用できない可能性があっても構わない
・クリアな音声で電話をしたい
・「フレッツ・ADSL」に再び加入できなくても構わない

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