「フレッツ光の料金が高い!」というときに、不要なオプションを外したりプラン変更をしたりすることで、月額料金を抑えられる可能性があります。
また、そもそもフレッツ光の契約から他社回線の契約に変更することで、大幅に月額料金が安くなる可能性があります。
フレッツ光の料金を抑える方法
不要なオプション料金は外す
フレッツ光を家電量販店の割引やキャッシュバックキャンペーンを適用させて申し込んでいた場合、諸々のオプションを付けられていることがあります。
フレッツ光の代表的なオプションには以下のようなものがあります。オプションのサービス内容を確認してみて、必要ないなら解約してしまいましょう。
オプション(月額料金) | サービス概要 | 解約窓口 |
---|---|---|
フレッツ・ウィルスクリア(400円) | ウィルス対策 | 0120-116-116 |
リモートサポートサービス(500円) | ネットの設定や操作方法を教える | |
ひかり電話エース(1,500円) | ひかり電話+6つのオプション | |
フレッツ・テレビ(660円) | BSデジタル視聴可能 | |
ひかりTV(1,500~4,000円) | 映画やドラマを視聴可能 | 0120-001-144 |
U-NEXT(1,990円) | 映画・ドラマ・アニメ視聴可能 | U-NEXT窓口 |
各オプションサービスの解約窓口はNTTの電話だけなので、繋がりにくいこともあります。根気よく電話をかけてみましょう。
なお、フレッツ光のオプションのほかに、各プロバイダのオプションが付いていることもあります。この場合はプロバイダに問い合わせましょう。
解除しても大丈夫なオプション
- リモートサポート(ネットの設定・操作方法サポート、500円/月)
- なおせ〜る(ネット周辺機器修理、500円/月)
- ひかり機器保証(ネット周辺機器修理、200円〜/月)
- MS Office Online on あずけ〜る( Microsoft OfficeがNTT東日本のクラウドで使えるサービス、350円/1ライセンス/月)
- フレッツ・あずけ〜る(オンラインストレージサービス、0〜5,000円/月)
※「MS Office Online on あずけ〜る」を使用している場合は解除できません。 - フレッツ・セッションプラス(1回線複数プロバイダー接続サービス、300円/月)
- フレッツ・v6アプリ(ブロードバンドパワーアップツール、480円/月)
- iRemocon for フレッツ(スマホを家電のリモコンにするサービス、300円/月)
- フレッツ・スポット(公衆無線LANアクセスサービス、200円/月)
解除をしない方がいいオプション
インターネットのセキュリティに関するオプションは、自分でセキュリティソフトを導入していない限りは解約はしないのが賢明です。
セキュリティサービス
- フレッツ・ウイルスクリア(ウイルス対策など、400円/月)
- セキュリティ機能見張り番(不正沿革操作をブロックするサービス、190円/月)
- セキュリティ機能まるごとWebフィルター(有害サイトをブロックするサービス、190円/月)
- セキュリティ機能ライセンス・プラス(複数の端末へのウイルス対策など、380円〜/月)
※指定端末をもう使用しない場合のみ解約しましょう。 - Wi-Fi・モバイルサービス(NTT西日本のみのサービス)
- ホームゲートウェイ無線LANカード(無線LANカードレンタルサービス、100円/月)
契約プランを見直す
フレッツ光の料金プランとして、「フレッツ光ライト」「フレッツ光ライトプラス」というものがあります。このプランは2段階定額制で、料金の下限と上限が決まっていてかつ利用量によって料金が増えていくシステムです。
上限の通信量はライトで1.2GB(NTT東日本)、1.32GB(NTT西日本)、ライトプラスで3GBとなっています。
上限にかかった場合の月額料金は以下の通り。これに別途プロバイダ料が加算されます。
戸建て | 集合住宅 | |
---|---|---|
フレッツ光ライト(東日本) | 5,800円 | 4,300円 |
フレッツ光ライト(西日本) | 6,000円 | 5,400円 |
フレッツ光ライトプラス | 5,500円 | ※戸建て向けのみ |
スマホのWi-Fi通信を利用したり家族それぞれでネットを使っていたりしたら、1.2GBなんてすぐに超えてしまいますよね。
フレッツ光ライト/ライトプラスで通信量上限にかかった場合の料金は、通信量に制限のないフレッツ光 ネクストより高くなってしまいます。
フレッツ光ライトに加入している人は、1カ月の回線使用料金が上限いっぱいになっている場合、フレッツ光 ネクストに切り替えた方がよいでしょう。
フレッツ光のライトシリーズは、速度も最大100Mbpsしか出ません。
これより通信量の制限がなく最大1Gbpsの速度が出るフレッツ光ネクストギガスマート(NTT東日本)、スーパーハイスピードタイプ隼(NTT西日本)等にした方がネット環境も快適になります。
ただしフレッツ光ライトからネクストに変更する場合、回線工事と工事費が必要になります。
有派遣(工事業者の立ち会いあり) | 7,600円 |
無派遣(自分で接続) | 2,000円 |
月額料金が安いプロバイダに変更
利用料金が安いプロバイダに変更すると利用料金を抑えられます。中でも「BB.excite」。月額料金が元々500円という安さですが、特典を適用させれば開通月は無料・その後の23ヵ月間は月額が250円という、更に安い価格で利用が可能です。メールアドレス付与などのその他サービスがほとんど付いていないプロバイダなので、インターネット接続をするだけで充分という方におすすめです。
サービス名 | 月額利用料金 |
---|---|
BBExcite | 500円 |
AsahiNet | 780円 |
メールアドレス付与などのその他サービスも必要という方にはAsahiNetがおすすめです。メールアドレスがひとつ付与されて月額780円。特典適用で開通月は無料、その後の11ヵ月間は月額500円で利用が可能です。混雑による通信速度の低下が起こりにくいIPv6に対応しています。
「プロバイダを変更手順」は、下記のような3ステップになります。
新たなプロバイダへの申込。
新たなプロバイダからIDとパスワードを受け取り、設定手続き。
(設定手続きがすめば新しいプロバイダでフレッツ光が利用可能に。)
以前のプロバイダの解約
プロバイダを解約する際は、解約費が発生する場合があるので現在利用しているプロバイダに確認することをおすすめします。
光コラボレーション回線に転用する
フレッツ光から、光コラボレーションサービス(卸売されたフレッツ光の回線を利用する通信回線サービス。ドコモ光やソフトバンク光など)に転用する場合は、フレッツ光回線をそのまま使えますので、工事も必要ありません。
ただしプロバイダを変える場合は、2年自動更新型契約や最低利用期間の違約金がかかる可能性があります。
また光コラボから他の光コラボへ、回線を再び転用することはできません。一度解約して回線を取り除き、新規に工事を行って回線を引くことになります。
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速くて安い他社回線のauひかり・NURO光も検討対象に
フレッツ光から光コラボレーション回線に転用するのと違って違って初期工事が必要ですが、auひかりやNURO光では、独自回線ならではの高速インターネットを利用できます。
auひかり・NURO光ともに最大10Gbpsの通信のプランが用意されています。
それぞれ初期工事費用相当分を月額料金から割引する公式キャンペーンを行っていますので、回線もプロバイダもまるごと変えてしまうのも手です。
他社回線サービスでスマホとのセット割を適用させる
フレッツ光以外の回線サービスでは、スマホと同時に契約することで、月々のスマホ料金(パケット代)が割引されるものがあります。。
例えば、ドコモ光では、「ドコモ光」とドコモの携帯電話をセットで契約することで最大3,500円割引されます。
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他にも、auは、「auスマートバリュー」という割引サービスを展開しており、「auひかり」「ASAHIネット」「コミュファ光」「eo光」等とauのスマホをセットにすればスマホの月額が最大2,000円割引になります。
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その他にも、ソフトバンクの「おうち割 光セット」などが有名ですね。「ソフトバンク光」「NURO光」と、ソフトバンクのスマホをセットするとスマホの月額が最大1,000円割引になります。
au、ソフトバンクの場合、光回線の契約とセットで家族それぞれのスマホ料金が割引になります。基本的に固定回線の住所とスマホ契約者の住所が同じの場合に適用されますが、家族が遠方に住んでいる場合も、家族であることが証明できれば割引対象になります。
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