フレッツ光からソフトバンク光に転用する人や、他の光コラボから事業者変更する人のなかには、ホームゲートウェイ(N)を使っている人もいますよね。
ホームゲートウェイ(N)は、NTTが提供するフレッツ光回線専用のホームゲートウェイなので、光回線を解約する際に返却しなければなりません。
しかし、転用や事業者変更の場合、ソフトバンク光に乗り換えても光回線の種類が変わらないので、継続して利用できます。
ソフトバンク光でホームゲートウェイ(N)を利用する時の料金と接続方法を解説するので、転用や事業者変更でソフトバンク光に乗り換える人は、参考にしてください。
なお、ソフトバンク光の通信速度が速くなる「IPv6高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4」を利用するには、専用機器「光BBユニット」が必須です。光BBユニットについては下記の記事を参考にしてください。
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ONUの機能が搭載されたホームゲートウェイ(N)を使う
光回線でインターネットに接続するには、ホームゲートウェイ等、ONUの機能が搭載された専用機器が必要です。
ONU(光回線終端装置)とは、光回線の光信号をコンピューター用のデジタル信号に変換する機械のことです。光回線ごとに仕様が異なり、一般販売はされていないので、光回線の契約時に事業者からレンタルして使います。
フレッツ光から転用する人や、他の光コラボから事業者変更する人は、すでにNTTからレンタルしているホームゲートウェイ(N)やONUを使いましょう。
名称 | 型番※ |
---|---|
ホームゲートウェイ(N)ONU一体型 | PR-xxx |
ホームゲートウェイ(N)VDSL装置一体型 | RV-xxx |
ホームゲートウェイ(N)単体型 | RT-xxx |
小型ONU対応ホームゲートウェイ | RS-xxx |
ONU | GE-xxx、GV-xxx |
VDSL装置 | VDSL-xxx、VH-xxx |
※型番の「xxx」には英数字が入ります。(例:PR-500KI)
ホームゲートウェイ(N)をレンタルするには、契約内容に応じて0円~最大495円の月額料金がかかります。
なお、ホームゲートウェイ(N)のレンタル代は、フレッツ光とソフトバンク光で同一料金です。転用や事業者変更したからと言って月額料金が高くなることはないので、ソフトバンク光に乗り換える人は安心してください。
ホームゲートウェイ(N)の月額利用料金
ソフトバンク光では、東日本エリアと西日本エリアでホームゲートウェイ(N)の月額料金が異なります。
光電話(N)あり | 光電話(N)なし | |
---|---|---|
ホーム(戸建住宅) | 0円 | 495円 |
マンション(集合住宅) | 495円 | 495円 |
東日本エリアの戸建住宅の場合、光電話(N)に加入することでホームゲートウェイ(N)の月額利用料金が無料になります。
一方、マンションなどの集合住宅では、光電話(N)を契約していても495円の月額利用料金がかかってしまいます。
ただし、戸建住宅でギガファミリーからギガスピードに転用する場合と、集合住宅でギガマンション・スマートタイプからギガスピードに転用する場合は、光電話(N)の加入状況に関わらずホームゲートウェイ(N)の月額利用料金が無料です。
光電話(N)あり | 光電話(N)なし | |
---|---|---|
ホーム(戸建住宅) | 0円 | 495円 |
マンション(集合住宅) | 0円 | 495円 |
西日本エリアでは、光電話(N)に加入することで、ホームゲートウェイ(N)の月額利用料金が無料になります。ただし、一度ホームゲートウェイ(N)を解約し、再度申し込みした場合は、495円の月額利用料金がかかるので注意しましょう。
なお、光電話(N)の基本料金は月額550円です。ホームゲートウェイ(N)のレンタル料に50円加算すれば光電話(N)も利用できるということなので、ホームゲートウェイ(N)をレンタルしている人は、光電話(N)にも申し込みましょう。
光電話(N)は、アナログの固定電話よりも通話料金が安く、NTTのアナログ電話やフレッツ光のひかり電話の電話番号を引き継いで使うことができます。
光電話(N)について知りたい人は、ソフトバンク光公式サイト「光電話(N)」をご確認ください。
無線LAN(N)の月額利用料金
ホームゲートウェイ(N)を使ってWi-Fiに接続するには、ソフトバンク光のオプションである無線LAN(N)に加入しなければなりません。無線LAN(N)の月額利用料金は、以下の通りです。
契約状況 | 月額利用料金 |
---|---|
東日本エリアの戸建住宅・集合住宅 | 330円 |
西日本エリアの戸建住宅・集合住宅 | 110円 |
無線LAN(N)を利用するには、東日本エリアは一律330円、西日本エリアは一律110円の月額利用料金がかかります。
ただし、東日本エリアの集合住宅でギガスピードに契約している人は、無線LAN(N)の月額利用料金が110円になります。
ホームゲートウェイ(N)でWi-Fiに接続するには、ホームゲートウェイ(N)と無線LAN(N)の加入が必要であるため、月額利用料金が110円~825円かかることに注意しましょう。
ホームゲートウェイの接続方法はスマホで確認できる
ホームゲートウェイの接続方法は、ソフトバンク光の公式サイトで確認できます。「らくらく配線ツール」という専用ページがあるので、スマホからアクセスしましょう。
- ソフトバンク光公式サイトの「らくらく配線ツール」にアクセスする
- 光BBユニットの有無を選択する
- ホームゲートウェイの種類を一覧から選択する
- ソフトバンク光で契約中の電話サービスを一覧から選択する
- 番号ポータビリティを利用するかを選択する
- 「配線図を見る」をクリックする
- 動画またはイラストの案内に従って接続完了
らくらく配線ツールを使えば、スマホの画面上に表示される質問に答えていくだけで、ホームゲートウェイの接続方法がインターネット上で確認できます。
ホームゲートウェイの種類がわからないときは、本体側面のラベルに表示されている認証機器名を確認してください。ソフトバンク光で契約中の電話サービスは、公式サイトのお客様専用ページから調べられます。
なお、ホワイト光電話または光電話(N)を契約している場合、番号ポータビリティが利用できます。番号ポータビリティとは、通信事業者を変更する際、電話番号を引き継げるサービスのことです。
ホームゲートウェイの接続方法は、契約内容や利用状況に応じて異なるので、らくらく配線ツールを使って確認しましょう。
おうち光セットを利用するなら無線LAN(N)を解約する
毎月のスマホ代が安くなるおうち割光セットを利用する人は、無線LAN(N)を解約しましょう。おうち割光セットを利用するために必要なオプションに加入すれば、無線LAN(N)に加入しなくてもWi-Fiに接続できるからです。
おうち割光セットを利用するためには、ソフトバンク光の専用ルーターである光BBユニットのレンタルと、Wi-Fiマルチパックの加入、光電話(N)を含むなどの固定電話サービスの加入が必須です。
Wi-Fiマルチパックに加入すると、光BBユニットからWi-Fiに接続が可能になるため、無線LAN(N)を解約しても問題ありません。無線LAN(N)を解約すれば、毎月110円~330円の月額利用料金の節約できます。
カスタマーサービスに確認したところ、ソフトバンク光利用中であれば無線LAN(N)を解約しても工事費はかからないので、オプション解約に伴う支払いはありません。
なお、ホームゲートウェイ(N)はONUの機能を備えているために解約できませんが、光電話(N)に加入することで、ホームゲートウェイ(N)のレンタル料金は無料になります。
ただし、おうち割光セットを利用できるのは、ソフトバンクまたはY!mobileでスマホや携帯電話を契約している人だけなので、ソフトバンク光の申込時には注意しましょう。