フレッツ光のオプションサービスの一つである「リモートサポート」に加入すると、パソコンなどの通信機器の設定や操作方法に関するサポートが受けられます。このサービスは、月額500円で、年中無休で9:00~21:00の間であればいつでも専門のオペレーターが対応します。また、その際の通話料金はかかりません。
一方、リモートサポートは初心者向けのサービスなので、パソコンやインターネットに慣れた場合に契約し続ける必要はありません。解約の手続きは、フリーダイヤル(0120-116116)に電話をすれば良いだけ。この記事では、リモートサポートの概要と解約方法、無料で受けられる類似サービスをご紹介します。
意外と使えるかも?リモートサポートの内容を再確認しよう
リモートサポートの解約を検討している人は、普段リモートサポートを使っていない人だと思います。でも解約の前に、一度リモートサポートの内容を確認しておきましょう。意外と「これは使いたい!」と思えるサポートサービスがあるかもしれません。
リモートサポートの内容
リモートサポートでは、普段パソコンを使い慣れていない人が抱える悩みを、全般的に相談できます。なお、日本国内向けに販売されたメーカー製品であれば、どのメーカー製品であってもサポートの対象になります。
具体的なサービス内容 | |
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各種設定 | ・パソコン/ゲーム機/音楽プレイヤー/スマートフォン/タブレット端末/スマートスピーカーの初期設定 ・インターネット接続設定/ Wifi接続設定 ・セキュリティソフトの初期設定 ・メールの初期設定 ・プリンターの初期設定 |
操作方法に関するサポート | ・年賀状や表計算などの各種ソフトウェアの使い方 ・フレッツ光メンバーズクラブなどのNTT会員登録サポート ・ExcelやWordなどのアプリケーションの使い方 ・ネットショッピングサイトの使い方 |
追加有料サービス | ・オンラインパソコン教室 ・訪問サービス |
リモートサポートサービスは、月額500円(税抜)で利用できます。さらに、この月額利用料は、初月無料です。ただし、オンラインパソコン教室は有料で、1講座(約30分)受講するにつき1,800円(税抜)かかります。また、有料の訪問サービスは通常9,000円~20,000円ほどかかりますが、リモートサポートに加入している場合、訪問サービスの料金が2,000円割引されます。
リモートサポートの方法は、電話か遠隔操作!
リモートサポートの具体的な方法には、電話と遠隔操作の2通りがあります。どちらもオペレーターと電話をしながらサポートを受けられるのが特徴です。
●電話サポート
電話サポートでは、オペレーターが口頭でサービスの設定など案内し、その指示に従って利用者自身がパソコン等を操作します。
<リモートサポートの電話相談窓口>
・NTT東日本エリア:0120-116116(無料通話)
(※リモートサポート専用コールセンターがありますが、その電話番号は契約者にだけ公開されています。)
・NTT西日本エリア:0120-147-481 (無料通話)
●遠隔サポート
遠隔サポートでは、オペレーターがユーザーのパソコン画面を確認しながら、操作の指示をします。なお、このサポートを受ける場合は、遠隔サポートツールというソフトをインストールする必要があります。
<遠隔サポートツールの詳細・ダウンロードはこちら>
・NTT東日本エリア:リモートサポートツールのダウンロード
・NTT西日本エリア:リモートサポートツールのダウンロード
遠隔操作サポートツールの動作環境を確認したい方は、こちらを参考にしてください。
リモートサポートは、光コラボに転用したらどうなる?
リモートサポートを利用している方がフレッツ光から光コラボ事業者に転用した場合、リモートサポートは自動的に引き継がれます。もし転用先の光コラボ事業者がリモートサポートに相当する自社サービスを行っている場合、リモートサポートの請求は月額利用料等とまとめて一括請求されます。それに対して、転用した光コラボ事業者がリモートサポートに相当するサービスを自社で用意していない場合は、NTTのリモートサポートがそのまま継続され、月額利用料はNTTから個別請求されます。転用したら自動的に解約されるわけではないので、注意しましょう。
フレッツ光を解約したら、リモートサポートも解約される?
フレッツ光を解約した場合、リモートサポートを含めたオプション契約は全て自動的に解約されます。利用者が自分で解約手続きをする必要はありません。
リモートサポートの申し込みは電話から
リモートサポートは、申し込みページから申し込めます。なお、申し込むためには、利用中のフレッツ光のプランを入力する必要があります。自分が加入しているプランを確認したい場合は、フレッツ光の問い合わせ窓口(0120-116116)に電話しましょう。
・NTT東日本のリモートサポート申し込みページ
・NTT西日本のリモートサポート申し込みページ
なお、リモートサポートを単独で申し込んだ場合は、利用者が指定した日から利用することができます。それに対して、リモートサポートとフレッツ光を同時に申し込んだ場合は、フレッツ光の開通日以降で利用者が指定した日からサービスを利用することができます。
ここで本題!どうやって解約したら良いの?う
それでは、いよいよリモートサポートの解約方法をご紹介します。リモートサポートの内容を改めて確認しても、「やっぱり使う必要無いな」と思った人は以下の方法で解約手続きを進めましょう。
リモートサポートは、電話でいつでも解約できる!
リモートサポートはいつでも電話から解約できます。NTT東日本とNTT西日本のいずれの場合も、電話で解約手続きができます。
<解約に関する問い合わせ窓口>
・NTT東日本エリア:電話(0120-116116)
・NTT西日本エリア:電話(0120-116116)
※同じフリーダイヤルの番号ですが、電話を発信するエリアによって東日本/西日本のいずれかのコールセンターに接続するかが異なります。
解約手数料はかからないけれど・・・・
リモートサポートを解約する場合、解約手数料は発生しません。ただし、月の途中で解約する場合は、利用開始日によって月額利用料の請求される金額が異なります。平成27年2月28日までに利用開始した場合は、月額利用料が日割り計算されます。それに対して、平成27年3月1日以降に利用開始した場合は月額料金が日割り計算されず、どのタイミングで解約しても500円は請求されるので注意しましょう。
リモートサポートを解約しても、西日本なら無料でサポートが受けられる!う
リモートサポートを解約しても、西日本エリアでは類似のサービスを無料で受けられます。NTT西日本エリアの会員制プログラムである「CLUB NTT-West」(入会金・年会費無料)に登録すれば、電話によるリモートサポートの一部のサービスを、月5回まで無料で利用できます。
<無料で利用できるサポートサービス>
・NTT西日本のサービス全般の設定・基本操作説明
・インターネット・メールの設定・基本操作説明
・インターネットの活用サポート
<CLUB NTT-Westへの新規登録はこちら>
なお、東日本エリアでも入会金・年会費無料の「フレッツ光メンバーズクラブ」という会員制プログラムがありますが、こちらではリモートサポートに類する無料のサポートは行っていません。
まとめ
フレッツ光のリモートサポートでは、普段パソコンを使い慣れていない人が抱えがちな悩みを相談できます。さらに、日本国内向けに販売されたメーカー製品であれば、NTT以外のメーカー製品であってもサポートの対象になるのが特徴です。したがって、以下に当てはまる人はフレッツ光のリモートサポートを使うと良いでしょう。
- 通信機器やインターネットの設定を、上手くできない人
- 身近に、通信機器やインターネットの設定について質問できる相手がいない人
- 口頭だけではなく、画面を遠隔操作でオペレーターと共有しながら説明を受けたい人
- NTTの製品だけではなく、それ以外のメーカー製品のサポートを受けたい人
それに対して、パソコンや周辺機器の基本的な設定や操作方法を問題なく理解できる人は、リモートサポートを契約し続ける必要はありません。リモートサポートが不要な方は、フリーダイヤル(0120-116116)に電話をして解約しましょう。さらに、NTT西日本エリアに住んでいる場合は、会員制プログラムである「CLUB NTT-West」に登録すれば、無料で電話によるリモートサポートの一部サービスを受けられるので、解約を前向きに検討して良いでしょう。
また、リモートサポートサービスに限らず、月々の利用料金を抑えるために、不要なオプションに加入していないかを定期的に確認しましょう。現在のフレッツ光の契約状況は、フリーダイヤル(0120-116116)に電話することで確認できます。