WiMAXの契約方法は大きく分けて、店舗で契約する方法とインターネットで契約申し込みする方法の2種類があります。申し込み方法によって利用開始までの期間や料金などが大きく異なりますが、毎月の月額料金やWiMAXの初期費用を安くしたいならネット契約をおすすめします。
この記事では、ネット契約・店舗契約それぞれの契約の違いを比較しつつ、おすすめの窓口を解説します。
WiMAXを店舗で契約する場合とネットで契約する場合の比較
WiMAXを店舗で契約する場合とネットで契約する場合のメリット・デメリットを下表にて比較しました。
申し込み窓口 | メリット | デメリット |
---|---|---|
店頭 (UQスポット(UQ専売ショップ)、家電量販店、auショップ) |
・即日で利用できる ・スタッフと対面で相談しながら申し込める |
・キャンペーンが少ない ・店舗まで行く必要がある ・混んでいると待つ可能性がある ・ネット窓口に比べて月額料金が高い(標準価格) |
Web |
・月額料金が安い ・キャンペーンが豊富 ・非対面で時間を気にせず申し込める |
・対面で相談できない ・端末を郵送するため利用まで数日~10日ほどかかる |
店頭申し込みは即日で利用開始できる、対面で相談できるなどのメリットがあります。ただし、ネットから申し込んだ場合でも利用開始までは最短2日~10日ほどであり、電話やチャットで契約に関して相談可能です。
そのうえ、店頭申し込みよりもネット申込のほうが数万円もWiMAXにかかる費用が安くなります。ネット申込のほうが人件費やショップ代がかからないため、キャンペーンやサービスが豊富で初期費用が安い、月額利用料が安いからです。そのほか、時間や場所を気にせず申し込めるのもネット申込のメリットです。
- 初期費用が安い
- 月額利用料が安い
- ネットから時間や場所を気にせず申し込める
ここでは、WiMAXのネット申込と店頭申し込みでかかる初期費用の差、月額料金の差、ネット申込の手軽さなどを紹介します。
初期費用が安い
WiMAXのネット申込は、店頭販売と比較して初期費用が安いです。キャンペーン特典が充実している場合が多いからです。たとえば、WiMAXのネット申込では、端末代金の15,000円が無料になるキャンペーンを実施しています。店頭申し込みでは、期間限定のキャンペーンなどを行っていない限り、家電量販店でもUQスポットでもauショップでもWiMAX端末を15,000円で購入する必要があります。
ネット申込で、Broad WiMAXやDTI WiMAX 2+などの端末代金無料の窓口から申し込めば、初期費用は契約事務手数料の3,000円のみです。
WiMAXの初期費用を安くしたい人は、端末代金無料の窓口のあるネットから契約しましょう。
月額利用料が安い
WiMAXの月額利用料は、店頭販売よりもWeb申込の方が安い傾向があります。WiMAXの月額料金は一律に設定されているわけではなく、申込窓口ごとに異なるからです。
窓口 | 月額料金(月間データ量上限ナシのプラン) | 3年間の合計支出※1 | |
---|---|---|---|
ネット | DTI WiMAX 2+ |
1~2か月目:0円 3か月目:2,590円 4か月目以降:3,760円 |
126,670円 |
Broad WiMAX |
利用開始月・1~2か月目:2,726円 3~24か月目:3,411円 25か月目以降:4,011円 |
128,500円 | |
GMOとくとくBB WiMAX 2+ |
利用開始月・1~2か月目:3,609円 3か月目以降:4,263円 |
モバイルルーター:128,769円 (キャッシュバック27,000円込み) ホームルーター:125,269円 (キャッシュバック30,500円込み) |
|
UQ WiMAX | 3,880円 | 143,560円 | |
店舗 | ヨドバシカメラ(家電量販店) | 3,880円 | 143,560円 |
UQスポット | 3,880円 | 143,560円 | |
auショップ | 4,292円 | 158,804円 |
※価格はすべて税抜き表示です。
※1 3年間の合計支出=(利用開始月から36か月目までの月額料金)―(キャッシュバック)
家電量販店やUQスポットから申し込むと、UQ WiMAX公式サイトと同じく月額3,880円と標準価格です。WiMAX利用料金の割引やキャッシュバックなどは特にありません。
ただ、家電量販店によっては、家電量販店で使える商品券(5,000円~15,000円)のプレゼントや指定の家電製品の割引など、独自のキャンペーンを行っていることがあります。商品券や商品の割引などは利用用途が限られるので、キャンペーン内容をよく確認しましょう。
auショップからの申し込みは月額4,292円と料金が高いうえ、UQ mobileの割引を利用できないのでおすすめしません。
ネット申込のDTI WiMAX 2+やBroad WiMAX、GMOとくとくBBでは、月額利用料の割引やキャッシュバックなどの独自キャンペーンがあるため、他窓口より3年間で約15,000円も安くなります。
その中でも、最も料金が安いWeb窓口は、DTI WiMAX 2+です。ただし、他社からインターネットを乗り換える人は他社解約金が還元されるBroad WiMAXのほうが安くなります。ネット申込の安い窓口は「WiMAXギガ放題プランのキャンペーンやサービス内容の比較」で解説しているので参考にしてください。
-
auスマホとセットで月額最大1,000円割引
- Webフォームからの購入で初期費用18,857円割引き
- 月額料金2,726円~。業界最安級
- 通信制限無し!
- 他社のりかえ時の違約金負担サービス!
時間や場所を気にせず申し込める
ネット申込では、お手持ちのスマホやパソコンから、時間を気にせずその場で申し込むことができます。店舗での契約では、ショップの営業時間内に来店する必要があったり、ショップまで足を運ぶ必要があったりしますが、ネット申込ならそういった手間はかかりません。また、店頭で申し込むと口頭で説明するため手続きに30分ほど時間がかかりますが、ネットでは文面で説明を読むので手軽に済ませられます。
ネット申込は、たとえばBroad WiMAXだとプランやキャンペーンを選択し、契約者の名前や住所、連絡先電話番号、メールアドレス、支払い方法(カード番号など)を入力するだけなので数分程度で手続きが完了します。
店舗に行くのが難しい人や手軽に手続きを済ませたい人はネット申込をしましょう。
WiMAXを即日で利用したい人や契約について相談したい人は店頭申込がおすすめ
ネット契約に比べて利用料金が高くとも、即日でWiMAXを利用開始したい人やWiMAXについてよく分からないので説明を聞きたい人、料金プランを相談しながら決めたい人は、店頭での契約がおすすめです。
店頭申し込みはWiMAXを即日で利用開始できる
店頭でWiMAXを申し込むと、端末をその場で購入して持ち帰れるので、契約したその日からWiMAXを利用できます。ちなみに、ホームルーターでも約218g、約50(W)×118(H)×100(D)mmとコンパクトなサイズなので、手軽に持ち帰れます。
一方、WebからWiMAXを申し込むと、端末を郵送するため、WiMAXを利用できるまで数日~10日前後かかります。申込日に当日発送してくれるWeb窓口でも、郵送のため関東圏でも最低2日は必要になります。即日でWiMAXを利用開始したい人は店頭申し込みがおすすめです。
Broad WiMAXでは東京・埼玉・大阪・愛知で店舗受け取りが可能
Broad WiMAXは、下記の5つのセンターで契約した当日に端末を店舗受け取りすることが可能です。
- 東京都(渋谷センター・秋葉原センター)
- 埼玉県(大宮センター)
- 大阪府(梅田センター)
- 愛知県(名古屋センター)
店舗受け取りをするには、Broad WiMAX申し込みフォーム内の「お客様情報入力欄」にて、「店舗受取り希望」にチェックを入れます。その後、通常だと営業時間外の申込みの場合は翌日、営業時間内の場合は2時間以内に「お渡し準備完了メール」が送信されるので、メールの案内に沿って店舗へ行きましょう。
渋谷センター:10:00~19:00(平日・土曜受付/日祝休み) 秋葉原センター:11:00~19:00(平日・土曜受付/日祝休み) 大宮センター:11:00~19:00(平日・土曜受付/日祝休み) 梅田センター:10:00~19:00(平日・土曜受付/日祝休み) 名古屋センター:11:00~19:00(月火木金土受付/水日祝休み) |
店舗受け取りをしても、通常の申込と同様の月額料金で、初期費用割引や乗り換えキャッシュバックなどの各キャンペーンを適用できます。ただし、口座振替は、渋谷センター・秋葉原センターでしか対応していないのでご注意ください。
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- Webフォームからの購入で初期費用18,857円割引き
- 月額料金2,726円~。業界最安級
- 通信制限無し!
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契約について相談するなら店頭申し込みがおすすめ
店舗契約であれば、販売スタッフと対面で契約内容についての相談や質問をしたり、WiMAX端末の実物を見たりできるので、契約や機器に関して不安な点を解消しやすいです。
Web申し込みは、店舗での契約のように対面でスタッフと相談することはできません。
ただし、UQ WiMAXやBroad WiMAXなど申し込み窓口によっては、電話やメール、チャットでの問い合わせに対応しているため、Web申し込みでも契約前にオペレーターに直接相談することは可能です。
じっくり相談するならUQスポットでの申し込みがおすすめ
契約についてじっくり相談したい人はUQスポットでの契約がおすすめです。
店舗のなかでも、UQスポットはWiMAX提供元のため、サポートを手厚く受けられるからです。UQスポットでは、WiMAX端末の不具合の対応、セキュリティ、グローバルIPアドレス取得などのサポートが充実しており、幅広く対応できます。
UQスポットは、auショップよりは店舗数が少ないですが、各都道府県に少なくとも1ショップはあります。
UQモバイル公式サイト「UQスポット一覧」から、近くのショップを探してみましょう。
来店する前に、「来店予約」をしてから行くと、優先的に案内されるので待ち時間を短縮できます。
UQスポット来店時に必要な持ち物
来店して契約するには、本人確認書類と月々の支払い方法を設定するための持ち物が必要になります。
本人確認書類となるのは、下記いずれか1点です。
- 運転免許証
- パスポート(2020年2月より発行の新型パスポートの場合は、補助書類が必要です。)
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証+補助書類
補助書類となるのは、公共料金証明書もしくは住民票です。本人確認書類の詳細はUQ WiMAX公式サイトをご確認ください。なお、本人確認書類や補助書類はコピー可です。
また、契約時に月々のWiMAXの支払い方法を設定する必要があります。支払い方法を下記のいずれかにするか事前に決め、必要な持ち物を持っていきましょう。
- クレジットカード払い(クレジットカード)
- 口座振替(金融機関キャッシュカード)
- (法人のみ)銀行振込
クレジットカード払いの場合は、申し込み時に携帯電話番号が必要となります。携帯電話番号はUQ mobileでなくとも問題ありません。
なお、WiMAXの端末を購入するために、現金15,000円(税抜)分、もしくはクレジットカードを持っていくのを忘れないようにしましょう。